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更新日:2022年01月14日

こんな意外なゲームが!?ポリコレに配慮した神ゲー5選

 

近年、「性別や国籍、身体的特徴といった違いを差別無く平等に扱おう」という流れがあります。一般企業でも意識しているところは多いですし、テレビや新聞といったメディア、公共施設での手続きでも配慮されるようになってきました。そして、その波はゲーム業界にも来ています。

それってポリコレに配慮しているってコト!?

「ポリコレは悪だ!」「表現の自由の侵害だ!」といった意見もありますが、ポリコレに配慮されていたり、そういった要素を含んだ作品にもゲーム史に名を刻む名作があります。むしろ、ポリコレ要素を取り入れることで表現の幅が広がる側面もあるのではないかと思うんですよね。

というわけで今回は、ポリコレに配慮した、ポリコレ要素を含んだ神ゲーを紹介していきます。

ポリコレに配慮した、ポリコレ要素を含んだ神ゲー5選

それでは早速ポリコレに配慮したり、ポリコレ要素を含んだ神ゲーを紹介していきます。意外な名作もあるかも!?

Life is Strange シリーズ

まず最初に紹介するのは、PS4などで発売されているLife is Strangeシリーズですね。

Life is Strangeは年末恒例のThe Game AwardsでGames For Impact賞など数々のタイトルを受賞した名作です。ストーリー最終局面での2択には心を揺さぶられたプレイヤーは多いはず。

この作品では『時を巻き戻す』能力に目覚めた女子学生マックスの青春を追体験することになります。マックスが特殊能力を持っていること以外は、ごくごく普通の等身大の女子学生が描かれているんですよね。

本作のストーリーの主軸は幼馴染のクロエとの関係性にあり、様々な出来事を通じて関係を深めていきます。

プレイヤーの選択次第ではクロエと恋愛関係(同性愛)に発展しますし、また一方ではウォーレンという男子学生と恋愛関係(異性愛)に発展する事もあります。これは分かりやすいポリコレ要素だと思います。こういったストーリー主体のゲームで恋愛対象の性別を自由に選べるのは画期的ではないでしょうか?

また、本作では『薬物の売人』といったアウトローな登場人物がいますが、必ずしも悪く描かれているわけではなく良い一面も描かれているんですよね。これも、「その人の一面だけ見て、全てを否定してはならない」というある種のポリコレでしょう。

かなり良く出来た作品なので、未プレイの方は一度遊んでみてはいかがでしょうか。レビューも書いているので参考にどうぞ(‘ω’)ノ

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続編のLife is Strange 2もポリコレ要素がある作品です。

主人公はメキシコ系アメリカ人ということで、人種差別が大きなテーマとなっています。

ストーリー冒頭で主人公は弾みで知人を失神させてしまうのですが、それを見た警官が殺人現場だと勘違いして銃を突きつけます。

主人公の父親が「息子はそんな事をしない!」と間に割って入るのですが、警察は丸腰の父親を安易に射殺してしまいます(メキシコ系移民への差別意識があったと思われます)。

父親の死にショックを受けた主人公の弟が、特殊能力に目覚め周囲を爆風で吹き飛ばし、その衝撃で警察官を殺害してしまいます。そして、2人は警察から追われる身に…。

といった感じで、人種差別が引き金になり2人を悲劇が襲い、それが終始続くんですよね。

前作と同じく同性愛・異性愛も描かれていて、国籍・人種も多彩です。

前作以上にポリコレ要素がガッツリ含まれた作品ですが、正直こちらはオススメはし難いです。

なぜなら、2人に救いが無さ過ぎるんですよね。マルチエンディングではあるものの、どれも2人が過酷な運命を辿る結末しか存在しないんです。

鬱ゲーが好きなら遊んでみる価値はあると思いますよ(‘ω’)ノ

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ペルソナ4

国産RPGとしてかなりの人気作であるペルソナ4(ペルソナ4ゴールデン)もポリコレ要素が含まれたタイトルと言えるかも知れません。

ペルソナ4では主要キャラクターの内面の葛藤が色濃く描かれています。

パーティーメンバーの1人である巽完二はヤンキーっぽい容姿や言動をしています。しかし、男らしくない一面にコンプレックスを抱えていて、それを巡るストーリーに結構な時間が割かれているんですよね。

完二のコンプレックスを具現化した存在である『シャドウ』は、いわゆる”オネエ”っぽく描かれていて、ポリコレに配慮するどころか性差別で炎上しかねない表現です。しかし、最終的に『男らしくない一面』を本人や仲間たちは受け入れます。表現方法には賛否あると思いますが、本質的にはポリコレに配慮し多様性を認めている作品と言えると思います。

また、完二ほどではありませんが白鐘直斗というパーティーメンバーもそう言った描写があります。直斗は自分が女性であることにコンプレックスを感じていて、男っぽい恰好をしていますね。そのせいか周囲からは『探偵王子』という通称で呼ばれています。

元々、ペルソナ4(ペルソナ4ゴールデン)はPS2とPS Vita向けのタイトルですが、現在はSteamでも配信されているので是非遊んで見てください(‘ω’)ノ

十三機兵防衛圏

十三機兵防衛圏は人類の終末を描いたアドベンチャーゲームですね。

最初はそこまで売れていなかったのですが、口コミで徐々に売れていき昨年の9月時点で国内20万本突破した名作です。PS4専用タイトルとして発売され、アドベンチャーゲームというマイナーなジャンルでこの売り上げは驚異的ですね。

本作では13人の主人公がカップリングされていくのですが(その理由はエンディングで判明)、どういうわけだか一組のカップルは男同士、つまりゲイのカップルです。

正直、これはポリコレではなくBL好きのいわゆる『腐女子』向けの設定とも言えなくないのですが、男女の異性愛を描くのであれば男同士の同性愛を描いてもおかしくないはずです。「性別に関係なく平等に表現している」という点ではポリコレに配慮していると言えるのではないでしょうか。

本作はとにかくストーリーの作り込みが凄くて、プレイヤーの意表を突く展開だったり、真相が少しずつ明らかになっていく感覚がたまらないんですよね。箸休め(?)のシミュレーションパートも爽快感があって良く出来ています。

アドベンチャーゲームとしてはゲーム史上最高の出来とも言えるクオリティなのでホントおすすめです。Swith版も2022年4月14日に発売されるようですよ(‘ω’)ノ

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リターナル

リターナルはPS5専用タイトルで、ローグライクTPSとして話題になった作品です。

正直、私はこれをポリコレに配慮した作品だとは全く思わないのですが、一部で騒がれているようなので一応紹介します。

一部でポリコレだと騒がれている理由は、主人公が年配の女性ということにあります。

「なぜ、オバさんが主人公なんだ!?ポリコレに配慮するな!」といった感じですね。もはやワケも分からずにポリコレだと騒いでいる人も多そうですね…(;^ω^)

なお、本作のストーリーは年配女性だからこそ成立するような内容となっています。若い女性ではこの深み出せない気がしますね。

また、ローグライクTPSとしてかなりクオリティが高く、『死にゲー』と言えるぐらいの鬼畜難易度ですが、思わず何度もトライしたくなる高い中毒性が魅力です。

PS5専用タイトルなのでまだ遊べる人は限られていると思いますが、2021年の隠れた名作だと思うので機会があれば是非遊んで見てください(‘ω’)ノ

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The Last of Us シリーズ

ポリコレ炎上騒動の代名詞とも言えるのがThe Last of Usシリーズの二作目であるラスアス2。レズビアンな主人公だったり、一般男性以上にガッシリした体格の女性だったり、坊主頭の女性などポリコレ要素のオンパレードだったわけですが、実は前作ラスアス1も同じくらいポリコレに配慮した作品です。

ラスアス1では主人公の知人にビルという男性がいて、序盤のストーリーに深く関わります。

ビルは同性愛者、つまりゲイという設定のキャラクターです。

ビルがゲイであることはパートナーの遺体を見つけることで明らかになるのですが、主人公のジョエルたちはそのことに特に触れるわけでもなく、ただただ普通にパートナーの死を気の毒に思うだけなんですよね。

ビルが同性愛者であることをあえて触れないのは、先ほど紹介したペルソナ4や十三機兵防衛圏とは異なり、明確なポリコレへの配慮だと言えるでしょう。

他にも、ラスアス1のDLCでは第2の主人公とも言えるエリーの恋愛模様が少し描かれていてレズビアンであることが発覚します。ラスアス2の主人公エリーの設定はここから来ているんですよね。

なお、個人的には炎上したラスアス2よりもラスアス1のほうがポリコレへの配慮度は高いと思います。

ラスアス2では同性愛や性的違和感を”トラブル”としてハッキリと描いていますが、ラスアス1はそういった要素を自然に盛り込んでいます。なので、ラスアス2は『問題提起』、ラスアス1は『配慮』という感じが強いです。

両作品ともゲームオブザイヤーを受賞し頂点に輝いた神ゲーなので、未プレイの人は是非遊んで見てくださいね(‘ω’)ノ

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ポリコレに配慮することは悪なのか?

「ポリコレに配慮することは悪い事なのか?」ということに対して個人的な見解を話します。

結論から言うと場合によると思います。

特定の誰かを不快にしないように配慮することは人として大切な事です。

しかし、誰かに強制されて配慮するものでは無いと思います。逆に、「ポリコレに配慮するな」と圧力をかけることも同様です。なぜなら、それらは表現の規制だからです。

なので、配慮するもしないもクリエイターの意思に基づくべきだと思います。

今回紹介した作品は、「発売前に誰かに圧力をかけられて内容変更を余儀なくされた」という情報は一切ありませんので、クリエイターの意思に基づく配慮だと言えますね。

ポリコレは意識せずとも配慮されるようになる

いずれ、ポリコレは意識せずとも自然と配慮されるようになるはずです。

人は順応する生き物だからです。

周囲にLGBTを公表する人が増えたり、グローバル化により外国人と接する機会が増えれば、そういった要素を無意識にコンテンツに取り入れようとするのは当然です。むしろ、周囲に色々な人種だったりLGBTが存在するのに、ゲーム中にあえて登場させないほうが不自然だと思うんですよね。

好みはあると思いますが、こういう社会的メッセージ性があったり、現実世界での問題を取り入れた作品は色々と考えさせられるものがあるので、これからも多様なタイトルが発売されることを期待したいですね(‘ω’)ノ

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