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更新日:2020年01月21日

【評価・レビュー】十三機兵防衛圏はゲーム史に残る神ゲーか?良い点・悪い点を解説

 

あなたは2019年の年末に発売されたPS4専用ソフト『十三機兵防衛圏』をもうプレイしましたか?

このソフト、Amazonレビューを見るとメチャクチャ評判が良いんですよね。星5つが75%を占めており、それでいてレビュー数も250件以上あるのでそれなりに信頼できる評価だと言えます。

なお、1月12日現在、口コミで評判が評判を呼び売り切れ多発している模様です(;゚Д゚)

私は以前に体験版をプレイしていて、かなり面白かったので製品版も遊びたかったのですが、いかんせん価格がかなり高かったので「もう少し安くなったら買おう…」と思っていたんですよね。でも、どうしても遊びたい衝動に駆られてしまい発売から1ヶ月後に定価で購入してしまいました(笑)

で、プレイした感想ですが、結論を言ってしまうと体験版では良ゲーでしたが、製品版をプレイして神ゲーに変わりました!いや~ホント楽しかった(*’ω’*)

というわけで、神ゲー『十三機兵防衛圏』を良い部分・悪い部分を含めレビューしていきます。

この記事の目次

十三機兵防衛圏の一番の魅力は複雑に入り組んだ『アドベンチャーパート(追想編)』

十三機兵防衛圏はアドベンチャーパート、戦闘パート、アーカイブパートの3パートで構成されているんですが、このゲームの核となる部分がアドベンチャーパート。これが本当に楽しく、ゲーム史に残るアドベンチャーゲームと言っても過言ではないと思います。

どんでん返しの連続!プレイヤーの意表を突く13人の主人公が紡ぐストーリー

アドベンチャーパートは基本的にはキャラクター同士の会話を進めていくことで進行するのでノベルゲームに近いのですが、キャラクターがいきいきとアニメーションしたりフルボイスで展開されるので、ノベルゲームが苦手な人でも話が頭にスッと入ってくるのは良かったです。

そして声を大にして言いたいのがストーリー構成の良さ。マジで凄いです。神がかっています(*’ω’*)

十三機兵防衛圏のストーリーには主に以下の要素が含まれています。

  • SF
  • 世界の終末
  • タイムトラベル、タイムリープ
  • 巨大戦闘ロボット
  • ジュブナイル(10代の高校生たちの物語)
  • 恋愛

これだけの要素が含まれており、さらには13人の主人公のストーリーが複雑に交差しているんですよね。そうであるにも関わらず、ストーリーが破綻しないのはまさに職人技だと思いました。

ストーリーは断片的に、しかも時系列はごちゃ混ぜに語られるので、最初はピンと来ないんですが、徐々に点と点が繋がって線になるんですよね。少しずつ謎が解けていく感じがたまらないんです。

そして、謎が解けたと思ったらどんでん返しが起き、それが全編を通して繰り返されるので、常に刺激があって飽きさせないんです。どんどんストーリーを読み進めてしまうんですよね。

ゲームシステムとしては目新しさは無いものの、ストーリー構成の良さで十分過ぎるぐらいカバー出来ている素晴らしい作品だと思いました(*’ω’*)

ノスタルジーを感じる緻密に書き込まれた美しいグラフィック

静止画でも独特な美しさを感じる本作のグラフィックですが、実は立体的にデザインされていてキャラクターが移動すると見え方が変わるんです。

特に印象的だったのが太陽光。日が落ちてく時の眩い感じがとてもノスタルジーを感じるんですよね。

また、先ほども言いましたが、キャラクターのグラフィックもとても精巧に作られていて、尚且つこれがとても滑らかにアニメーションするんですよね。

アニメーションパターンはかなり豊富に用意されていて、きちんと場面に合わせたアニメーションをするので、まるでアニメを見ている感じです。むしろアニメ以上の作り込みだと感じました。

人によっては複雑なストーリーの追い付けなくなるかも?

十三機兵防衛圏はその名の通り13人の主人公の物語が複雑に入り組みます。加えて時代背景もバラバラですし、同じ主人公でも回想が入ることが多いので時系列がメチャクチャになるんですよね。

ただ、これはあえてそういう風に構成されていて、ほとんどのプレイヤーが「ん?これはいつの時代の話?」と感じるようになっているんです。モヤモヤとしながらもストーリーを進めていくとパズルがカチっとはまっていく、その感覚が快感なんですよね。

このモヤモヤ感が苦手な人は本作は合わないかもしれません(;^ω^)

合うか合わないかは体験版をプレイして判断しましょう。「続きが気になる!」と思えば間違いなくオススメですよ!

フローチャートは1周目のプレイで全て網羅される

十三機兵防衛圏には主人公ごとにフローチャートがあり、ストーリーは分岐します。

ただし、ストーリーをクリアするには全ての分岐を埋める必要があるため、1周目のプレイで全てのシーンを見ることになります。

なので、クリア後に「別のストーリーを楽しみたい」という事は出来ません。そういう意味では物足りなさを感じる人はいるかも知れません。

しかし、「ボリューム不足か?」と言われるとそうでもなく、ストーリーをクリアするだけでも30~40時間かかるのでアドベンチャーゲームとしては結構なボリュームなんですよね。ただ、価格設定が高いので、そこは少し残念なところですね。

十三機兵防衛圏の戦闘パート(崩壊編)は超爽快感があるリアルタイムシミュレーション

十三機兵防衛圏には戦闘パートがあり、シミュレーションRPGっぽい感じの作りになっています。

シミュレーションというとハードルが高いイメージがありますが、本作は初心者でもすんなり遊べる作りになっているので安心です。

『スパロボ』のようなターン性バトルではなく、リアルタイムで状況が変化していくタイプで、アクション要素が高く爽快感があるシミュレーションとなっています。なお、コマンドを選択時は時間は止まるので、のんびり考えながらプレイすることが可能です。

体験版では微妙に感じた戦闘パートが製品版では印象が一新!

正直、体験版をプレイした時点では戦闘パートは微妙に感じたんですよね。なので、「途中で戦闘挟まるのはテンポ悪いし、アドベンチャーパートだけで良くない?」と思っていました…(;^ω^)

しかし、製品版をプレイして印象がガラリと一新しました。普通に楽しいヤツだと思い直しました(笑)

理由としては、製品版になって以下の要素が解放されたことが挙げられます。

  • 成長要素や新武装が解放
  • 戦績に応じてスコアが表示される
  • 手強い敵も登場するようになりスリルが味わえる

また、ストーリーを進めることで「どういう状況で戦闘をすることになったのか?」が判明し、感情移入出来るようになるのも戦闘が楽しくなった理由です。

他にも、最初は戦闘画面をチープに感じていて「なぜロボットを表示させないんだ?」と不満に思っていました。しかし、ゲームを進めていくと敵が圧倒的物量で攻めてくる場面があるので「あえてこういう画面デザインにしている」ということが分かります。また、エンディングを見ると「ストーリー的にもこのデザインで正解」だと思うんですよね。つまり、このデザインにしたのは『全て計算ずく』ということなんです。

ここからは個々の戦闘の要素をもう少し詳しく解説していきます。

成長要素や新武装が解放されると『無双』のようなド派手なバトルが楽しめる!

初期状態では使用できる武装は限られていて地味な戦闘になりがちですが、ゲームを進めて『メタシステム』を強化することで新たな武装が解放されます。

この新たな武装が実に強力で、画面を覆い尽くすようなド派手な攻撃を繰り出すことが出来たり、圧倒的な手数で敵を翻弄することも出来るのでメチャクチャ爽快なんですよね。

また、パイロットがレベルアップすることでスキルを習得できます。上手く複数のスキルを組み合わせて強力なボスを瞬殺出来た時の気持ち良さは半端ないですよ!(*’ω’*)

連戦によるスコア倍増でアドレナリン放出!

戦闘終了時にはリザルト画面が表示されますが、良いスコアが出せた時はやはり無条件に嬉しいですよね。

注目すべきは『連戦(SERIES BATTLE)』という項目。

本作では出撃したパイロットには『疲労』が溜まり、ピークに達すると出撃が出来なくなります。要するに、上手い具合にメンバーを交代して戦いに挑まなければならないんですよね。『休息』することで疲労は解消されますが『連戦』はストップします。

『休息』して堅実に攻略するか?
『連戦』でハイスコアを目指すか?

これが良いアクセントになっているんですよね。ついつい無茶な戦いに挑んでしまうんです(*’ω’*)

なお、スコアはストーリー進行やアーカイブの解放に必要な『ミステリーポイント』を得るのに必要です。また、本編クリア後は武装や機兵のカスタマイズに必要な『メタチップ』に換算することが出来ます。

戦闘を盛り上げるカッコ良すぎるBGMとSE

十三機兵防衛圏の戦闘パートで特にお気に入りなのがBGMとSEです。本当にカッコいいんですよね。

まずは以下の動画を見てみてください!

これはボス戦のBGMなんですがメチャクチャカッコ良くないですか?

戦況によって曲調が変わるんですが、3:50~の展開が最高に痺れますね!!

また、BGMだけでなく主人公たちセリフも良いですね。音がこもっている感じがオシャレなんですよね(*’ω’*)

他にもミサイルの着弾音やレールガンの発射音なんかにも気持ち良さを感じます。

この電脳世界のような画面デザインにとてもマッチしていて非常に完成度が高いと感じました。

操作説明や画面表示に不親切な部分も…

戦闘パートで残念に感じた部分もあります。それは操作説明や画面表示が不親切な点です。

武装についてのチュートリアルはあったりしてそれは良いんですが、それ以前の部分の説明が不足しているんですよね。

例えば、私は以下の要素をゲームクリア後に知りました(笑)

  • R3ボタン(右スティック押し込み)で戦闘の一時停止
  • 敵にカーソルを合わせて〇ボタンで敵の詳細情報を表示(一時停止中でも可能)

これを知らないと敵のHP残量がなんとなくしか分からないので、ザックリとしたプレイになってしまうんですよね。まぁ、ザックリとしたプレイでもクリア出来るのであえて説明を省いた可能性もありますが…(;^ω^)

他にも、ステータスの変化や敵の攻撃の予兆が分かり難いので、無敵状態の敵にうっかり攻撃をしてしまったり、知らぬ間に敵の攻撃で瀕死になっているということが何度かありました。

本編クリア後はやり込みモードも楽しめる!

本編クリア後にはやり込み用のステージが追加され、ひたすら機兵やパイロットを強化して強力な敵を倒すという楽しみが加わります。

あくまでおまけレベルとはいえ、ハクスラ的な楽しみが堪能出来るのは嬉しいですね。

というわけで、戦闘パートはこんな感じです。
体験版をプレイした段階ではここまでハマるとは思っていなかったので得した気分です(*’ω’*)

進行を妨げない配慮!戦闘パートは自由なタイミングで遊べる

体験版で遊べたプロローグ部分ではアドベンチャーパートと戦闘パートが交互に切り替わりながらだったので、ストーリーの進行の妨げになって若干ストレスだったんですよね。

しかし、プロローグより先からは戦闘パートをプレイヤーが好きなタイミングで進めることが出来ます(アドベンチャーパートの主人公選択もこのタイミング可能になります)。

これによって、ストーリーの進行を妨げられることなくアドベンチャーパートを進める事が出来たり、逆に戦闘パートだけを集中的に遊ぶことが出来るようになるので快適で良かったです。

私は戦闘パートを中盤、後半に分けて、まとめて一気にプレイしました(‘ω’)ノ

ただ、ストーリーのネタバレを防ぐ為にも、ある程度進行するとロックがかかり、例えば『崩壊編をエリア2まで進める』といった条件をクリアするまで先に進めないよう制限されることもあります。

クリアしただけでは終わらない!アーカイブ(究明編)で真相を知る

十三機兵防衛圏を骨の髄まで楽しむためにはアーカイブ(究明編)が欠かせません!これを見るかどうかで作品に対する印象は大きく変わるでしょう。

アーカイブ(究明編)は2つの要素で構成されています。

複雑に交差したシナリオを時系列に沿って再体験できる『イベントアーカイブ』

十三機兵防衛圏は非常に複雑に入り組んだストーリー構成なので、一度クリアしただけでは全容が理解できる人は少ないと思います。

おそらく意図的に、一度クリアしただけでは全容を理解できないように作っていると思うんですよね。イベントアーカイブをしっかり読み込むことで本当の真相に行きつくようにデザインされていると感じました。

もちろん、クリアした時点でも十分満足感が得られる内容なんですが、イベントアーカイブでストーリーを読み返すと新たな発見があるんですよね。

本編ではバラバラだった時系列が、イベントアーカイブでは整理された状態で見ることが出来るので、全く違った感じ方が出来るんです。

特にストーリー序盤は、真相を知った上で見ると別の作品を遊んでいるような印象を受けます(‘ω’)ノ

人物や世界観を深く知る『ミステリーファイル』

また、『ミステリーファイル』と呼ばれる辞典も膨大な量です。

ミステリーファイルの項目は戦闘パートのスコアに応じて得られる『ミステリーポイント』を使うことで解放されていきます。

項目はストーリーの進行に応じて加筆されていき、物語の真相に関することも書かれていたりするので、読んでて楽しいんですよね。クリア後はひたすら読み漁っていました(笑)

十三機兵防衛圏の得点

95 / 100

※この得点はどのくらいオススメなのかを表すものです。グラフィックやサウンドがイマイチでもそれを上回る魅力があれば高得点になります。

項目別評価

グラフィックス ☆☆☆☆☆
「PS4の性能を駆使したグラフィック」というわけではないが、洗練されたビジュアルはまさに職人技!
サウンド ☆☆☆☆☆
声優による演技、戦闘パートのBGMやSEは世界観にマッチしていて素晴らしい
熱中度 ☆☆☆☆☆
先が気になるストーリー展開、中毒性の高い爽快なバトルなど時間を忘れて夢中になれる
ボリューム ☆☆☆☆★
本編クリアで30~40時間ほど、トロコンするのに50時間。価格設定が高いので、それを考えるとボリュームは少なく感じる。6,980円だったら文句無し。
遊びやすさ ☆☆☆☆★
戦闘パートでの説明不足な部分が多く、クリア後に知った要素がいくつかあった。

十三機兵防衛圏の口コミ・評判

続いて十三機兵防衛圏の世間の口コミ・評判を見てみましょう。

といったかんじで、絶賛する声が非常に多かったです。

発売前はストーリーの破綻を心配したり、戦闘パートに不安を持っている人も結構いたと思うんですが、実際プレイした人はほぼほぼ大満足という意見が9割以上ですね。というより普通に検索しただけでは否定的な意見を見つけるのが難しいくらい…(笑)

十三機兵防衛圏は神ゲーです!世界観だけでも気になったらプレイすべき!

十三機兵防衛圏を購入しようか検討している人は、まずは体験版を遊んでみてください。体験版をプレイして「ストーリーの続きが気になる」と思ったら、製品版を購入して間違いありません!

先ほども言った通り、『どんでん返し』が何度も起こるので体験版で感じた以上の驚きが製品版にはあります。戦闘部分も製品版では出来ることが増えるのでかなり楽しめました。

ぶっちゃけ、体験版の調子でストーリーがラストまで進行してもかなりの良ゲーだと思いますが、製品版はそれを遥かに凌駕するんですよね。

私はトロコンするほどやり込まない主義なんですが、本作はトロコンするまでぶっ通しで遊んでしまいました。実はPS4ソフトでトロコンしたのは本作とSEKIROだけです。要するに十三機兵防衛圏はSEKIROと並ぶ神ゲーということです。

人を選ぶジャンルだとは思いますが、とことん練られたシナリオは本当に必見です。世界観に興味があるだけでも一度遊ぶ価値はありますよ!(*’ω’*)

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