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投稿日:2023年08月09日更新日:2023年10月07日

【評価・レビュー】第一印象最悪なゴーストワイヤー東京が神ゲーだった理由。良い部分、悪い部分まとめ

2022年3月25日の発売から1年半が経とうとしているPS5用ソフト『ゴーストワイヤー東京(GhostWire: Tokyo)』ですが、今更ながらプレイしました。発売日に購入はしていたんですが、実は積みゲー状態でした(;^ω^)

今回、クリアまでプレイしたのでレビューを書いていきます。

第一印象が最悪だったゴーストワイヤー東京が神ゲーになった理由

正直、ゴーストワイヤー東京をプレイして最初の印象は最悪でした。

酷過ぎる操作性に怒り

なぜかと言うと、デフォルトの操作性がクソゲー臭を感じさせる出来なんですよね。

導入ムービーの終わりに敵に襲われるのですが、操作性の悪さが原因で照準が定まらず、かなりストレスに感じましたし、危うくチュートリアルで死にそうになりました…(;^ω^)

発売直後は本当に操作性が酷かったらしく、発売1カ月後にはアップデートである程度改善されたようです。

しかし、私がプレイしたのはアップデートで改善された後なんですよね…。

それでこの操作性の悪さに直面して、「このゲーム、大丈夫だろうか…?」と不安になってしまったんですよね。

アップデートでスティック感度の調整も可能になったとのことなので、ゲーム開始から1時間ぐらいは色々と試行錯誤していました。

完璧とまではいかないものの、ある程度操作に慣れ、80点の動きが出来るようになってからは評価が一転します。

評価は一転、神ゲーに!戦闘、育成、探索が楽し過ぎる

「これ神ゲーでは!?」と思いました。戦闘、育成、探索が楽し過ぎるんですよね。

戦闘は『ステルス + シューティング』といった感じで、そこまで斬新というわけではないのですが、瀕死の敵に行う『コアを引き抜く』というアクションがメチャクチャ爽快なんですよね。

デュアルセンスによる触感と視覚的な破壊表現が上手く調和しているんです。『引き抜く』というよりは『捻じ切る』という感覚に近いんですがクセになります(笑)

難易度と育成のバランス感覚も絶妙で、適度に手応えのある難易度設定になっていて(難易度は選択可能)、「スキルを取って強化したい」と思わせる絶妙な加減なんですよね。

また、スキル自体も一段階成長させるだけでもハッキリ効果が分かるので、色々と試したくなるように作られています。

また、スキルの取得は一定のところでストップがかかり、『勾玉』というアイテムが必要になります。勾玉を手に入れるには、探索やサイドミッションをこなす必要になるので、探索する動機づけになっているんですよね。

マップ自体もかなり作り込まれていて、ここまでリアルに東京(渋谷)を再現したゲームは初だと思いますし、しかもオープンワールドで思った以上に広大です。『龍が如く』も東京を舞台にしていますがその比ではないですね。

オープンワールドゲームにありがちな『外から眺めるだけの建物』とは違って、建物の通路・階段も通行可能なんですが、収集アイテムが落ちていたりするのでちゃんと探索する意味があるんですよね。

中毒性の高いやり込み要素(大型アップデート、無料DLC)

また、大型アップデート(無料DLC)で実装された『蜘蛛の糸』という追加コンテンツの出来も凄いです。

これはいわゆるローグライクなダンジョン攻略型コンテンツで、ランダムに選出されるマップを攻略し、最深部の30階層を目指すというもので、死んだら最初からやり直しという内容です。

本編とは異なるスキルツリーが用意されていて、難易度も高く設定されているのでやり応え抜群です。

死んでも取得したスキルは引き継がれるので、『何度も死んで、少しつづキャラクターを強化しながら最深部を目指す』のが基本的なプレイとなる感じですね。

といった感じで、戦闘・育成・探索に重点を置いたオープンワールドゲームが遊びたい人にとっては、ゴーストワイヤー東京は神ゲーだと思います。

ゴーストワイヤー東京の良い部分

続いて、ゴーストワイヤー東京の良い部分をまとめていきます。

徹底的に作り込まれた東京・渋谷を自由に走り回れる

唯一無二と言える、現代の日本の都市・東京渋谷を舞台としたオープンワールドはそれだけでも魅力的です。

ゴーストワイヤー東京はそれだけでなく、密度の濃さも他のオープンワールドゲームを凌駕していると言っても過言ではないんですよね。

なので、ただ散策しているだけでも楽しいですし、無駄にマンションの通路を歩き回ったりしてしまいます。

また、主人公は霊能力を駆使して空中を飛び回る事も出来るので、縦にも横にも広がる渋谷を堪能出来るわけです。

また、作り込みが凄いので、各地に落ちている収集品を探すのも苦じゃないんですよね。

ジャパニーズホラー的な魅力的な世界観

これは好みもあると思いますが、ジャパニーズホラーな世界観も魅力的です。

現実に忠実な渋谷も良いですが、現実と非現実が入り混じったような空気感は独特な魅力があると感じます。

レイトレーシングを活用している数少ない作品

PS5でレイトレーシングを効果的に活用しているタイトルは意外と少ないのですが、ゴーストワイヤー東京は効果的に活用していると感じました。

従来の技術では難しかった『壁への映り込み』がレイトレーシングだと表現出来るので、雨に濡れたゴーストワイヤー東京の世界観にはとても効果的に使われていると思います。

上の画像のように、街頭ビジョンのアニメーションが壁にも反射する表現は、PS4では出来なかったんですよね。

慣れると爽快感抜群な戦闘

戦闘は『九字切り』によって発動される、三種の属性(風、水、火)の『エーテルショット』を武器に戦います。『弱点属性』のような概念はありませんが、それぞれ特性が違うので状況によって使い分けが必要になります。

また、攻撃方法はエーテルショット以外にもあり、様々な特殊効果がある『御札』や、ステルス向けの『弓矢』も織り交ぜて戦う感じですね。

ターゲットロック機能はありませんが、L2ボタンを押し込んでいる間はエイム補正がかかるので、FPSが苦手な人でも楽しめるはずです(私もFPSはあまり得意じゃないですからね)。

敵がダウン状態になると『コアを引き抜く』ことでトドメがさせますが、その間も敵からダメージを受けるので、その辺を考慮した立ち回りが必要になります。また、複数体ダウンを取れば、まとめてコアを引き抜くことも出来ます。

先ほども書きましたが、この『コアを引き抜く』というアクションがホント気持ち良いんですよね。これぞPS5のデュアルセンスの恩恵といった感じで、PS4ではこの気持ち良さは出せなかったと思います。

また、最近のアクションゲームには導入される事の多い『ジャストガード』もあり、タイミングもそこまでシビアではないので、慣れるとアグレッシブな戦いが出来ますよ。ジャストガードの恩恵を増やすスキルも有ったりするので、ジャスガ中心の立ち回りとかも楽しいと思います。

戦闘・育成・探索の調和が絶妙

これも最初に書きましたが、戦闘・育成・探索の調和が見事だと思います。

ゲームがメチャクチャ上手い人は別として、私みたいな普通のゲーマーからすると、戦闘・育成・探索が上手く繋がっていると感じるんですよね。

敵が強めなのでスキルを取って強化したくなりますし、強化すれば成長が目に見えて分かります。一定以上のスキルを得るには探索が必要になります。という感じでそれぞれの要素が連鎖するように活きているわけです。

これがもし、戦闘が簡単過ぎると育成する意味が無くなりますし、探索する目的も薄れてしまいますからね。別ゲーですが、FF16もこの辺りが上手く出来てれば、さらに評価が高くなったと思うんですよね。

ローグライクコンテンツ『蜘蛛の糸』が楽しい

大型アップデート(無料DLC)の『蜘蛛の糸』は戦闘とステルスに特化したやり込みコンテンツです。本編とは独立しているのでエンドコンテンツではないですが、実質似たようなものでしょう。

独自のスキルツリーを採用し、本編よりも難易度が高いので、キャラ育成がより楽しいです。

『不思議のダンジョンシリーズ』のようなローグライクな作りになっていて、最深部30階を目指します。当然、”死んだら最初から”ですが、取得したスキルは引き継がれるので、時間をかければゴールに辿り着けるはずです。

本編の方は全スキルを取得する頃にはだいぶ簡単になってきてしまうので、本編とは独立したコンテンツで新たに戦闘や育成を楽しめるのは嬉しいですね。

ゴーストワイヤー東京の悪い部分

続いて、ゴーストワイヤー東京の悪い部分をまとめます。

デフォルトの操作性が悪い

これがホント酷かったですね。

アップデートで改善され、自分でカスタマイズ出来るようになったとはいえ、デフォルトの操作感は他のFPSと比較するとかなり違和感があります。

画面酔いしやすい場面がある

これは上で書いた操作性にも関係する事ですが、思い通りに操作出来ないので、自分の操作と画面の動きにギャップが生じ、その違和感が画面酔いに繋がるんですよね。

ただ、これは操作に慣れてくれば画面酔いも改善されます。

また、一部のシーンでトリックアート的な演出が使われるので、三半規管がおかしくなりますね(私は美術館のトリックアートで酔います…w)。

昼間の時間帯を歩けない

作品の内容的に仕方がないとはいえ、街を探索出来るのは夜だけで、昼間は探索出来ません。

これだけ、作り込まれた渋谷の街並みだからこそ、昼間も歩きたかったですね。

ストーリーの描き方が不十分で感情移入しにくい

ストーリー自体は『連れ去られた妹を救う』という王道の内容ですし、演出も悪くないのですが、プレイヤーが感情移入出来るような作りにはなっていないと思いました。

『ある一夜に起きた事件』を描いたストーリーで、プレイヤーは主人公と妹の関係の深さを知らないので、感情移入のしようがないんですよね。

また、主人公の相棒であるKKとの関係も急に親密になり過ぎですね。出会った当初のKKは主人公を殺すのも何とも思わないぐらい敵対していましたが、少しストーリーを進めるだけで冗談を言い合える相棒になりますからね…。2人の掛け合いは楽しくて好きですが(笑)

本編のボリュームが少なめ

メインストーリーのボリュームは10時間程度なので、PS4の超名作マーベル スパイダーマンとそこまで変わらないのですが、先ほども書いたように一夜の出来事を描いたストーリーなので、プレイ時間以上にコンパクトに感じてしまうんですよね。時間経過が感じられる展開があれば、感じ方は変わったかもしれません。

ただ、育成・探索・収集だったり、無料追加コンテンツの『蜘蛛の糸』を含めると、100時間は楽しめると思います。

ゴーストワイヤー東京の得点

89 / 100

※この得点はどのくらいオススメなのかを表すものです。グラフィックやサウンドがイマイチでもそれを上回る魅力があれば高得点になります。

項目別評価

グラフィックス ☆☆☆☆☆
緻密に構築された東京渋谷と、レイトレーシングの活用した次世代グラフィックは必見
サウンド ☆☆☆☆☆
滴る雨音や、敵を粉砕する効果音などプレイを盛り上げてくれる
熱中度 ☆☆☆☆☆
戦闘、育成、探索どれも楽しく熱中できる
ボリューム ☆☆☆☆☆
メインストーリーは短めではあるものの、コンテンツ全体としてはかなりの量
遊びやすさ ☆☆☆★★
デフォルトの操作性だけはユーザー任せにせず何とかしてほしい

PS5ユーザーならゴーストワイヤー東京は一度は遊ぶべき意欲作

冒頭にも書いたとおり、発売日に購入して1年半ぐらいずっと積みゲーだったゴーストワイヤー東京ですが、予想に反してメチャクチャ面白かったです。

とにかく、戦闘、育成、探索の楽しさが突き抜けた作品だと思います。

欠点も少なくありませんが、「終わってみれば神ゲー」そんな感じですね。

現代日本を舞台にした質の良いオープンワールドゲームを遊びたいなら、PS5を購入してでも遊ぶ価値はあると思います。東京を舞台にしたオープンワールドゲームは唯一無二ですからね。

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