早くも年末ということで、いよいよThe Game Awards 2020のGOTY(ゲームオブザイヤー)が発表されますね。
本日11月19日にGOTYノミネート作品が発表されたので、どの作品が受賞をするのか予想したいと思います。
この記事の目次
2020年GOTYノミネート作品一覧
2020年GOTYにノミネートしたのは以下の6作品とのことです。
- あつまれ どうぶつの森(任天堂)
- DOOM Eternal (id Software/ベセスダ・ソフトウェア)
- ファイナルファンタジーVII リメイク(スクウェア・エニックス)
- ゴースト・オブ・ツシマ(サッカーパンチ/SIE)
- Hades (Supergiant Games)
- The Last of Us Part II (ノーティードッグ/SIE)
あつまれ どうぶつの森
私はSwitchユーザーではないので『あつ森』の面白さを知らないのですが、売り上げ本数だけ見ればダントツ1位ですね(世界で2,604万本売上)。
正直、人気なのは日本だけでここまで海外で売れているとは知りませんでした…(゚Д゚;)
DOOM Eternal
DOOM Eternalは未プレイで前作はプレイ済みです。メチャクチャ偏見ですがDOOMがGOTYのノミネートに選ばれるのは意外でした。あつ森とは真逆で日本ではほとんど話題にならなかった作品ですからね…( ;∀;)
前作をプレイした限りではスポーツ系FPSとしては抜群に楽しいですし、血みどろな戦いは唯一無二の魅力だと思います。ただ、日本人的にはいまいちGOTYノミネートという実感が無い作品です。
ファイナルファンタジーVII リメイク
多くのファンが待ち望んだファイナルファンタジーVII リメイク、期待を裏切らない素晴らしい出来だったと思います。
ストーリーもオリジナル版に忠実でありながらも、ファンが驚くような展開も用意されていたりして非常に満足度の高い内容でしたね。
ゴースト・オブ・ツシマ
日本の対馬を舞台にしたオープンワールドゲームということで、日本人的には感慨深い作品だったと思います。
雄大な自然の中を愛馬で駆け巡る疾走感、黒澤映画をリスペクトした時代劇風な剣戟、古き日本の価値観がベースとなる特徴的なストーリーなど見所が多い作品です。
Hades
このタイトルは未プレイですが、インディーズ作品として高い評価を得ていて、『INDIE Live Expo』で大賞を受賞した作品です。
ローグライクなやり込み要素が高いアクションRPGといった感じで中毒性が高そうですね。アクションも軽快で爽快感があり楽しそうです。
The Last of Us Part II(ラストオブアス2)
ラストオブアス2はゲームの枠を超えて論争が繰り広げられるなど色んな意味で話題になった作品ですね。
圧倒的なグラフィックと演出はもちろんの事、とにかく感情の揺さぶりがすさまじく、良くも悪くも多くのプレイヤーを夢中にさせた超大作です。
マジでおすすめ!GOTYノミネート以外での注目作
GOTY受賞作の予想の前に、惜しくもノミネートから外れてしまった作品を紹介します。
The Game Awards 2020ではGOTY以外にも様々な賞があるのですが、その中にBest Narrative(ベストストーリー賞)というものがあり、そのノミネート作品のうちの1つをピックアップ。
その作品とは『十三機兵防衛圏』です。
販売:アトラス、開発:ヴァニラウェアの純国産ゲームですね。
マイナーな作品なので発売当初はそこまで爆売れしたわけではありませんが、口コミで評判が広がりじわじわ売れているんですよね。現在では1407件の評価があり、そのうち81%が最高評価という異例の高スコアとなっています。
内容的にはテキストを読み進めるタイプのアドベンチャーゲームですね(ノベルではなくキャラクター同士の会話でストーリーが展開します。もちろんフルボイス)。
とにかくストーリー構成が素晴らしく、これほど先の展開が気になる作品はまず見かけません。
水彩画のような独特なグラフィックと滑らかなキャラクターアニメーションは素晴らしく、ノスタルジックな世界観もたまらないんですよね(*’ω’*)
また、BGMも印象深いものばかりで、特にバトルシーンでの熱いBGMは胸が高鳴ります(お気に入りの1曲を載せておきます)。
個人的には今年のGOTY受賞でも良いぐらいの神ゲーなので、気になる方は是非遊んでみてください(‘ω’)ノ
2020年GOTYを予想!受賞するのはこれだ!
さて、2020年GOTYの予想ですが、どれもクオリティの高い作品なので、観点次第ではどれもGOTYを受賞する可能性はあると思います。
個人的な予想としてはラストオブアス2がGOTYを受賞すると予想します。
ラスアス2はストーリー的に賛否が大きく分かれた作品でもあるので、「こんな作品はGOTYにふさわしくない!」と思う人も多いと思います。しかし、個人の好き嫌いは作品良し悪しには直結しないと私は考えます。なぜなら、私は世界中から評価されている『スターウォーズ』や『ハリーポッター』が好きではないからです。GOTYは人気投票ではないのです
重要なのは好き・嫌いではなく心を動かされた事実だと思います。これについてはラスアス2をプレイしたほとんどの人に当てはまるはずです(そうでなければ熱量のある批判的なレビューは書けませんからね)。
私はゲームでここまで心を揺さぶられた作品は過去にありません。それぐらい衝撃を受けた作品でした。ゲームの表現レベルを超えているんですよね。
そういう意味ではラスアス2は非常に革新的な作品だったので、GOTY受賞は妥当だと思います。
もちろん、ゲーム性も隙が無い作りになっていて、ステルスアクションや銃撃戦は格段に進化し最上級のクオリティに仕上がっています。そういう点でもラスアス2が選ばれると思います。
しかしおそらく、日本では特にゴーストオブツシマやFF7リメイクを選ぶ人の方が多いと思います。しかし、私はそうではありませんでした。
なぜなら、ゴーストオブツシマは非常に良く出来た作品ではあるものの、日本が舞台でなければ他のオープンワールドゲームと大差無い内容ですし、アクション部分でも粗が目立ちました(カメラワーク等の問題)。また、直前にラスアス2が発売されたこともあり、ストーリー的にも印象が弱く感じてしまったんですよね。「誰もが90点以上を付けるが100点は付けない」そんな感じなんです。
また、FF7リメイクは個人的には最初から最後までかなり楽しめたのですが、分作ということでストーリーが未完結ですし、ここまで楽しめたのはオリジナル版の思い出補正があるからだと思います。思い出補正抜きで考えると、ラスアス2やツシマには届かない印象ですね。
Golden Joystick Awards 2020ではラスアス2が最多受賞!
11月25日、The Game Awards 2020に先駆けて、Golden Joystick Awards 2020のGOTYが発表されました!
Golden Joystick Awards 2020のGOTYに選ばれたのは予想どおりラストオブアス2でした!しかも、最多5部門での受賞とのこと。
Golden Joystick Awards 2020はユーザー投票型のアワードなので、ラスアス2はメディアだけでなくユーザーからも多大な支持を得られたという証明になりましたね(*’ω’*)
『好きなゲーム部門』とかがあればゴーストオブツシマが最有力候補に挙がったかと思いますが、項目ごとに採点していくとラスアス2に軍配が上がるのは致し方ない気がしますね。
おわりに
というわけで今回はThe Game Awards 2020のGOTY受賞作品の予想をしたわけですが、いかがでしたでしょうか?
ちなみに2019年のGOTYはSEKIROが選ばれたわけですが、SEKIROも発売当初は評価が割れていたんですよね。ネガティブな意見が多く、Amazonで最も評価されたレビューが下記で1609人が「役に立った」と答えているんです。
そんな、SEKIROがその年のGOTYを受賞をしてしまうわけですから、賛否両論のラストオブアス2がGOTYを受賞することは何ら不思議ではないと思います(‘ω’)ノ
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今年のGOTYを予想しました(‘ω’)ノ
あなたならどれを選びますか?2020年GOTY予想!FF7R、ラスアス2、ゴーストオブツシマ…どれになる? https://t.co/VtYzsqUbic
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