ゲーム
投稿日:2022年10月03日更新日:2023年03月17日

仁王の続編?『Wo Long: Fallen Dynasty』をプレイした正直な感想【口コミ・評判】

皆さんはコーエーテクモゲームスの新作『Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン:フォールン ダイナスティ)』の体験版を遊びましたか?

ウォーロンは『仁王』シリーズの後継作品とも言えるタイトルとなっていて、PS5などの一部機種で体験版が配信されました(期間限定だったため現在は終了しています)。

追記:
2023年2月24日~3月27日まで製品版の序盤が遊べる最終体験版がリリースされました。こちらはPS5だけでなくPS4などのプラットフォームにも配信されています。

今回はウォーロン体験版をプレイした感想や、製品版に向けての要望などをまとめていきます(‘ω’)ノ

Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン)は仁王でもダクソでもない新機軸の死にゲー

先ほど、ウォーロンは仁王の後継作品と言いましたが、基本操作はそれに近いのですが、立ち回り方は大きく異なる印象でした。

攻撃主体の立ち回りが求められる

仁王やダークソウルシリーズは距離を取り、敵の動きを見て、隙を突くといった防御主体のゲーム性だと思うんですよね。

一方で、ウォーロンは積極的な攻めが求められる攻撃主体のゲーム性になっていると感じました。間合いを取ると不利になるんですよね。

この感覚は攻めることで体力回復が出来るブラッドボーンや、積極的な行動が”体幹”を削るSEKIROに近いかも知れません。

ちなみに、ウォーロンのプロデューサー山際眞晃さんは、ブラッドボーンのプロデューサーも務めていたので、ある意味メーカーを超えたコラボという事になりますね(‘ω’)ノ

速い戦闘スピードと攻撃の多彩さ

ウォーロンのゲームスピードはこれまでの死にゲーよりも速く、攻撃方法も多彩なので、とてもアグレッシブな戦闘が繰り広げられる印象ですね。

ウォーロンにもダークソウルのようなスタミナの概念(気勢)はあるものの、通常攻撃では消費しないのでひたすら攻め続けることが出来るんですよね。もちろん、それでは手痛い反撃を食らってしまうのでゴリ押しは出来ませんが、相手の動きを見切れば怒涛の攻めも可能といった感じでしたね。

また、『武技』『仙術』といった攻撃スキルもスタミナ(気勢)を消費するだけなので実質使い放題です。これらは意外と使い勝手が良く、通常攻撃との組み合わせ方次第で多彩な立ち回りが出来そうです。

化勁(パリィ)が攻撃の起点

ウォーロンの戦闘では化勁(パリィ)がかなり重要です。

SEKIROの『弾き』は必須というかゲーム性の根幹とも言えたわけですが、ウォーロンの化勁もそのぐらい重要です。

SEKIROよりもシビアなタイミングが求められるので慣れが必要ですが、慣れれば爽快な戦闘が楽しめるといった感じでしたね。

仁王で好評を得たハクスラ要素はウォーロンでも健在。しかし・・・

ウォーロンでは仁王で好評だったハクスラ要素を採用しています。

体験版を遊んだ限りでは、武器や防具のレベル(+値)や、同じ武器・防具でも異なる特殊効果が付加されていました。

ただ、仁王に比べるとハクスラ要素は控えめになっていて、装備の更新は必要最小限で済ませられるように調整されていると開発者が言っていました。『死にゲー』ならではのアクション部分をじっくりと楽しんでもらいたいという意図があるようです。

個人的には1周目ではアクション部分を重点的に、周回プレイでは仁王レベルのハクスラ要素を重点的に楽しめるようにしてほしいですね。やはり、コエテクの『死にゲー』の特徴は、じっくりやり込めるハクスラ要素にあると思うので。

ウォーロン体験版で感じた不満点や要望

続いて、ウォーロンの不満点や要望を羅列していきます。

”敵の動きを観察する”という立ち回りが難しい

『死にゲー』においては敵の動きを観察することは重要です。しかし、ウォーロンではこれが困難だったりします。

仁王やダークソウルでは敵と距離を取ればスタミナが回復するのですが、ウォーロンではスタミナ(気勢)がほとんど回復しません。減った気勢を回復するには攻撃をするか、化勁(パリィ)をするしかないのです。

必然的にボス戦なんかでは、敵の動きを観察したいのにリスクのある行動を取らないといけないので、観察出来ず死んでしまうんですよね…。

このあたりの仕様は、仁王やダークソウルに合わせたほうがより楽しめると思いました。

操作がシビアで思い通りの行動が取れない

仁王やダークソウルに比べると操作性がシビアに感じました。

化勁(パリィ)について

タイミング自体は仁王やダークソウルと大差ないのですが、使用頻度が多過ぎるんですよね。それこそSEKIROの『弾き』並みに使用を強いられます。だったら、タイミングもSEKIRO並みに緩くしてほしいと思いました。

2月25日に配信された最終体験版では、SEKIROほどではないもののタイミングがだいぶ緩くなったと思います。これならパリィが苦手な人でも十分楽しめると思います。

コツとしては、ガードを構えた状態で敵の攻撃をギリギリまで引き付けから化勁を発動するようにすると良いと思います。そうすると、化勁が間に合わなくてもガードは行われるので失敗した時のリスクを抑えられます。

回復アイテムの使用について

回復アイテムの先行入力が短すぎるのか、先行入力が効かないタイミングがあるのか分かりませんが、回復ボタンを押したのに反応しないという事が何度もありストレスに感じました。

こちらも最終体験版で改善されたと思います。

先行入力がある程度効くようになったので、「ボタンを押しても回復できない」という事は無くなりました。

△+〇ボタンのアクションについて

△+〇ボタンで神獣の召喚が行えますが反応しないタイミングがありました。

下記動画の3:20~で変な動作をしていますが、ボタンを押しても召喚が出来ていない為です。

こちらは使用頻度の問題で検証不十分ですが、こちらもおそらく改善されたと思います。

カメラが操作キャラクターに近い

上の動画を見てもらうと分かりますが、仁王やダークソウルと比べてカメラが操作キャラクターに近いことが分かるかと思います。

臨場感を演出するためだと思いますが、どうしても遊びやすさが犠牲になってしまいますし、1つのミスが死に直結する『死にゲー』である以上、従来のカメラワークが良いと思いました。

ガードに成功したか判別しにくい

ガードに成功したか判別しにくいです。その為、気付いたら瀕死になっていたという事も何度かありました。

ガード成功時のエフェクトや音をもう少し強調すれば快適に遊べると思います。

PS4版向けに体験版が配信されなかったのは残念

これはゲーム性の不満ではないですが、PS4に向けて体験版が配信されなかったことは残念ですね。

多くの意見を取り入れる為の体験版なのに、ユーザーが特に多いPS4向けにリリースされていないのは勿体ないと思います(開発が間に合わなかったという事情もあると思いますが…)。

Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン)の海外メタスコア

世界中のメディアのレビューをまとめたMetacriticのメタスコアは83点となかなかの高評価でした。

先日発売されて絶賛された『ホグワーツレガシー』が84点だったので、それに匹敵する評価の高さですね(*’ω’*)

レビューの内容を要約すると、

  • 仁王』と『SEKIRO』を組み合わせたゲーム性
  • 困難を乗り越えた時の達成感が堪らない
  • シリアスで興味深い三国志のシナリオ
  • スムーズでレスポンスの良い操作性が気持ち良い
  • ゲームバランスや技術的な改良の余地あり

といった感じでした。

Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン)の口コミ・評判

ウォーロンをプレイした人の口コミ・評判をまとめしました(発売前なので体験版をプレイした感想になります)。

めちゃ楽しい!

とにかく難しい…!

といった感じで、『楽しい』と『難しい』で意見が大きく二分している印象でした。

ただ、『難しい=つまらない』と捉えている人はほぼいなくて、何度もチャレンジしたくなる中毒性があるようですね(‘ω’)

Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン)はオススメか?

というわけで、ウォーロンの体験版をプレイした感想をまとめました。

2023年2月24日に配信された最終体験版をプレイした限りでは、2022年に配信された先行体験版よりも遊び易くなっていました。

難易度的には仁王2と同じぐらいだと思います。

ただ、戦闘のリズムが仁王ともダークソウルとも違うので、それに慣れるまではかなり苦戦すると思います。チュートリアルでさえ突破が難しいと感じるでしょう。しかし、リズムに慣れてチュートリアルを突破出来ればそこまで難しいとは思いませんでした。

手応えのあるアクションゲーム、死にゲーが好きな人ならオススメです。

» AmazonでWo Long: Fallen Dynastyを購入する
» 楽天でWo Long: Fallen Dynastyを購入する

追記:
ウォーロンのクリアレビューも投稿しました。もし良かったらこちらの記事もご覧いただけると嬉しいです。

【評価・レビュー】ウォーロンをクリアして感じた良い部分、悪い部分まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事のご意見・ご感想は下記ツイートに返信お願いします!

今注目のPS5・PS4ソフト

PS5本体の購入・予約はこちら

Amazonでも普通にPS5が購入可能になりました(一部のエディションを除く)! PS5に最適化したゲームはロード時間がほぼ無いので快適なプレイが楽しめますよ!