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投稿日:2023年07月04日更新日:2023年07月26日

【評価・レビュー】FF16は神ゲーだったのか?各要素を徹底分析・レビューします【クリア後の感想】

PS5専用タイトル(6カ月間の独占販売)『FF16(ファイナルファンタジー16)』の発売からしばらく経ちますが、多くの人がそろそろクリアする時期だと思います。

私もようやく一通りクリアしたので、今回はレビューを書いていきます。

先日、冒頭部分をプレイした感想も書きましたが、そちらと内容が重複する部分と、本編をプレイして印象が変わった部分もあるので、各要素を徹底分析・レビューをしていきます(‘ω’)ノ

この記事の目次

FF16は率直に言って神ゲーか?クソゲーか?それとも…?

詳細なレビューをする前に、全体を通してのFF16の率直な評価をします。

個人的には、ストーリー前半は神ゲー、後半は良ゲーといった評価ですね。

もちろん、前半にも欠点はあるのですが、それを感じさせないほどストーリーへの没入感が強かったです。

後半は、良くも悪くも『いつものFF』という感じなので、ちょっと新鮮さに欠ける印象でした。

序盤から中盤にかけての単調なサブクエだったり、一部の操作性(ロックオン切り替えや移動の遅さ)の悪さなどクソゲー的な要素も無くはないですが、全体からすればほんの一部です。

メインストーリーは常に続きが気になる内容でかなり没頭できました。普通に楽しかったですね。一気にエンディングまで進めたくなる魅力はあります。

それでは、各要素について詳細に解説していきます。

FF16のストーリー・演出はかなりクオリティが高い。しかし、好みが分かれる部分も…

ストーリーに関しては、吉田プロデューサーが「FF16はストーリーに全振りした」と豪語するだけあってクオリティはかなり高いです。

ただ、その一方で「あれ?」と首を傾げてしまうような演出があったのも事実ですね。

いくつかの要素ごとに解説していきます。

人権、戦争、環境破壊にフォーカスを当てた、ダークで過酷でリアルなストーリー

まず、ストーリーや演出について良かった部分から話します。

生々しい表現がリアリティを生む

発売前から言われていた通り、FF16は過去作品とは違ってダークに描かれています。

それを分かりやすく表しているのが、敵を『倒す』から『殺す』という表現に置き換えられたという点にあります(あくまでニュアンスの話です)。

これまでのFFシリーズだと敵を倒すことに『重さ』を感じることは無かったのですが、今作は重くドロドロとした憎悪を感じさせる場面が多いんですよね。

主人公クライヴは、とあるボス戦で「死んで償え!」と明確な殺意を見せて挑むのですが、ここまで殺意を見せる主人公は、FFはおろか他の作品でもかなり珍しいと思います。

ビジュアル面でも生々しい流血表現が多用されていて、よりダークな世界観を際立てるだけでなく、人間の負の感情をリアルに描くことに成功していると思いました。

ただ、ストーリー中盤ぐらいからはダークなテイストは控えめになって、”皆が知っているFF”にシフトしていくのですが、個人的にはダークなテイストで最後まで行ってほしかったですね。

現実とリンクする社会問題(人権、戦争、環境破壊)

また、ストーリーの主軸には人権、戦争、環境破壊といった現実世界にも当てはまる問題をテーマとしています(今風に言うなら『ポリコレ』や『SDGs』ですね)。

『ベアラー』と呼ばれるクリスタルに頼らず魔法の力を使える人種は、差別的な扱いを受け、奴隷や道具として生きています。

ベアラーは自身の命を削ることで魔法を使うのですが、ストーリー前半のとあるサブクエでベアラーへの扱いの酷さを目の当たりにしました。

魔法を多用して絶命したベアラーを見た”飼い主”である少女が、「なんだ、もう壊れちゃったの?ちょっと魔法使わせただけなのに」と言い放つんですよね…。

現実のSNSでも、『人を人だと思わないような発言』をする人がいるので、考えさせられるものがありますね。

ちなみに、そんな少女に対しクライヴは「君のお父さんやお母さんが死ぬのと同じだよ」と教えると、少女は理解し悲しみに暮れていました。

そのベアラーは救われませんでしたが、少女の考えを改めるきっかけとなる、ある意味救いのあるイベントでしたね。

他にも戦争の残酷さだったり、それぞれ立場での正義が描かれているのもリアルで良かったです。

また、今作のクリスタルは石油や原発といったエネルギー資源(エーテル)として描かれていて、それを巡って戦争が起きたり、クリスタルの乱用によるエーテル枯渇よって環境破壊が起こるのも、現実世界とリンクしていて考えさせられます。

“善行”が正しいとは限らないのもリアル

主人公クライヴはベアラーの人権を守るために戦っているわけですが、普通に考えればベアラーからは感謝される善行です。

しかし現実は残酷で、必ずしも報われるわけではありません。それどころか恨まれることすらあるんですよね。

そういった一幕があったので簡単に紹介したいと思います。

今風に言うならクライヴは『人権派』であり、その逆の『体制派』からは敵視されているわけです。

FF16の世界では武力がモノを言うので、体制派はクライヴの活動を阻止すべくクライヴの命を狙います。

そこで利用されるがベアラーなんですよね。クライヴをおびき寄せる為のエサとしてベアラーが使われるわけです。

クライヴはベアラーを守るために戦っているわけですが、それによって犠牲になるのはベアラーなんですよね。

「人権を得たい」とクライヴに賛同するベアラーもいますが、「犠牲になるぐらいなら今のままの方がマシ」というベアラーもいるわけです。

現実もこれと同じで、政策で恩恵を受ける人もいれば、逆に不利益を被る人もいるんですよね。

こういう社会風刺的な要素は好き嫌いが分かれる部分だと思いますが、個人的にはかなり好きです(社会風刺と言えばペルソナ5が有名ですが、最近配信規制が解除され、プレイする配信者が増えましたね)。

人物の描写が秀逸で、どのキャラクターも魅力的

FF16のキャラクターはどれも魅力的だと思いました。

  • 絶望し錯乱する主人公クライヴ
  • 怒りに震えるヒロインのジル
  • 愛する人との別れに気丈に振舞うディオン
  • 甥との再会に涙を浮かべ言葉を詰まらせるバイロン
  • 息子を失い狂気に染まるアナベラ

声優やモーションアクターの演技力の賜物でもあると思いますが、感情表現が秀逸なんですよね。

例えば、今作のヒロインであるジルは、今までの平和的・建設的なヒロインと違い、殺気立っているだというか、怒りや憎悪を行動に表すんですよね。

もちろん、ヒロイン的な一面も見せますが、男性キャラクターのような描かれ方をされることも多く、それがキャラクターを引き立てていると感じました。

また、宗教国家ザンブレクの皇子ディオンは、いわゆるLGBT当事者として描かれているのですが、最後の決戦前、愛する人との別れに気丈に振舞う姿は、LGBT当事者ではない私から見ても泣ける良いシーンでしたね。また、作中で一二を争う格好良いキャラクターだと思います。

あと、登場人物が命を削りながら戦う描写も多く、『この戦いにかける想い』みたいなものがひしひしと伝わってくるのも良かったです。

ちなみに、おそらく多くのプレイヤーはクライヴの母親アナベラを嫌いだと思いますが、個人的にはキャラとして好きですね。今作のMVPだと思います。

言ってしまえば小者であり普通の人間ですが、そういう人が狂気に染まり錯乱する描写は、逆に不気味でダークな世界観を作り出すことに貢献していると感じるからです。

あれ?と思わせるダークな世界観に合わない演出も…。

続いて、ストーリーや演出で違和感を感じた部分について話します。

それは召喚獣バトルを始めとするボス戦です。

ボス戦は大迫力で演出もかなり凝っているんですが、そこだけダークファンタジーじゃなくてドラゴンボールのような少年漫画風なんですよね…。

一番最初のフェニックスとイフリートの戦いは、ダークファンタジーに合った演出とBGMでかなり好みだったんですが、中盤ぐらいからは明らかにテイストが変わってBGMもロック調になったりで、作品全体の統一感に欠ける印象を受けました。

召喚獣が合体して宇宙空間で戦ったりもするので、ドラゴンボールを通り過ぎてもはやガンダムの世界なんですよね…。

個人的に一番違和感を覚えたのが、ラスボスへのトドメの一撃(通称、くたばれ999999パンチ)ですね。

クライヴが渾身のパンチをラスボスの顔面に放つのですが、顔面がどアップになり顔を歪ませクソでかフォントで『999999』とダメージ表示がされるので、もはやギャクにしか見えなかったんですよね。

カンスト表示はFFシリーズ恒例のネタなので、ファンサービスだとは思いますが、何故ラストでこれをやったのか不思議でなりません…。

その後はエンディングに移行するわけですが、ギャグ展開から急にダークでシリアスな展開に戻り、米津玄師の悲壮感漂う歌が流れ出すので、悪い意味でギャップが凄かったです…。

FF16は全体的にダークなだけでなく、性描写も多めで大人向けの内容なのに、少年漫画っぽい演出を入れる必要があったのかと疑問に感じますね。

もちろん、「ダークテイストも少年漫画テイストも両方楽しめるなんてお得じゃん!」という人もいると思うので、そこは好みなんでしょうね。

エンディングのネタバレ考察も投稿しているので、興味がある方はこちらもご覧いただけると嬉しいです。

エンディング後、クライヴや仲間はどうなった?FF16ストーリー考察【ネタバレ】

FF16の戦闘は爽快でスタイリッシュ。ただ、初心者に対する配慮が過剰すぎる面も…

続いて戦闘ですが、こちらも一長一短で賛否あると思いました。

素材は良いけど上手く調理出来ていないといった感じですかね。

詳しく話していきます。

初心者から上級者まで、誰でも爽快な戦闘が楽しめるのは良い

FF16の開発にはニーアオートマタデビルメイクライを開発したプラチナゲームズが関わっていることもあり、今作の戦闘システムはそれらの作品にかなり近く、スタイリッシュで爽快なバトルが楽しめます。

操作自体もクセが無く、思い通りに動いてくれるので気持ちが良いです。

難易度設定や操作サポートも充実しているので、アクションゲームが苦手な初心者でも難なく楽しめるのは良いと思いました。

また、操作を極めれば怒涛のコンボで敵を圧倒したり、独自の連続技を編み出したりも可能なので、上級プレイヤーも満足の内容に仕上がっていると感じました。

ボス戦の強制イージーモードには疑問

ボス戦は初心者への配慮なのか、負けて再選するとボスのHPが減った状態で始まるんですよね。

また、ボス戦にはチェックポイントがあるので、例えば、残りHPが3分の1のところで負ければ、そこから再スタートさせてくれます。

これ自体は配慮があって良いのですが、問題なのは選択の余地は無く強制という事なんですよね。

この仕様のせいで、『試行錯誤してボスを攻略する』という楽しみが無くなっているんですよね…。

ダークソウルエルデンリングが好きな私としては、この仕様には納得いきませんでした。

敵が結構硬い

FF16の敵は結構硬くダメージが通りにくいです。

そういう調整にしている理由は明白で、『コンボを活かせるようにする為』です(簡単に倒せたらコンボを決められないですからね)。

とは言っても、何度も繰り返させる戦闘で敵が硬いのは疲れます。結局、火力の高い『召喚獣アクション』でゴリ押してしまうんですよね…。

雑魚戦に関しては『召喚獣アクション』で一掃できるからまだ良いのですが、ボス戦は何をしても長期戦になるので、HPを半分ぐらいにしても良かったのではないかと思います。

育成要素は攻略にはほとんど不要

これまでのFFと比べて育成や装備のカスタマイズ要素の弱さも気になりました。

アビリティを取得することで色んな攻撃方法を習得出来ますが、見た目と動作が違うだけなんです。

自分なりのコンボを編み出すことに楽しさを見出せるプレイスタイルであればメチャクチャ楽しいと思いますが、攻略を重視するプレイスタイルだと育成の楽しさは感じにくいと思いました。

また、『属性』が廃止されたことも育成要素の弱さに繋がっていると思います。

属性はテキスト上だけの概念であり、ゲーム性には影響しないんですよね。

つまり、『ファイア』も『ブリザド』も見た目が違うだけで効果は同じです。

『アクションゲームには属性は不要』という判断だと思いますが、『弱点を突くような戦略的な楽しみ方』が出来ないのはちょっと寂しいですね。

仲間(パーティーメンバー)の存在感が皆無

FF16は今までのように仲間を操作することは出来ません。操作可能なのは主人公のクライヴだけです(トルガルという愛狼を補助的に使える程度)。

そのせいでイベントシーン以外での仲間の存在感が皆無なんですよね。

魅力的なキャラクターが登場するのに操作出来ないのは寂しいです。操作出来ないにしても『仲間との連携技』なんかを導入して欲しかったですね。

『ターゲット切り替え』操作がテストプレイしたのか怪しいレベルに酷い

他の要素と異なり、これは明らかな『欠陥』だと思います。

FF16では攻撃対象のロックオンにL1ボタン、ロックオンターゲットの切り替えにR3(右スティック押し込み)という独特な操作をするのですが、これが難解なんですよね…。

右スティックを倒してターゲットを切り替えるのではなく、右スティック押し込みなのでターゲットが次どこに切り替わるか分からないんですよね。

FF16の戦闘では、倒す順番が割と重要(回復や防御魔法が厄介で、それらを使ってくる敵を先に倒す必要がある)だったりするので、自由にターゲットを切り替えられないのは結構ストレスだったりします。

正直、この仕様にOKを出したのが不思議で、テストプレイを十分にやったかどうか怪しいと疑ってしまうレベルの欠陥だと思いました。

サブクエ・やり込み要素についても賛否が分かれそう

続いて、サブクエややり込み要素についてお話しします。

サブクエは後半に良い物が集中してしまっている

サブクエのクオリティはピンキリといった印象で、これはどのゲームも同じだと思います。

問題なのは、クオリティの高いものは後半に集中してしまっていて、序盤から中盤は単調なお使いばかりなんですよね。

これがなかなか勿体ないことをしているなと思いました。

序盤・中盤のサブクエで「微妙」だと判断されてしまったら、後半にどれだけ良いサブクエを盛り込んでもプレイされず無駄になりますからね…。

後半、特にラスト直前の主要キャラクターのサブクエは、「メインストーリーに組み組み込むべきなのでは…?」と言える内容なので、絶対プレイした方が良いです。

ちなみに、今作のサブクエは期間限定のものが多く、時期を過ぎると受注できなくなるので、「最後にまとめてプレイしよう」と考えている人は注意が必要です。

探索・収集要素は意図的に排除か?

今作は探索・収集要素はかなり控えめになっています。

マップはほとんど一本道で、道中で重要なアイテムが拾えることも無いです(おそらく)。

これは吉田プロデューサーが『ストーリー重視』を主張しているように、ストーリーの妨げになるものは極力排除したのだと思います。

ただ、一本道の割には進むべき方向に迷うことが多かったです。

というのも、開かないダミーの扉があったりするので紛らわしいんですよね…。

一応、愛狼のトルガルがナビゲーションをしてくれるのですが、テンポが悪くなるので、最初から開く扉に分かりやすく目印を付けて欲しかったです。

クリア後は2周目用コンテンツが楽しめる

クリア後にはこの手のアクションゲームにお馴染みの、キャラクターレベルや装備レベル上限が引き上げられ、敵も大幅に強化されるモードが遊べるようになります。

ほかにも2周目から解放される要素があるので、じっくり長い時間楽しみたい人には満足いく内容になっていると思いました。

FF16は遊び易さを重視して作られている。しかし…。

FF16は全体的に見て、かなり遊びやすく作られていると思いました。

具体的には下記のような配慮がされています。

  • バグが無い
  • ロードが無い
  • アクションが苦手でも遊べる充実したサポート
  • 相関図、世界情勢などを分かりやすく解説

バグが無いのはさすがスクエニといった感じで、初めから最後まで一つもバグらしきものは確認出来ませんでした。

PS5に最適化されている事もあり、ロード時間も全く感じさせません。

アクション初心者への配慮は前述したとおりです。

相関図や世界情勢を詳しく解説してくれるのは、ストーリーをきちんと理解したい人にとってはかなり嬉しい配慮です。特に今作は政治的要素も強いので、難しい内容を分かりやすく説明してくれるのは有難いですね。

ただし、次のように遊びやすさとは真逆の部分もあります。

  • ターゲット切り替えが意味不明なレベル
  • 移動が遅い

ターゲット切り替えの問題は前述した通りです。これを操作しやすいと感じる人はまずいないと思います。

移動の遅さは結構気になりますね。

お使いで同じ場所を何度も行き来するので、移動が遅いと結構ストレスなんですよね…。

おそらく、移動を早くしてしまうとチョコボの存在意義が薄れるので、その為の仕様なのでしょう。

追記:アップデートで徐々に操作性は改善されている模様

本レビューを書いた後ですが、アップデートで徐々に遊び易くはなっているようです。

発売の約1カ月後にリリースされたバージョン1.03では、主に以下の要素が追加されています。

  • 移動時のカメラの追従のオン・オフ
  • 操作タイプにD~Fが追加

今までは移動時のカメラが強制で追従されていたので画面酔いしやすかったのですが、オフにすることで勝手にカメラの向きが変わらなくなったので、酔いにくくなりました。

操作タイプは新たに追加されたDがオススメです。ロックオンを除けば仁王やウォーロンと同じ(エルデンリングの攻撃R1、R2が□、△になったもの)なので、違和感無く遊べるようになったと思います。他は画面表示とボタン配置の位置関係が一致しておらず、混乱するのでおすすめは出来ないですね。

FF16(ファイナルファンタジー16)の得点

85 / 100

※この得点はどのくらいオススメなのかを表すものです。グラフィックやサウンドがイマイチでもそれを上回る魅力があれば高得点になります。

項目別評価

グラフィックス ☆☆☆☆☆
さすがFFといったグラフィック。特に召喚獣のバトル演出やクリスタルの描画がスゴイ。
サウンド ☆☆☆☆☆
場面に合わせたBGMのチョイスが絶妙。フェニックスのテーマが良すぎる…。
熱中度 ☆☆☆☆★
メインストーリーは夢中になれる内容だが、おつかい要素でテンポが悪く感じることも…。
ボリューム ☆☆☆☆☆
メインストーリーだけで30時間ほど。やり込み含めると60時間以上。周目プレイで100時間超えとなかなかのボリューム。
遊びやすさ ☆☆☆☆★
遊びやすいように様々な配慮がされているが、いくつか遊びやすさを阻害する要素が存在する。

【結論】FF16は率直に楽しいと感じられる良作。ただ、期待したものとは違った部分も…。

というわけで、長々とFF16のレビューをしてきましたが、冒頭にも書いたようにエンディングまで一気にプレイしたくなる魅力がある作品ですし、ストーリー前半に関しては神ゲーと言って差し支えないクオリティだと思いました。

後半に関しては前半とテイストが変わってくるので、期待していた内容ではありませんでした。「前半のテイストで統一して欲しかった」というのが正直なところですが、それでもクオリティは十分高く、良ゲーです。

戦闘システムについても、突き詰めると粗が見えてきますが、カジュアルに遊ぶ分には爽快感があって普通に楽しかったです。

『FFに何を求めているか』で評価は変わってくると思いますが、ベースとなる部分のクオリティは水準以上なので、誰でも普通に楽しめる作品だと思います。

購入を検討している人の参考になれば嬉しいです(*’ω’*)

本記事の他にもFF16のレビュー、考察記事を投稿しています。興味がある方は読んでいただけると嬉しいです。

【FF16を深く知る】FF16のレビュー、評価、考察記事まとめ

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