なぜ、ブラッドボーンは何時間プレイしても飽きないのか?その理由を考察してみた。
ブラッドボーン発売からしばらく経ちましたが、ついに総プレイ時間が100時間を突破しました!6周ほどプレイしてます。しかし、未だに飽きることはありません。
ちなみに私、基本的にゲームは1回クリアしたらそれ以降はプレイしないんですよね。例えば、最近発売された「龍が如く0」もかなり楽しめましたが2周目は遊んでいません。
そんな私がなぜ6周も、なぜ100時間も飽きることなくプレイ出来たのかその理由を考察してみました。
ブラッドボーンはプレイヤー自身の成長が実感できる「人間の本能」を刺激したゲームシステム
人間は本能的に「成長」したいという欲求があります。もし、「成長したいと思ったことなんて一度も無い」という人もいるかも知れません。しかし、それはあなたが「気付いてない」だけなんです。人間誰しも多くのことを「経験」します。経験とは自分に無いものを取り入れることですから、すなわちそれは成長を意味するわけです。
ブラッドボーンは「成長したい」という本能的な欲求を満たすように上手く設計されているんですよね。
ブラッドボーンは死にやすいゲームですが、「あそこはもっと慎重にいけば死なずに済んだな」というように解決策をすぐに見つけることが出来るんです。そして、すぐにそれを試すことが出来、突破できれば成長を感じることが出来ます。これには良好な操作性が一役買っています。
例えば格闘ゲームなんかもプレイヤー自身が成長することでより深く楽しむことが出来るゲームですが、とにかく操作が複雑なんですよね。だから慣れるのに時間がかかり成長が実感しにくいんです。成長が実感しにくければ「成長」という欲求を満たせないわけですから楽しくないですよね(大人になってから格闘ゲームが楽しめなくなるのはそれが原因だと思います。それに対し子供は成長著しいですからハマるジャンルだと思います)。
難しくも実はハードルは低い。それが中毒性を生む
ブラッドボーンは一見すると難しいゲームなんですが、一つ一つのハードルは低く設定されていて、常に成長を実感することが出来るんです。だから常に楽しく中毒性を生むんです。2周目以降も「もっと上手く攻略できないか?」と更なる成長を求めたくなるんですよね。実際に攻略ルートや使用武器・成長させるパラメーター1周目と変えて楽しむことが出来ます。この「成長する快感」は死なずにクリア出来ることが前提の今どきの簡単なゲームでは体感できません。
「プレイヤー自身が成長する快感」を堪能したければ是非ブラッドボーンを遊んでみてください!
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