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更新日:2019年11月07日

【評価・レビュー】実質フォールアウト新作!『アウター・ワールド』は神ゲーか?

 

今、世界で絶賛されている『アウター・ワールド(The Outer Worlds)』を皆さんはプレイしましたか?

アウター・ワールドは日本でも人気のフォールアウトシリーズの1つ『フォールアウト ニューベガス』の開発陣が手掛けた新作です。PS4やPCで発売されています。

タイトルこそ新規IPですが、内容的はフォールアウトの正統進化・続編と言える内容となっているんですよね。

オンライン化した『フォールアウト76』がかなり不評だったこともあってか、「これこそフォールアウトに求めていたものだ!」とアウター・ワールドを絶賛する声が世界で相次いだということなんです(*‘ω‘ *)

不幸にもこのアウター・ワールドという作品、日本で存在を知っている人はかなり少ないようなんですよね…。フォールアウトのファンですら「え?なにその作品?」というレベルなんです…。

少しでもこの作品を多くの人に知ってもらうために、良い部分と悪い部分を徹底的にレビューしていきます!٩( ”ω” )و

なお、今回はPS4版ではなくPC版(Epic Games版)をプレイしてのレビューとなっています。

アウター・ワールドをプレイした率直な感想

アウター・ワールドの良い部分・悪い部分を紹介する前に、プレイして感じた率直な感想(ファーストインプレッション)を話したいと思います。なお、私はフォールアウトシリーズは4しかプレイしていないため、その辺はご理解いただければと思います。

とにかくそのままフォールアウトな内容

プレイしてみた率直な感想は「あ、これフォールアウトだわ」でした(笑)

舞台が地球から宇宙になった以外はまんまフォールアウトなんですよね。そもそも、フォールアウト4にもSFチックな要素が満載なので世界観もかなり似ていると思いました。

  • 自由過ぎる選択肢
  • ブラックジョークが効いた会話内容
  • プレイスタイルが広がる多種多様なスキル
  • 探索し甲斐のあるマップ
  • 世界観を深堀する膨大なテキスト
  • 連れて歩くのが楽しい仲間(コンパニオン)
  • FPSが苦手でも安心!『V.A.T.S』改め『TTD』システム
  • たまにおかしな日本語訳

こういった数々の要素がアウター・ワールドに引き継がれているんです。

ワクワクが止まらない!シンプルに神ゲーだった

以前、フォールアウト4のレビューにも書いたように、私にとってフォールアウト4は神ゲーなんですよね。それならフォールアウトの要素を引き継いだアウター・ワールドが神ゲーじゃないはずが無いんです(笑)

ゲーム開始時のステ振りからワクワクが始まり、チュートリアルから膨大な選択肢オンパレードで更にワクワク、最初のメインシナリオでも展開を大きく左右する選択肢でワクワクと常時ワクワクしっぱなしでした(*‘ω‘ *)ワクワク

アウター・ワールドやアウター・ワールドが凄いのは自由なのに濃密なところにあると思います。自由なゲームって内容が薄かったりすることが多いと思うんですが、アウター・ワールドはとにかく濃いんですよね。「この施設の住民はどんな生活をしていたのか?」を知れるテキストが随所に散りばめられているので、こういったテキストを読む為に各地を探索するのも楽しいんですよね。

プレイヤーが取れる選択肢はフォールアウト4よりも多いです。フォールアウト4では主要キャラクターは無敵で死ぬ事はありませんでしたが、アウター・ワールドではメインシナリオの進行に必要な主要キャラクターでさえ殺害することも可能なんです。こんな作品今まであったでしょうか?

また、フォールアウト4と同様に現地の住民を仲間にすることが出来きます。仲間は同時に2人連れ歩くことが可能で、同行しているメンバーによってイベントの内容に変化(同行者が会話に参加する等)があります。これが『仲間と旅をしている感』を上手く演出していて実に楽しいんですよね。

欠点を挙げるなら…

ファーストインプレッションで感じた不満点も少なからずあります。

まず、フォールアウト4にはあった日本語吹き替えが無くなってしまったことですね。これによりテキストを目で追う必要が出てきたので正直疲れます( ;∀;) ただ、ノベルゲームのように会話のログを見返せるので、じっくりとテキストを読み込む分には親切な作りにはなっていると思いました。

また、フォールアウト4では部位(頭、胴、右手、左手、右足、左足、インナー等)毎に装備が用意されていましたが、アウター・ワールドでは大幅に簡略化されアーマーとヘルメットに2種類となったのは正直寂しいと思いましたね。ただ、改造・改良により強化することが可能なので自由度の高さは相変わらずです。

・・・

以上がアウター・ワールドをプレイして感じた率直な感想です。一言でいえばメチャクチャ楽しいです。

続きまして、良い部分・悪い部分をより詳細に解説していきます٩( ”ω” )و

アウター・ワールドの良い部分・メリット9つ

まずはアウター・ワールドの良い部分から紹介していきます。

1. フォールアウトシリーズのファンが納得するゲーム内容

先ほども書きましたが、アウター・ワールドは新規IPでありながら『フォールアウトのファンが待ち望んだ内容』となっています。

オンライン化して盛大に失敗したフォールアウト76とは違って、ファンが愛するシングルプレイに特化した内容です。

悪く言えば「フォールアウトシリーズから変化が無い」とも言えますが、ファンが求めているのがコレなのだから問題ありません。

2. 美しく進化したグラフィック

アウター・ワールドのグラフィックはかなりクオリティが高いと思います。技術的な面だけでなく美術的なセンスもかなり向上していると感じました。

フォトリアルなタイプではありませんが、アート性の高い色彩豊かな風景や街並みがとても美しいです。

フォールアウト4と比較してグラフィックは特に進化した部分だと思いました。

3. 密度が高く探索し甲斐のあるマップ

フォールアウト4ではとても高い密度のマップが特徴でしたがアウター・ワールドでも健在です。

1つ1つの建物はしっかり作り込まれていて、隅々まで探索したくなる魅力があります。スキルやアイテムが無いと開かない扉も多く、色々と試したくなるんですよね。

また、住民がいる建物のロックされた扉は無理に入ろうとすると犯罪扱いになり住民と敵対してしまうんですが、こういう場所に忍び込む楽しさもアウター・ワールドの魅力の1つです(*‘ω‘ *)

4. 現地の状況を表したテキストが膨大

これはアウター・ワールドの探索が楽しい理由の1つだと思うんですが、多くの建物には端末(コンピューター)が設置されていて「その建物や地域でどういう事が行われているのか」が分かる資料が読めるようになっているんです。

端末では膨大なテキストが読めるだけでなくクエストが発生したりもするので、クエストを探すついでにテキストを読むという自然な流れが出来ているのが巧妙だと思いました。

5. 主要キャラでさえ殺害可能!RPG史上最高レベルの自由度

アウター・ワールドでは登場人物全て殺害可能です。ストーリー重視の作品でこれが出来るのは正直すごいと思いました。

「主要キャラクターが死んだらストーリーどうなるの?」と思うかと思いますが、通常の展開とは異なるものの問題無く進められるので安心してください(笑) ただ、その人物に関連するシナリオは無くなってしまうので周回プレイ向けのプレイ内容ですね。

また、シナリオ分岐・選択肢の多さも魅力です。

例えば、一番最初のメインシナリオで「脱走者のコミュニティから電気の供給を断ってくれ!」という依頼を受けることになるんですが(依頼を受けずにいきなり殺害する鬼畜プレイも可能w)、依頼者を裏切って依頼者が住む街の電気の供給を断ち、逆に脱走者のコミュニティに電気を供給するということも出来るんですよね。

電気の供給を断たれたコミュニティ(あるいは街)は暗闇に包まれ不便な生活を強いられることになり、今後のイベントにも影響を与え、更にその先のイベントにも影響を与えるんです。

つまり、メインシナリオは細かく枝分かれしていき、一度や二度のプレイでは遊びきれないボリュームがあるということです。

6. 気付けば増えてる?膨大な数のサブクエスト

メインシナリオの分岐もスゴイですが、アウター・ワールドの真骨頂はサブクエスト(サブシナリオ)の多さだと思います。

さほど重要でもなさそうなモブキャラとの会話でさえ沢山の選択肢が用意されていて、選んだ選択に応じて更なる選択肢が提示されるんですよね。選んだ選択肢によってはサブクエストが発生したりもするので油断が出来ません(笑)

サブクエストを終えて依頼主のところに戻ると「これもお願い」といった感じで新たなサブクエストが発生することもあるんですが、そこにも選択肢があるので本当に底が見えないボリュームを感じるんですよね。これはドラクエやFFでは体験できない感覚だと思います。

7. 成長が楽しい!充実したキャラクター育成・武器強化

アウター・ワールドはレベルアップ要素も楽しいですね。

基本的にはダークソウルシリーズのように自由にポイントを割り振っていくタイプなんですが、割り振ったポイントが直接能力に反映されるのではなく、一定のポイントに達すると「クリティカルダメージ+20%」のような『スキル』が身に付くといった形式となっています。

さらに、レベルが2つ上がる度に『特性』を習得することが出来ます。特性は「取得経験値アップ」や「移動速度アップ」と言ったもので、スキルで習得するものとは一風変わったものとなっています。

ガラリとゲームプレイが変化するので強くなった実感を得やすく楽しいんですよね。

また、武器や防具のカスタマイズも楽しいです。

フォールアウト4よりはシンプルな内容になっていますが、武器にアタッチメントを付けて性質を変える『改造』、料金を支払って純粋に火力を高める『改良』が可能でシンプルに楽しいです。

8. PS4日本語版でも表現規制無しのゴア描写アリ

アウター・ワールドにはグロテスクな表現(ゴア描写)が多数存在しますが、「日本では規制されてしまっているのではないか」と心配な人もいるかと思います。

でも安心してください。PS4日本語版でも表現規制は無しです。こちらの攻撃によって頭や四肢は容赦なく切断されます(‘ω’)ノ

9. 何度も繰り返し遊びたくなる中毒性

アウター・ワールドは20時間程度でクリア出来てしまう短めのボリュームですが、一方で何度も繰り返し遊びたくなる中毒性があります。

ダークソウルシリーズをプレイしたことがある人は分かると思いますが、ステ振りによって遊び方が全く変わるので何度も遊びたくなるんですよね。だから、メインストーリーの短さは気になりません。

アウター・ワールドのステ振りは多種多様で、

  • 戦闘に特化
  • 会話・交渉に特化
  • スリやピッキングに特化

というような幅広い育成が可能なんです。

戦闘に特化すればNPCから無理矢理キーアイテムを強奪することもできますし、会話・交渉に特化すれば平和的に攻略することも出来ます。スリやピッキングに特化すれば敵に気付かれることなく攻略することも可能だったりします。

ステ振りの自由度と選択肢の自由度の相乗効果でエンドレスに遊びたくなるんですよね。

アウター・ワールドの悪い部分・デメリット6つ

続いてアウター・ワールドの悪い部分について紹介します。

1. 日本語吹き替えが無いのでストーリーを追うのが大変

個人的に一番残念だと思ったのがフォールアウト4にはあった日本語吹き替えが無いことですね。これによりしっかりと字幕を読まないといけないので結構疲れます。

とはいえ、基本的に会話の最中は時間が止まるので、「字幕を見ながらアクションをこなさなければならない」ということは無いので安心です。

また、多くの国産RPGがそうですがイベントシーン以外はボイスが無い作品が大半なので、それに慣れている人であれば字幕を読むのは大した苦労では無いかと思います。

2. ゲーム進行には支障はないものの翻訳ミスが目立つ

もう一つセリフ周りで気になるのが翻訳ミスですね。

セリフの翻訳自体は割と自然な日本語にはなっていて、敬語とフランクな表現も使い分けられているので、すんなりと内容が頭に入ってくるという点では及第点だと思います。

ただ、単語の翻訳ミスが少々目立ちました。セリフに限らずメニュー周りでもオカシイと感じる部分がいくつかありましたね。

マーベルスパイダーマンの様な完璧な翻訳を求めてしまうと結構違和感を感じてしまうかもしれません。ただ、ゲームの内容が分からなくなるレベルではないのでそこは安心して良いかと思います。アップデートによる改善を期待したいところですね。

3. フォールアウト4と比較するとスケール縮小は否めない

アウター・ワールドは一応オープンワールドの様なマップになっていますがフォールアウト4の様に広大ではありません。いくつかの小規模なオープンワールドマップで構成されているという感じなんですよね。

フォールアウト4の規模だったり、「冒険している感」を求めてしまうと肩透かしを食らってしまうかもしれません。逆にマップがコンパクトなので密度が高いですね。少し歩けば何らかのロケーションが発見されるので退屈はしないはずです。この辺は好みによる部分かと思います。

あとは、武器や防具のバリエーションやカスタマイズの内容についても簡素化されているのも個人的には少し残念でした(といっても他のゲームぐらいのボリュームはありますが)。

4. メインストーリーが意外と短い

アウター・ワールドはRPGとしては結構短めなストーリーとなっています。寄り道しながら進めて20時間程度でクリアできるぐらいのボリュームです。

なので「メインストーリーだけ遊べばいいや」というプレイスタイルの人だとかなり物足りなく感じるかも知れません。

ただ、フォールアウトシリーズが好きな人はメインストーリーそっちのけでサブクエを進めたり、様々なロケーションをブラブラ探索したりすると思うので、そこまで気にならないと思います。

アウター・ワールドは周回プレイが前提の作品なので、むしろこのぐらいのボリュームで良いのではないかと思いました。

5. キャラクリする意味がほとんど無い

アウター・ワールドではフォールアウト4ほどではないものの、かなり細かくキャラクリが可能です。

ですが、全くと言っていいほどキャラクリを披露する場面がありません。あるとすればメニュー画面で装備を確認する時ぐらいですかね…(笑)

フォールアウト4では会話シーンでプレイヤーの姿も映りましたが、アウター・ワールドでは完全に主観視点なのでプレイヤーは映らないんですよね( ;∀;)

6. エンドコンテンツが無い

アウター・ワールドは今どき珍しくエンドコンテンツ(クリア後の要素)がありません。クリアしたら最後のセーブポイントに戻ります。

フォールアウト4ではクリア後にひたすら敵と戦い、レベルを上げたり強力な武器を集めたりするのも楽しかったのですが、本作ではそういう楽しみ方は出来ません。

基本的にはニューゲームでステ振り、攻略ルート、選択肢を変えて何度も遊ぶといった感じとなります。個人的にはダークソウルでもそういう風に何度も遊ぶのが好きだったので、やり込みという点ではあまり不満はありませんね。

アウター・ワールドの得点

90 / 100

※この得点はどのくらいオススメなのかを表すものです。グラフィックやサウンドがイマイチでもそれを上回る魅力があれば高得点になります。

項目別評価

グラフィックス ☆☆☆☆☆
かなり高水準なレベル。フォールアウトの新作と考えれば飛躍的な進化だと言える
サウンド ☆☆☆★★
日本語吹き替えが無いことだけが残念。BGMやSEに関して可もなく不可もなく。
熱中度 ☆☆☆☆☆
ひたすら没頭してしまう魅力がある。
ボリューム ☆☆☆☆★
メインストーリーの短さは気になるものの、2周目で全く別の選択肢を選んでみたり、サブクエや探索も十分に満喫すれば結構なボリュームと言える
遊びやすさ ☆☆☆☆★
フォールアウトシリーズにも感じた独特のクセがある。慣れるに少し時間が必要。

アウター・ワールドは埋もれてしまうには勿体なさ過ぎる神ゲー

というわけで今回はアウター・ワールドのレビューをしました。

粗削りな部分やメインストーリーの短さといった欠点はあるものの、それを上回る魅力がある神ゲーだと感じました。フォールアウトと比べた時の若干物足りなさはDLCで補ってくれれば嬉しいですね。

フォールアウトファンであれば間違いなく楽しめるはずです。また、フォールアウトを知らない人でも「自由度の高い本当のロールプレイング」をしたい人には最高の作品になると思います。

残念なことにアウター・ワールドは日本ではほとんど注目されていないんですよね。このまま埋もれてしまうには勿体なさ過ぎるので、興味を持った方はぜひ遊んでみてください!(*’ω’*)

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