【評価・レビュー】鬼武者 Way of the Swordの口コミ・評判は?メタスコア85点の理由と不満点
2026年9月4日に発売された『鬼武者 Way of the Sword』ですが、メタスコアは85点、Steamのレビューも「非常に好評」と、約20年ぶりのシリーズ新作として大成功のスタートになりました。IGNが100点を付けるなど、「今年のベストアクションのひとつ」という声も多いんですよね。
ただ、レビューを細かく見ていくと「戦闘は最高、でもそれ以外が冗長」という指摘もかなり多く、60点を付けたメディアもあります。この記事では、Metacritic・Steam・公式サイトの情報をもとに、鬼武者の評価を整理してみます。
※2026年10月6日時点の情報です。
鬼武者 Way of the Swordはどんなゲーム?
本作はカプコンの『鬼武者』シリーズ最新作で、ジャンルは「剣戟アクション」。主人公は宮本武蔵で、幻魔が跋扈するダークファンタジーの京都を舞台に戦います。開発にはカプコンのRE ENGINEが使われています。
公式サイトによると、対応機種はPS5・Xbox Series X|S・PC(Steam/Epic Games)・Nintendo Switch 2。希望小売価格はスタンダードエディションが8,990円(税込)、デラックスエディションが9,990円、プレミアムデラックスエディションが10,990円(いずれもダウンロード版)です。
ちなみに本作は、当初2026年9月25日発売予定だったものを、9月4日に前倒しして発売しています。発売日が延期ではなく前倒しになるのは珍しいですよね。
鬼武者の海外メタスコアとユーザー評価

世界中のメディアレビューを総括するMetacriticによると、PS5版のメタスコアは85点(103件のレビュー)となっています。内訳は、肯定が95件(92%)、賛否が8件(8%)、否定は0件です。
100件を超えるレビューで否定がゼロなので、メディアからの評価はかなり安定して高いと言えます。一方で、点数は100点から60点まで幅があり、「戦闘以外の部分」をどう評価するかで差が出ている印象です。
各メディアのレビュー・評価
Metacriticに掲載されている主なメディアのレビューを、翻訳・要約して紹介します。点数はMetacritic上の表記のままです(2026年10月6日時点)。
IGN 100点
「10秒間だけでも完璧でありたい」という願いを、本作は理解していると表現。完璧なタイミングの一閃、リスクのある弾き、ここぞというコンボが決まるたびに、何かを成し遂げた感覚があるとしています。
Game8 94点
忘れられたIPを復活させるうえでの新しい基準になる作品と評価。RE ENGINEによる最適化や演出の向上が明らかで、アクションゲームの中でも最も直感的な戦闘デザインのひとつだとしています。
Push Square 90点
近年のカプコンの傑作らしい特徴を備えた、しばしば傑出したアクションゲームと評価。戦闘が最大の魅力で、特にボス戦はPS5で遊べる中でも最高クラスとしています。
Eurogamer 80点
作品をつなぐ部分やテンポにやや弱さはあるものの、カプコンが改めて腕の確かさを示したと評価。ありふれたソウルライクの設計に「ノー」と言い、より独自のものを選んだ点を評価しています。
IGN Italia 75点
宮本武蔵を主人公にしたシリーズの復活として魅力的だとしつつ、内容はやや保守的すぎると評価。映画的な演出、一流の声の演技、PS5での安定した動作は高く評価しています。一方で、受け身な敵のAIや、甘すぎる難易度の上がり方が足を引っ張っているとしています。
Gamereactor UK 70点
本作の土台である戦闘システムは岩盤のように堅固だとしつつ、ミッションの設計、敵の種類、世界の構造、成長要素、レベルデザインといったそれ以外の部分は、このジャンルの強豪作品には及ばないと指摘しています。
GamesRadar+ 70点
物語とゲームプレイの両面で手を広げすぎて、作品の個性がぼやけてしまったと指摘。それでも、反応が良く手応えのある戦闘と、ときどき見せるユーモアが最後まで楽しませてくれるとしています。
Edge 70点
致命的ではないものの、15時間の痛快な作品が、25時間のゲームのふりをしているという感覚が拭えないと評しています。
VGC 60点
戦闘のためだけでも遊ぶ価値はあるとしつつ、戦闘以外の部分がその水準に達していないと評価。水増し要素が多く、長すぎ、力を入れる場所を間違えていて、本作の中にはもっと良いゲームが埋もれているという厳しい内容です。
ユーザー評価も高い
Metacriticのユーザースコアは8.6(980件)です。発売から1か月が経ち、件数もある程度そろっているので、プレイヤーからの評価も高いと言って良さそうです。
Steamのレビューは「非常に好評」
本作はPC版も同時発売なので、Steamのユーザーレビューも確認できます。全言語のレビューは27,645件で「非常に好評」(好評25,118件・不評2,527件、約91%が好評)でした。日本語のレビューも653件で「非常に好評」(約90%が好評)と、国内外ともに高評価です。
日本語のレビューでは、「ソウルライクではないけれど、めちゃくちゃ面白いアクション」「ボス戦が異様に楽しい」「表情や所作の作り込みがすごい」「主人公の武蔵が好きになれる」といった声が目立ちます。一方で、「同じボスが何度も使い回される」「強化しても強くなった実感が薄い」「雑魚戦や宝箱探索がつまらない」という不満も見られました。
評価されている点

一閃と弾きが気持ちいい剣戟
最も多く挙がる賛辞は、やはり戦闘です。敵の攻撃を弾き、タイミングよく「一閃」を決めたときの爽快感は、ほとんどのレビューで絶賛されています。Steamでも、「最初は食らっていた攻撃が1〜2戦でタイミングが見えてきて、次第に弾けるようになる」という声があり、短時間で自分の上達を実感できる設計が上手いんですよね。
ソウルライクではない絶妙な難易度
ガードや弾きの判定はソウルライクの作品と比べて甘めで、失敗したときのリスクも小さいという声が多いです。難易度はいつでも変更できるので、アクションが苦手な人でも何度か挑戦すればボスを倒せる作りになっています。Eurogamerも、ソウルライクに寄せなかった点を評価しています。
演出とキャラクター
RE ENGINEによる映像と、キャラクターの表情・所作の作り込みも好評です。口が悪くて粗暴だけれど根は善良という武蔵のキャラクターは、日本のプレイヤーからも特に人気があります。
批判されている点

水増しされたボリューム
最大の論点は、ゲーム全体の長さと密度です。Edge、VGC、Polygonなど複数のメディアが、繰り返しの戦闘やサイドクエストによって必要以上に長く感じると指摘しています。Steamでも「1周目に約30時間」という人がいる一方、「急げばすぐ終わる」という声もあり、遊び方によって印象が変わる部分です。
敵の種類とボスの使い回し
「敵の種類が少ない」「同じボスが何度も出てくる」という不満も多く見られます。IGN Deutschlandは、敵の多くが受け身すぎてもどかしいと指摘しています。
旧作ファンとのズレ
初代〜3作目のファンからは、「体幹やパリィを意識した現代的なゲームになっていて、過去作とは別物」という声もあります。ただ、その声の多くも「それでも良作」と続けているので、致命的な不満というより好みの違いだと思います。
なぜ評価が割れるのか
戦闘を「すべて」と見るかどうか
高評価のレビューは戦闘とボス戦の素晴らしさを中心に評価し、低めのレビューは戦闘以外の探索・サイドクエスト・敵の配置といった「つなぎの部分」を重く見ています。つまり戦闘の出来についてはほぼ全員が認めていて、差が出ているのはそれ以外の部分なんですよね。
プレイ時間の感じ方の違い
メディアのレビューは短期間で最後まで遊び切る必要があるため、繰り返しの多さを強く感じやすいです。一方、自分のペースで少しずつ遊ぶプレイヤーには、同じ内容でも「ちょうどいいボリューム」に感じられることがあります。メディアとユーザーで評価の重心が少しずれているのは、このためだと思います。
鬼武者 Way of the Swordは買いなのか?

個人的には、剣戟アクションが好きなら迷わず買っていい一本だと思います。メタスコア85点・否定ゼロ、Steamでも約9割が好評という数字は、国内外で幅広く支持されていることを示しています。
向いている人
- 弾きや一閃など、タイミング重視の剣戟アクションが好きな人
- ソウルライクほど厳しくない、ちょうどいい手応えのボス戦を楽しみたい人
- 和風ダークファンタジーや、個性的な主人公の物語が好きな人
向いていない人
- 初代〜3作目の鬼武者と同じ遊び心地を期待している人
- 探索やサイドクエストの密度を重視する人
- 同じボスや似た敵との戦いの繰り返しが苦手な人
なお、公式サイトでは『鬼武者1+2 パック』(PS4ほか、4,990円)も案内されています。シリーズの原点が気になる人は、あわせてチェックしてみるのも良いと思います。




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