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【口コミ・評判】サイレントヒル タウンフォールの評価は?メタスコア80点とSteam賛否両論の理由

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2026年9月24日にPS5・PC(Steam/Epic Games Store)で発売された『SILENT HILL: Townfall(サイレントヒル タウンフォール)』ですが、メタスコアは80点と、まずまずの高評価になりました。ところが、Steamのユーザーレビューは「賛否両論」で、日本語のレビューに限ると不評のほうが多いという状態なんですよね。

メディアは「シリーズ初期3作以来の傑作」とまで褒める一方で、プレイヤーからは「ステルスがストレス」「謎解きが不親切」という声が目立ちます。この記事では、Metacritic・Steam・公式サイトの情報をもとに、なぜここまで評価が分かれているのかを整理してみます。

※2026年10月6日時点の情報です。

サイレントヒル タウンフォールはどんなゲーム?

本作はKONAMIの『SILENT HILL』シリーズの完全新作で、開発はスコットランドのScreen Burn、パブリッシャーとしてKONAMIとAnnapurna Interactiveが名を連ねています。公式サイトによると、ジャンルは「サイコロジカルホラー」、レーティングはCERO Dです。

舞台は1996年、スコットランドの孤島にある町「セントアメリア」。主人公サイモン・オーデルが霧に包まれた無人の町に漂着し、「状況を正す」という目的だけを頼りに町の過去へ踏み込んでいく物語です。シリーズのフルレングス作品としては初めて一人称視点を採用していて、シリーズおなじみのラジオは「CRTV」というポケットテレビに置き換わっています。

シリーズ未経験者でも楽しめる、完全新規の完結した物語とされていて、マルチエンディングも採用されています。日本語ボイスは、サイモン役を安元洋貴さん、ゾーイ役を甲斐田裕子さん、リチャード役を大塚明夫さんが担当しています。

タウンフォールの海外メタスコアとユーザー評価

サイレントヒル タウンフォールのセントアメリアの看板

世界中のメディアレビューを総括するMetacriticによると、PS5版のメタスコアは80点(86件のレビュー)となっています。内訳は、肯定が67件(78%)、賛否が19件(22%)、否定は0件です。

酷評はゼロですが、5件に1件以上が「賛否」評価というのがポイントです。100点を付けたメディアが4つある一方で、60点台のレビューも複数あり、メディアの間でも評価の幅はかなり広いです。

各メディアのレビュー・評価

Metacriticに掲載されている主なメディアのレビューを、翻訳・要約して紹介します。点数はMetacritic上の表記のままです(2026年10月6日時点)。

NME 100点

初期3部作以来の最高の作品と評価。一人称視点への移行とスコットランドの舞台によって、リブート以降のシリーズで最も不気味で引き込まれる体験になっているとしています。

Noisy Pixel 100点

先の読めない物語、恐ろしい一人称の雰囲気、独創的な謎解き、緊張感のあるサバイバルホラーの戦闘を高く評価。リソースのバランスに少しむらがある点は気になるとしつつも、シリーズの復活をさらに押し上げた作品だとしています。

Game Informer 83点

欠点がないわけではないものの、一人称視点によって心に響く体験になっていると評価しています。

Game8 82点

グラフィックや戦闘、キャラクターの掘り下げには粗さがあるとしつつ、物語が興味深く解きほぐされていく点、プレイヤーに本当に考えさせる謎解き、無力さを強調するサバイバル要素がそれを上回っていると評価しています。

IGN 80点

主人公の手首に刺さったままの点滴の針になぞらえ、長く続くシリーズに「ありがたいカンフル剤」を打った作品と表現しています。

Push Square 70点

シリーズの原点に立ち返った、より伝統的な作品で、過去作の再現が最もうまくいっていると評価。スコットランドの舞台は際立っているものの、それ以外の新要素は物足りないという内容です。

Cultura Geek 60点

雰囲気・町のデザイン・謎解きは光るものの、ぎこちないゲームプレイが物語を楽しむ妨げになっていると指摘。ストレスのたまる戦闘が、探索と物語という本作の二本柱を弱めているとしています。

ユーザー評価は「賛否」寄り

Metacriticのユーザースコアは7.1(583件)で、Metacriticの区分では「Mixed or Average(賛否)」になっています。メディアの評価よりも、ユーザーの評価のほうが厳しいという構図です。

Steamのレビューは「賛否両論」

本作はPC版も同時発売なので、Steamのユーザーレビューも確認できます。全言語のレビューは5,160件で「賛否両論」(好評3,479件・不評1,681件、約67%が好評)でした。さらに日本語のレビューに絞ると117件で、好評49件・不評68件と、好評は約42%にとどまっています。

日本語の不評レビューで特に多いのは、次のような声です。

  • 即死攻撃を持つ敵がプレイヤーの近くを優先して徘徊するため、ステルスがストレスになる
  • 謎解きが難しいというより抽象的で、ヒントが少なく試行錯誤を強いられる
  • 戦闘が弱く設計されていて、近接武器もすぐ壊れる
  • クリーチャーの種類が少なく、従来のサイレントヒルとのつながりも薄い

また海外のレビューでは、PC版のスタッター(カクつき)やクラッシュといった動作面の不満も見られます。一方で好評レビューでも、「雰囲気・クリーチャーのデザイン・シナリオは素晴らしいが、ゲームシステムだけで言えばおすすめできない」という声があり、好評・不評どちらの人も、雰囲気と物語は評価しているのが特徴なんですよね。

評価されている点

サイレントヒル タウンフォールの霧に包まれた町並み

霧の町セントアメリアの雰囲気

最も多くのメディアとプレイヤーが褒めているのが、霧に沈んだスコットランドの町の雰囲気です。シリーズおなじみのアメリカの町から舞台を移しても、「紛れもなくサイレントヒルだ」と感じられる空気感がしっかり作られていると評価されています。サウンドデザインの評価も高く、Pilotpriest氏によるサウンドトラックは、プレイヤーや敵の動きに合わせて変化するそうです。

一人称視点が生む緊張感

一人称視点になったことで、視界が制限され、敵との距離感がより怖くなりました。『エイリアン アイソレーション』や『バイオハザード』の一人称作品を引き合いに出すレビューもあり、ホラーとしての怖さは過去作以上という声も多いです。

物語と結びついた謎解き

CRTVをチューニングして脅威や物語の断片、謎解きのヒントを拾うという仕組みは、物語と謎解きがつながっていると好評です。謎解きの難しさは賛否がありますが、「本当に考えさせる謎解き」として評価するメディアも少なくありません。

批判されている点

サイレントヒル タウンフォールの赤い異界のシーン

ステルスと戦闘のストレス

最大の論点はステルスです。プレイヤーの位置に合わせて動く敵、見つかると即死という仕様に強いストレスを感じる人が多く、海外でも「壁の後ろでしゃがんで待つ時間が長すぎる」という声が見られます。メディアでも、ステルスや戦闘を「ぎこちない」「イライラする」と指摘するレビューが複数ありました。

謎解きの不親切さ

謎解きは本作の強みでありながら、「抽象的すぎる」「予備知識が必要なものがある」という不満も多いです。攻略情報を見ないで解こうとすると、詰まる場面が出てくるようです。

シリーズとのつながりの薄さ

舞台がサイレントヒルの町ではないこともあり、「サイレントヒルである必要がない」という声もあります。昨年の『SILENT HILL f』や『SILENT HILL 2』リメイクと比べて物足りないと感じる人もいて、TheGamerも『SILENT HILL f』ほどは楽しめなかったと書いています。

なぜ評価が割れるのか

「ホラー体験」と「ゲームとしての遊びやすさ」の差

メディアのレビューは、雰囲気・物語・謎解きといったホラー作品としての完成度を重視する傾向があります。一方、プレイヤーは実際に何時間も遊ぶ中で、ステルスや謎解きのストレスを強く感じやすいです。つまり「怖くて雰囲気が良い」ことと「遊んでいて快適」なことが両立していないのが、評価が割れる一番の理由だと思います。

直近のシリーズ作との比較

Steamの日本語レビューでは、アクション寄りの『SILENT HILL f』や『SILENT HILL 2』リメイクが好評だった流れで本作を手に取った人の不満が目立ちます。ステルス中心のインディーホラーのような作りは、期待していたものと違うと感じる人が多いんですよね。

サイレントヒル タウンフォールは買いなのか?

サイレントヒル タウンフォールのCRTVを手にした探索シーン

個人的には、雰囲気と物語を味わうホラーとして割り切れるなら買い、快適なゲームプレイを求めるなら様子見が良いと思います。難易度を下げれば戦闘のストレスはある程度やわらぐという声もあるので、物語目的の人は低い難易度で始めるのもアリです。

向いている人

  • 霧の町を歩く、古典的なサイレントヒルの雰囲気が好きな人
  • ステルス系のホラーゲームや、じっくり考える謎解きが好きな人
  • 物語の考察や、マルチエンディングを楽しみたい人

向いていない人

  • 『SILENT HILL f』のような戦闘中心の遊びを期待している人
  • 即死や試行錯誤の繰り返しにストレスを感じやすい人
  • サイレントヒルの町や過去作とのつながりを重視する人

公式サイトによると、9月30日には更新データ(Patch 1.3.1)も配信されています。今後のアップデートでステルスや動作面が改善されるかどうかも、購入を判断するポイントになりそうです。

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