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【口コミ・評判】EA SPORTS FC 27の評価は?メタスコア75点・Steam「賛否両論」の理由をレビュー

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2026年9月25日に発売された『EA SPORTS FC 27』ですが、メタスコアはPS5版で75点と、毎年恒例のシリーズ最新作として「まずまず」の評価に落ち着いています。一方で、Metacriticのユーザースコアは2.3点、Steamのレビューは「賛否両論」と、メディアとプレイヤーの評価がかなり食い違っているんですよね。

本作は、FIFAの名前を外してから4作目となるEAのサッカーゲームです。対応機種はPS5・PS4・Xbox Series X|S・Xbox One・Nintendo Switch 2・Nintendo Switch・PC(Steam/EA app/Epic)で、PS Storeでの価格はStandard Editionが9,800円、最大7日間の先行アクセスが付くUltimate Editionが13,900円です。新モード「The Grounds」、刷新された監督キャリアの移籍市場、Ultimate Teamの「FUTギャラリー」などが目玉になっています。

この記事では、Metacritic・Steam・EA公式の開発者アップデートをもとに、FC 27がどう評価されているのか、前作FC 26と比べて何が変わったのか、なぜ毎年のように評価が割れるのかを整理してみます。

※2026年10月6日時点の情報です。

EA SPORTS FC 27の海外メタスコアとユーザー評価

EA SPORTS FC 27のスタジアムでゴールを喜ぶ選手

世界中のメディアレビューを総括するMetacriticによると、PS5版のメタスコアは75点(55件のレビュー)で、評価区分は「Generally Favorable(おおむね好評)」です。内訳は、肯定が36件(65%)、賛否が18件(33%)、否定が1件(2%)でした。

ちなみに前作『EA SPORTS FC 26』のPS5版は77点(74件)だったので、点数としては前作とほぼ同じか、わずかに下がった形です。毎年出るシリーズなので、メディアの評価も「去年からどれだけ良くなったか」が基準になっていて、80点前後にレビューが集中しているのが特徴だと思います。

各メディアのレビュー・評価

Metacriticに掲載されている主なメディアのレビューを、翻訳・要約して紹介します。点数はMetacritic上の表記のままです(2026年10月6日時点)。

Destructoid 90点

過去作の多くの失敗を正し、コミュニティが長年求めてきたものに耳を傾けた作品だとしています。マニュアル操作が中心になったことでプレイヤーの腕前が前に出るようになり、新モードとバランスの改善もあって、初心者にもベテランにも楽しめるという評価です。

DualShockers 85点

FIFAから独立して以降のシリーズは着実に良くなってきたものの、本作は特に監督キャリアのプレイヤーにとって大きな飛躍だとしています。実際のクラブ運営をのぞき見るような感覚が初めて味わえる一方、交渉や練習計画といった「書類仕事」が多すぎると感じる人もいるだろう、とも書いています。

Eurogamer Germany 80点

相変わらずの出来で、ボリュームもたっぷり。The Groundsにはさまざまな試合形式やミニゲームがあって楽しいものの、残念ながら「ペイ・トゥ・ウィン(課金が有利に働く)」の仕組みから逃れられていない、という評価です。

Game Informer 73点

楽しめる場面は多かったものの、もっと大きく改善してほしかった部分もあり、野心が足りないとしています。前作から大きくは変わらない「おなじみの体験」だという見方です。

IGN 70点

パスやクロスの刷新、監督キャリアの深まり、戦略性の重視など、シリーズの土台を活かす改善は感じられるとしています。ただ、そうした良さが別の要素に繰り返し足を引っ張られていて、「2つの異なる方向性の間で揺れている作品」だという評価です。

IGN Deutschland 60点

良いサッカーゲームでありながら、自分で評価を下げてしまっていると指摘。ペイ・トゥ・ウィンの仕組みと中途半端なオープンワールド(The Grounds)があるため、肯定的なレビューは付けられないとしています。

Radio Times 20点

Metacriticで唯一の否定評価です。意味のあるゲームプレイの変化よりも、ますます貪欲になる収益化を優先し続けている、と厳しく批判しています。かつてのFIFAが戻ってくる望みはほぼ失った、とまで書いていました。

ユーザー評価はかなり低い

メディアの評価とは対照的に、Metacriticのユーザースコアは2.3点(169件。肯定14%・賛否7%・否定79%)と、かなり低い数字です。とはいえ、前作FC 26のユーザースコアも2.9点だったので、このシリーズでは「メディアは70点台後半、ユーザーは2〜3点台」というのが毎年の定番になっているんですよね。年間課金への不満が、点数に反映されやすいシリーズだと思います。

なお、国内の大手ゲームメディアによるFC 27の点数付きレビューは、今回の調査時点では確認できませんでした。

Steamのレビューは「賛否両論」

本作はPC版も同時発売なので、Steamのユーザーレビューも確認できます。全言語のレビューは7,407件で「賛否両論」(好評3,849件・不評3,558件、約52%が好評)でした。日本語のレビューに絞ると28件中、好評はわずか4件で「不評」です。

また、一部モードを無料で遊べる「EA SPORTS FC 27 Lite」もSteamで配信されていますが、こちらは381件中15%が好評の「非常に不評」になっていました。

日本語のレビューでは、次のような声が目立ちました。

  • 監督キャリアで、休ませた主力やケガ人が移籍を要求してくる、疲労が回復しないなどのバグ報告が多い
  • 試合中に音楽が流れて実況が消える、フリーズで強制終了するといった不具合
  • スルーパスなどがマニュアル寄りになり、思ったところに通しにくくなった
  • 「FC 26よりはマシになった」が、全体的に変わり映えはしない
  • The Groundsでキーパーを選んでもフィールドプレイヤーになってしまう

海外のレビューでも「FC 26の数字を27に変えただけ」「新モードもお金を使わせる作りに感じる」といった不満が多い一方で、「オーセンティックのプリセットでキャリアを遊ぶと過去最高の手触り」という好意的な声もありました。

評価されている点

EA SPORTS FC 27の新モード「The Grounds」のストリートサッカー

守備がマニュアル寄りになり「腕前」が出るようになった

多くのメディアが真っ先に挙げているのが、ゲームプレイの方向転換です。AIが勝手に守ってくれる要素が減り、自分で寄せてタックルするマニュアル守備が中心になりました。Destructoidやuagna.itは「ミスがすぐに罰せられ、腕前がそのまま結果に出る」と高く評価しています。

また、PS Storeの説明にもあるとおり、キャリア向けの「オーセンティック」と、Ultimate Team・Clubs向けの「対戦」という2つのゲームプレイプリセットが用意されています。リアル寄りに遊びたい人と、対戦でテンポよく遊びたい人で手触りを分けられるのは、毎年の不満に応えた形だと思います。

監督キャリアの移籍市場が大きく進化

もう一つの大きな評価ポイントが監督キャリアです。移籍市場が作り直され、選手の価値がリアルになり、他クラブとの入札競争も起きるようになりました。出来高条項や買い戻し条項といった交渉もできるほか、選手の調子や士気、コンディションで能力値が変わる「Dynamic OVR」も入っています。

DualShockersやBut Why Tho?は「今年は守備と移籍の刷新が作品を支えている」と評価していて、オフラインでじっくりクラブを育てたい人にとっては、ここ数年でいちばん手応えのある年になりそうなんですよね。

FUTギャラリーなどUltimate Teamの改善

EA SPORTS FC 27のUltimate Teamの新機能「FUTギャラリー」

Ultimate Teamには、お気に入りの選手アイテムを飾ってレベルを上げる「FUTギャラリー」が追加されました。XGNは「サッカーシールを集めていた子ども心がよみがえる」とこれを絶賛しています。オフラインで遊べるライブイベントが追加された点も評価されていました。

批判されている点

新モード「The Grounds」が物足りない

今作いちばんの目玉であるThe Groundsは、ストリートとスタジアムを融合させたソーシャル空間で、キックアバウトや1対1、仲間とのClubsなどを楽しめるモードです。ただ、メディアの評価はかなり厳しめで、Eurogamer Polandは「メニューを無理にオープンワールドにしただけ」、Press Start Australiaは「退屈な作業」とまで書いています。

EA公式の開発者アップデートでも、キックアバウトに人が集まりにくい問題やメニューの動作の重さ、1対1でのキーパーの不具合を認めています。勝ったプレイヤーがピッチに残る「Winner Stays」の仕組みや、時間を決めたイベントで人を集める方法などを検討中とのことなので、今後のアップデートで化ける可能性はあると思います。

課金要素(FCポイント)への不満

毎年いちばん大きな不満になるのが、Ultimate Teamを中心とした課金要素です。PS StoreではFCポイントが120円(50ポイント)から19,900円(18,500ポイント)まで販売されていて、選手パック(いわゆるガチャ)を引くのに使えます。

Eurogamer GermanyやIGN Deutschlandが「ペイ・トゥ・ウィン」を減点理由に挙げているほか、Het Nieuwsbladも「終わりのない上乗せ販売は長年の悩みの種」と指摘しています。The Groundsの衣装などについても、Steamで「お金を使わせる作り」という声が多く見られました。本体価格9,800円を払ったうえでさらに課金を促される構造が、ユーザースコアの低さに直結していると思います。

バグと「去年と同じ」感

Multiplayer.itは、選手のポジションが勝手に入れ替わる、実況が途切れる、操作設定によって入力が効かないといったバグを具体的に挙げています。Steamでも「発売後最初の1か月まともに遊べたことがない」という声があり、発売直後の不具合の多さは毎年の不満になっています。

また、TheSixthAxisの「FC 26からのわずかな改善」、Indigo GEEKの「FC 27というよりFC 26.5」という表現のように、見た目や演出が前作から大きく変わらない点もよく指摘されています。PS4やXbox Oneでも発売されているため、グラフィックの進化が控えめだという意見もありました。

オンラインでの不満

Ultimate Teamの対戦については、TheSixthAxisやVandalが「アーケード寄りでゴールが入りすぎる」と指摘しています。EAのゲームプレイ開発チームも、キックオフ直後の得点の多さや、ニアへの低いシュートが強すぎるといったフィードバックを認めていますが、コアの調整は慎重に進めると説明していました。また、Hardcore GamerはThe Groundsにボイスチャットが無い点を気にしていました。

なぜ評価が割れるのか

EA SPORTS FC 27の試合中のシュートシーン

FC 27の評価が割れている一番の理由は、「どのモードを遊ぶか」で体験がまったく違うからだと思います。

オフラインで監督キャリアを遊ぶ人にとっては、移籍市場の刷新やオーセンティックのプリセットで、ここ数年でいちばん良い年と言える内容です(ただし、発売直後はキャリアのバグ報告が多い点に注意が必要です)。一方、Ultimate Teamを中心に遊ぶ人は、課金やオンライン対戦のバランスへの不満が積み重なりやすく、それがユーザースコアやSteamの評価に強く表れています。

メディアは「サッカーゲームとしての完成度」を見て70〜80点を付け、ユーザーは「1年分の不満」をぶつけている。この構図は前作FC 26とほぼ同じで、毎年発売されるシリーズならではの評価の割れ方だと言えそうです。

EA SPORTS FC 27は買いか?

買いだと思う人

  • 監督キャリアをオフラインでじっくり遊びたい人(移籍市場の刷新は大きな進化)
  • FC 25以前から買い替えていない人
  • マニュアル操作で、自分の腕前が結果に出るサッカーゲームを遊びたい人
  • 実在のクラブ・選手・リーグのライセンスを重視する人

買わなくてもいいと思う人

  • FC 26を持っていて、大きな変化を期待している人
  • 課金なしでUltimate Teamのトップ層と戦いたい人
  • The Groundsを目当てに買おうとしている人(現時点では内容が薄いという評価が多い)
  • 発売直後のバグにストレスを感じる人

迷っている人は、PS StoreやSteamで無料配信されている「EA SPORTS FC 27 Lite」や、EA Play加入者向けの10時間トライアルで手触りを確かめてから決めるのがおすすめです。また、毎年のパターンとして、修正パッチがいくつか当たってからの方が安定して遊べると思います。

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