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投稿日:2023年03月18日更新日:2023年07月10日

難し過ぎ?バイオハザードRE:4はどう変化したのか?【口コミ・評判】

いよいよ3月24日に発売される『バイオハザード RE:4』ですが、先日配信された体験版、皆さんはもうプレイしましたか?

オリジナル版『バイオハザード4』の発売から18年経ってのリメイクとなりますが、体験版をプレイしてみてどう変わったのか?プレイした正直な感想を解説していきたいと思います。

また、海外メタスコアやプレイした人の口コミ・評判も紹介していきます。

バイオハザードRE:4はオリジナル版に準拠したリメイクのお手本的作品

本作をプレイしてまず感じたことは、『思った以上にオリジナルに準拠したリメイク作品』であるということですね。

私がバイオハザードRE:4をプレイするのは、オリジナルのGC版を発売当時にプレイして以来なので大体18年ぶりです。

それだけ年月が経ってからのプレイなのにも関わらず、懐かしさを感じさせる手触りや雰囲気なんですよね。

懐かしさは感じるものの古臭さは感じず絶妙なバランスでチューニングされていると感じます。

『オリジナルに準拠したリメイク』には好き嫌いがあると思いますが、作品自体のクオリティは非常に高い水準に仕上げられているので、大半の人が楽しめると思います。

ここから先は各要素についての感想を話していきます。

恐怖感を緻密に描いた次世代グラフィックとサウンド

バイオハザードRE:4で開発者が一番に力を入れている部分がグラフィックとサウンドだと思います。

先ほども言った通り『オリジナルに準拠したリメイク』なので、オリジナル版と差別化を図れる部分の大半はグラフィックとサウンドになるのは必然なんですよね。

体験版でプレイ出来るストーリー冒頭部分の『村人との最初の遭遇』シーンや、『村人による襲撃』イベントはオリジナル版にもありましたが、グラフィックやカメラワーク、サウンドが違うだけで恐怖体験は全然変わってくるんですよね。

オリジナル版は全体的に明るめで恐怖感は薄かったのですが、RE:4では明暗がハッキリしていて暗がりでは恐怖感が際立つ仕上がりになっています。

木造家屋がギシギシと軋む音や、キィ…とドアを開ける時の音も恐怖を引き立てます。PS5の3Dサウンドがいい感じに効いてると思いました。

といった感じで、RE:4はオリジナル版よりも格段にホラー感が増しているので、その点は好みが分かれるかも知れませんが、ホラーゲームとしてはかなりレベルが上がったと思います。

バイオハザードRE:4は難しい?戦闘はオリジナルに忠実でありながら、よりスリリングなバランスに

続いて、バイオハザードRE:4の戦闘部分についての感想をいくつかの要素に分けて話していきます。

「銃で怯ませて蹴り飛ばす」という立ち回りは健在。ナイフパリィが可能に

基本的な戦い方はオリジナル版を踏襲していて、「銃で怯ませて蹴り飛ばす」という立ち回りが基本になってくると思います。

操作感自体は大きく変わらないものの、キャラクターのモーションの繋がりが滑らかで自然なので視覚的な爽快感は向上していますね。

元々、この一連のアクションが良く出来ているので、更にブラッシュアップされて良くなったといった感じでしょうか。

また、新たな要素としてナイフパリィが実装されています。

敵の武器による攻撃に合わせてナイフを構えることで弾くことが出来るのですが、ピンチの時の行動の選択肢が増えた感じですね。

パリィのタイミングは緩いので初心者でも扱いやすいですが、ナイフの耐久度を消耗するので使う場面を考える必要がありそうです。

敵は手強くなりスリリングな駆け引きが求められるように

バイオハザードRE:4では結構敵が手強くなっています。体験版をプレイして「難しい!」と思った人も多いかと思います。

オリジナル版では「銃からの蹴り」のコンボで無双出来るぐらい敵は弱かったのですが、RE:4では何度も起き上がってくるんですよね。

その為、気付いたら敵に囲まれているということが多いです。

囲まれることを前提とした立ち回りをしたり、より慎重な立ち回りが求められると感じました。

体験版をプレイした範囲での感想でしかないですが、オリジナル版よりもだいぶスリリングでヒリヒリとした体験が出来ます。

操作キャラの動きをもう少し機敏にして欲しかったかも?

先述したようにRE:4では敵が手強くなったので、それに合わせて操作キャラの挙動をもう少し機敏にしたり、回避アクションを追加したほうが個人的に良かったのではと思いました。

攻撃アクションとして体術が使えるのに、回避アクションが使えないのはキャラクターの設定に一貫性が無い気がするんですよね。

ストーリー冒頭のような襲撃イベントの難易度はもっと引き上げても良いから、回避アクションを駆使して自在に立ち回れる方がレオンのキャラに合っている気がしました。

バイオハザードRE:4の問題点と注意すべき部分

続いて、バイオハザードRE:4の問題点と注意すべき点をいくつか紹介します。

PS4版の最適化不足

私はPS5版をプレイしたので、進化したグラフィックに感動を覚えたのですが、残念ながらPS4版は調整不足な部分が目立っているようです。

特に顕著なのが、一部のテクスチャーが完全に死んでいる点です。

下の動画のサムネイルを見ただけでも分かりますが、壁のテクスチャーがPS1レベルの品質になっているんですよね。

FF7 REMAKEでも似たような問題がありましたが、元々、RE:4はPS5などの次世代機向けに開発されていた事もあり、PS4への最適化に十分なコストと時間が割けなかったのでしょうね。

RE:2のようなフルリニューアルを期待すべきではない

これは「リメイク作品に何を求めているか?」にもよりますが、バイオハザードRE:2FF7 REMAKEのような、フルリニューアルレベルのリメイクを期待すると、肩透かしを食らう可能性があります。

バイオハザードRE:4はあくまで『オリジナル版を準拠したリメイク』という事を念頭に置く必要があります。

なので、オリジナル版が合わなかった人は本作も楽しめない可能性が高いです。

「あの作品がこんなに美しく生まれ変わった!」という体験を噛み締めるタイプのリメイク作品なんですよね。

バイオハザードRE:4の海外メタスコア

続いて、バイオハザードRE:4の海外メタスコアを見ていきましょう。

海外サイトのレビューを総括したMetacriticのメタスコアによると93点と超高評価!評判が良かったRE:2と同等かそれ以上の評価ですね。

93点は年間を通しても、数本発売されるかどうかのレベルなので、2023年のGOTY(ゲームオブザイヤー)最有力候補と言っても過言ではないでしょう。

レビューを内容的には、

  • オリジナルに忠実な理想的なリメイク
  • 新規ユーザーも古いファンも楽しめる
  • アクションとホラーの高次元な融合

と絶賛する物が大半でした。一方で、

  • 忠実なリメイクであるが故にクリエイティブが足りない、新しさが欲しい

といった辛口な意見もありました。

バイオハザードRE:4の口コミ・評判

バイオハザードRE:4 をプレイした人の口コミ・評判をまとめました。

なかなか難しい…

楽しい!爽快!

バイオハザードRE:4はサバイバルホラーの決定版と言える神ゲー

というわけでバイオハザードRE:4のプレイして感じたこと、気になった点などをまとめました。

PS4版の一部のテクスチャーの粗は気になるものの、全体的にかなりクオリティが高い作品に仕上がっていると思いました。

アクションベースのホラーゲームとしての完成度はかなり高く、この手のジャンルでは最高峰、まさに神ゲーと言っても過言ではないでしょう。

これまでバイオハザードシリーズをプレイした事が無い人でも、単体のアクションホラーゲームとして十分楽しめると思います。

皆さんの購入の参考になれば幸いです!

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