SEKIROには周回プレイによる敵強化の他に、2つの難易度設定があることを知っていますか?
1つは『さらなる苦難』と呼ばれるもので、一度ゲームをクリアすることで手に入る『九郎のお守り』を九郎に返すことで適用されます(なお、クリアデータがあれば1周目でも適用可能です)。
もう1つは『厄憑き』と呼ばれるもので、金剛山仙峯寺の鐘を鳴らすことで適用されます。これはクリア前でも適用可能です。
この2つを適用した状態が一般的にハードモード(苦難厄憑き)と呼ばれています。
どちらも難易度が上げる為のものですが、色々と違いがあるのでまとめてみました。
この記事の目次
意外と知らない?『さらなる苦難』と『厄憑き』の違いを徹底比較検証
『さらなる苦難』と『厄憑き』では与えるダメージ、受けるダメージの他にも、経験値やお金の獲得量にも変化があります。それぞれどの程度違うのか調査しました。
検証方法について
今回の検証するにあたり、『荒れ寺から最も近い場所にいる敵兵』に実験台になってもらいました。周回数はいずれも1周目です。
彼に与えるダメージ、受けるダメージ、経験値・お金の獲得量を調べました。
与えるダメージの違いを比較
まず、敵に与えるダメージ量を比較してみましょう。通常攻撃の1発を当てた場合のHPダメージ量と体幹ダメージ量の比較になります(上の画像は拡大出来ます)。
分かりやすいように敵のHPゲージと体幹ゲージを拡大してみました。
敵に与えるダメージ量は以下の様になりました。
通常 > 厄憑き > さらなる苦難
体感的に分かってはいましたが、やはり『厄憑き』よりも『さらなる苦難』の方が難しいようです。
何発で倒せたか?
さらに何発攻撃したらこの敵を倒せたかも検証してみました。結果は以下の通りです。
- 通常・・・4回
- 厄憑き・・・4回
- さらなる苦難・・・5回
- 厄憑き + さらなる苦難・・・7回
ちょっと意外な結果になりました。
『厄憑き + さらなる苦難』になると跳ね上がっていますね。おそらく、HPダメージが少ない分、体幹ダメージの回復が早くなるので、それでここまでの違いが生じたのだと思います。
受けるダメージの違いを比較
次に狼が敵から受けるダメージ量を比較していきます。
敵から受けるダメージ量は以下の様になりました。
さらなる苦難 = 厄憑き > 通常
何発でやられたか?
何発攻撃を受けたらやられてしまったかも検証しました。結果は以下の通りです。
- 通常・・・5回
- 厄憑き・・・5回
- さらなる苦難・・・4回
- 厄憑き + さらなる苦難・・・3回
上の画像とは比例しない結果になりました。単発で受ける場合と、連続で受ける場合でダメージ量に差が出てくるのかも知れません。
連続で攻撃を受けた場合のダメージ量をそれぞれ比較すると以下のような感じですね。
さらなる苦難 > 厄憑き > 通常
『さらなる苦難』は加えてガード貫通あり
上では単純なダメージ量を比較しましたが、『さらなる苦難』ではこれに加えてカード貫通ダメージを受けるというものがあります。
きちんと検証してはいませんが、通常のガードでは7割程度しか防ぐことが出来ません。10割完全に防ぐには敵の攻撃を完璧に弾く必要があります。
経験値やお金の違いを比較
敵を倒した時に得られる経験値やお金の違いも比較してみました。結果は以下の通りです。
経験値を比較
経験値取得量を比較した結果は以下の通りです。
- 通常・・・21
- 厄憑き・・・21
- さらなる苦難・・・26
- 厄憑き + さらなる苦難・・・26
意外な事に『厄憑き』は経験値取得量は通常時と同じでした。
経験値が増えるのは『さらなる苦難』と『周回による敵の強化』だけみたいです。
お金(銭)を比較
お金の取得量を比較した結果は以下の通りです。
- 通常・・・11
- 厄憑き・・・11
- さらなる苦難・・・14
- 厄憑き + さらなる苦難・・・14
これも経験値と同じ結果になりました。『厄憑き』では変化が無いんですね。
『厄憑き』はアイテムドロップ内容が変わる
『厄憑き』は『さらなる苦難』とは異なり、アイテムドロップに影響します。
ドロップ率なのかドロップアイテムの種類なのかは分かりませんが、効率的にアイテムを集めたい人は『厄憑き』するのがオススメです。
SEKIROハードモード『さらなる苦難』と『厄憑き』の違い まとめ
というわけでざっくりとですがまとめます。
- 『厄憑き』よりも『さらなる苦難』の方が難易度が上がる
- 『さらなる苦難』は経験値・お金が増える
- 『厄憑き』はアイテムドロップに影響する
『さらなる苦難』と『厄憑き』の違いについては以上です。
SEKIROの通常プレイに飽きたらハードモード1周目がオススメ!鬼形部戦がマジ楽しいぞ!
SEKIROは基本的に覚えゲーなので2周目以降は簡単で飽きてくると思います。
そこでオススメしたいのが1周目をハードモード(厄憑き + さらなる苦難)でプレイすることです。
ただ理不尽に難しくなったわけではなく、別ゲーとしての楽しさが出てくるんですよね。
例えば、最初の大ボスである鬼形部。
通常はガードを固めて適当に攻撃してるだけでも勝ててしまうぐらい易しいボスです。
ところが、ハードモードになると一変します。一発が非常に重く通常のガードではHPが削られるようになり、体幹も崩されやすい強敵になるんですよね。
以前ならなんとなく倒せていた鬼形部なのに、しっかりと攻撃パターンを覚えて対応していく必要があるんですよね。私は初見2回目で鬼形部を倒しましたが、ハードモードでは30回ぐらい戦ってようやく倒せました…(笑)
また、SEKIROクリア済みの人にはネタキャラ扱いされている弦一郎もハードモードでは一変します。ネタキャラ扱いしてすみませんでした!
とにかく新鮮な気持ちで一から遊べるので1周目ハードモードを是非遊んでみてください!