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投稿日:2019年05月08日更新日:2019年05月13日

SEKIROがつまらないのは剣戟が出来てないから?弾きのコツ伝授します

発売から1ヶ月半が経ち評価が落ち着いてきた感があるSEKIROですが、せっかく購入したものの楽しめていない人が少なからずいるみたいです。それは勿体ない事だと思うので、SEKIROの楽しみ方をまとめてみました。

SEKIROがつまらないという人の共通点

SEKIROは個人的に発売から1ヶ月半で200時間もプレイするほどどハマりしている作品なんですよね。でも、プレイし始めた頃はそうでもありませんでした。おそらくそれは「SEKIROがつまらない」と感じる人と同じ理由だと思います。

「SEKIROがつまらない」と感じる理由、それは他の作品と同じ遊び方をしてしまっているからなんだと思います。

例えば、非常に高い評価を得ているDMC5(デビルメイクライ5)はガンガン攻めてコンボを決めていくゲームなので、その邪魔にならないようにある程度ダメージを食らっても平気な様にバランス調整されています。無茶をしても簡単には死なないのです。

一方、SEKIROは敵の攻撃を見切って体勢を崩し必殺の一撃を決めるというゲーム性です。もしDMC5のようなバランス調整にしてしまったら、見切る必要性が薄くなりゴリ押しで突破出来てしまいます。そうなればゲーム性は崩壊してしまうはずです。だから、見切りの快感を得る為にシビアなバランス調整がされているんですね。

アクションゲームの多くはDMC5のようにガンガン攻めていくタイプのものが多いですから、SEKIROも同じようにプレイしたくなる気持ちはわかります。でも、それをやったら楽しめるものも楽しめなくなります。逆に、SEKIROのような遊び方でDMC5をプレイしたらそれもそれでつまらなくなるはずです。

要するに、SEKIROにはSEKIROの楽しみ方があるのです。

また、同じフロムゲーのダークソウルやブラッドボーン経験者にも当てはまります。これについては次の項目で解説します。

SEKIROでヒット&アウェイ戦法はNG!ストレスが溜まるだけ!

色々な人のプレイ動画を見てるとダークソウルやブラッドボーンの立ち回りをSEKIROでもやっている人が結構多いんですよね。

敵の攻撃を回避してチクチク攻めるヒット&アウェイ戦法です。

ダクソやブラボではスタミナという概念があったので、限られたリソースの中で攻撃と回避をやりくりしなければいけませんでした。その最適解がヒット&アウェイ戦法だったわけです。

ところがSEKIROではスタミナの概念が無くなり、ヒット&アウェイ戦法は最適解ではなくなりました。むしろ、『体幹』というシステムが取り入れられたことで、逆に不利な立ち回りになってしまったんです。

体幹を削るには積極的攻め、相手の攻撃を弾く必要があります。ヒット&アウェイ戦法でチクチク攻めても体幹は削れません。しかも、ダクソやブラボと違ってこちらの攻撃をしっかりとガードしてくるので、チクチク攻めていては無駄に長期戦になってしまうんですよね。

フロムゲー史上最強とも言われるSEKIROのラスボスをヒット&アウェイ戦法でチクチク倒していた人が結構いるみたいなんですが、1戦にかかる時間が20~30分と驚愕の長さだったんですよね。負ければ再び20~30分戦わなければいけないわけです…。死にゲーでこれは大きなストレスです。

一方で、正攻法でラスボスと戦えば4~5分程度で倒せます。慣れれば2分を切ります。負けても4~5分でやり直せるのでストレスも少ないわけです。

SEKIROの醍醐味は剣戟!慣れれば別ゲーになるぞ!

SEKIROにおける正攻法とは接近戦による斬り合いです。いわゆる『剣戟』ですね。

スタミナが有限だったダクソに慣れていると、剣戟なんて自殺行為に思うかも知れませんが、SEKIROはダクソではなくSEKIROなんです。

ダクソ的な立ち回りでSEKIROをプレイすると劣化版ダクソでしかなくなってしまいますが、剣戟に慣れるとダクソとは全く別のゲームであるという事が分かります。ダクソには無い楽しさがSEKIROには凝縮されている事に気付かされるはずです。

とはいえ、SEKIROはダクソ以上に死にゲーなので、SEKIROを楽しむ為のコツをアドバイスしようと思います。

SEKIROの面白さを決める『弾き』のコツを伝授します

SEKIROの剣戟において最も重要なのが『弾き』です。弾きを極めることで楽しさが倍増します。

SEKIROの弾きはダクソにあった『パリィ』に近いものですが、ハードルはかなり低く設定されているので安心です。ダクソではパリィのシビアさに挫折し、ガン盾脳筋プレイをしていた私でも慣れたら簡単でした

弾きにはコツがあるので簡単に説明します。

弾きにリスク無し!失敗しても通常のガードになるだけ

まずSEKIROの弾きシステムについて簡単に説明します。

SEKIROの弾きはダクソのパリィとは違い、通常ガードとボタンが兼用となっています。

つまり、早く入力する分には弾きに失敗しても通常ガードになるだけなのでリスクは無いんです。

更に、ガード中は体幹を回復する効果もあるので、しっかりガードを固めつつ攻撃が来たらガードをし直す感覚で操作すると良い感じに弾くことが出来るはずです。

最重要!まずは先に攻撃を仕掛けて反撃を誘うこと

SEKIROの弾きとダクソのパリィの最大の違いがここだと思います。

ダクソでパリィをする場合は敵の攻撃待つのが一般的です。いつ攻撃してくるか分からないのでパリィのタイミングが掴みにくかったんですよね。それに判定もシビアでした。

逆に、SEKIROでは敵の攻撃を待たずに先に攻撃を仕掛けて反撃を誘います。反撃が来るタイミングは攻撃したすぐ後なので、簡単に弾くタイミングが掴めるわけです。

基本的には敵がこちらの攻撃を弾くまで攻めることです。高確率で反撃が来るので弾かれたら即座にガードしましょう。出が早い攻撃なら自然と弾きになるはずです。出が遅い攻撃ならタイミングを合わせて再びガードをし直すことで弾けます。

慣れないうちは2、3回攻撃したら反撃の有無に関係なくすかさずガードするのもアリです。大体は2、3回攻撃すると弾かれるので。ただし、弾かれた後も攻撃を続けるとカウンターを貰うので注意しましょう。

弾いた後はすぐに反撃しよう

弾いた後はこちらが優勢になるのですぐに反撃することをオススメします。大振りの攻撃を弾いた後は隙だらけなのでガードされずHPダメージを与えられます。基本的には再び弾かれるまで攻撃を繰り返すようにします。

ただし、例外もあります。

連撃の途中は弾いても相手が優勢なので反撃するとカウンターをくらってしまいます。連撃は全て弾いた後で反撃するようにしましょう。

敵の攻撃のリズムを覚えよう

ボスクラスの敵になると複数の連撃を駆使して攻めてきます。まともにダメージを受けてしまうと即死することも珍しくありません。

連撃は動きが速いものも多く、目で見て弾こうとすると失敗します。

連撃を弾くコツはリズムを覚える事です。決まったリズムで攻撃してくるので、リズムさえ覚えてしまえば逆に体幹を大きく削るチャンスになります。

ただ注意なのが、最初の一発目をしっかり見切るということです。最初の一発目をくらってしまうと立て続けにくらってします。連撃には比較的分かり易い予備動作があるので見逃さないようにしましょう。

弾きに反射神経は必要なし!

SEKIROの剣戟はスピーディーなので反射神経を要するように思われがちです。実際、私も最初はそう思っていました。一番最初の中ボスである侍大将のガード不能な危険攻撃を見た時、「こんなの反射神経良くないと対応できないのでは…?」と思っていたんですよね。

でも、ゲームを進めていくうちに分かってくるんです。「反射神経ではなくパターンを覚えることが重要なんだな」と。

ラスボスなんかは本当に攻撃が激しくて反射神経で対応してたらまず倒せないですが、何度も繰り返し挑むことで動きが手を取るように分かるようになってくるんですよね。

私はラスボスを倒すのに10時間かかりましたが、今ではノーダメージでクリア出来るようになりました。それはパターンを完璧に学習したからです。

まとめ

SEKIROを最大限に楽しむ為にも剣戟そして弾きを覚えましょう。

剣戟の基本をまとめると以下のようになります。

  • 敵の攻撃を待たずに先に攻撃を仕掛ける
  • 攻撃を弾かれたらすかさずガードをする(出が早い攻撃なら弾きになる)
  • 出が遅い攻撃ならタイミングを合わせて再びガードし直すことで弾ける
  • 敵の攻撃を弾いた後はすかさず反撃する。ただし、連撃は途中で反撃しないこと
  • 反射神経は必要なし。パターンを覚えることが攻略のカギ

一部剣戟が通用しない敵もいますが(人外の敵など)、これを覚えればSEKIROの評価は一転すると思うので是非チャレンジしてみてくださいね(*‘ω‘ *)

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