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投稿日:2018年01月12日更新日:2019年01月15日

【評価・レビュー】シリーズ初プレイだけど地球防衛軍5が楽しい!11つの魅力といくつかの欠点を紹介

地球防衛軍5(Earth Defense Force 5 :EDF5)が発売されてから1か月が経ちましたが、発売3週間で早くも国内販売数25万本を達成(パッケージ版・ダウンロード版の累計)したみたいですね。名前は知っていましたが、こんなに人気がある作品だとは意外でした。

というわけで私もPS4版『地球防衛軍5』を購入したわけですがシリーズ初プレイになります。事前知識はほとんどありません。

プレイした感想をざっくり言ってしまうと『荒削りだけど魅力が詰まった作品』ですね。クリアまでのボリュームもあるし、やり込み要素もとてつもない量です。私はソロでプレイしましたが、オンラインマルチ共闘(協力)プレイでわいわい楽しむ事も出来るのも良いですね(役割分担できる分、オンラインの方が戦略的に楽しめそうですね)。

ざっくりとした感想はこんなところです。
ここからは長所と短所を分けて詳細にレビューをしていきます。魅力や欠点を分かり易くまとめていきますので、購入される際の参考にして頂けると嬉しいです。

↓ニュース風の公式PVも面白いので是非見てみてくださいね!

この記事の目次

地球防衛軍5の11つの魅力・長所・メリットまとめ

1. 前作から大幅進化した爽快感がヤバ過ぎ!銃で撃った怪物が血しぶきをまき散らしながらバラバラに…。

私は今作がシリーズ初プレイなので過去作はほとんど知らないのですが、今作からは敵の血しぶきが建物にベッタリと付着したり(まるでスプラトゥーンのような)、撃った部分の装甲が剥がれたり、人型の敵なら手足がもげます…(笑)

というわけで、前作と比較するとかなりグロテスクな表現が満載なんですが、元のグラフィックがそこまで綺麗ではないので気持ち悪さはそこまで感じませんでした(個人的にはダンゴムシ型の敵が気持ち悪かったです(笑))。むしろ、とにかく気持ち良く爽快感抜群なんですよね。ストレス発散に持ってこいです。

↓集中砲火で敵を粉砕するのがとにかく爽快なんですよね!

人型(カエル型)の敵は部位破壊をすることで戦略的に戦う事も出来る!

手足がもげたり、装甲が剥がれるのは見た目だけの話ではありません。戦略的にも影響してくるんですよね。

例えば、銃器を持つ腕を破壊すれば敵は武器を使えなくなりますし、足を破壊すれば立っていられなくなります。なので、まず足を破壊することで行動の自由を奪い、その次に武器を持つ腕を破壊し無力化し、最後に頭を撃ち抜きとどめを指す、というような戦略が考えられるわけです。

部位破壊がある分、人型の敵は昆虫型の敵よりも弱点が多いわけですが、それを防御する為に強固なアーマーを身に付けている敵も出現してくるんですよね。当然、アーマーも部位毎に耐久力があるので、闇雲に敵を攻撃してもアーマーのせいでダメージが与えられません。そういう場合は一カ所に集中攻撃してアーマーの破壊をする必要が出てきます。

人型の敵は今作で初登場らしいですが、思考も人間的なので昆虫型の敵と戦うよりも楽しいですね。そして、かなり強いんですよね。でも、強いからこそ強い武器や戦術が活きてくるわけです。

2. 無双シリーズよりも無双してる!ワラワラ感がスゴイ!

これは前作もそうだったかもしれませんが、押し寄せてくる敵の数がとてつもない量なんですよね。しかも、人間をはるかに超える大きさの敵が大量にやってくるわけですから、敵で視界が埋め尽くされるわけです(ヒェッ)。

こういうワラワラ感といえば無双シリーズが有名ですが、もはや地球防衛軍5のほうが本家無双よりも無双しています。断言出来ます。

そして、無双シリーズとの一番の違いは爽快感があることです。無双シリーズは敵を斬っても発泡スチロールみたいな感触で爽快感があまり感じられないのですが、本作はしっかりと重量感のある生命体を撃っている感覚があるので爽快感がしっかりと感じられるんですよね(血しぶきも出るし、バラバラにもなりますしね)。

3. 膨大な種類の武器を集めたり、地道に強化していくハクスラ要素が楽しい!

本作に登場する武器の数は過去最多という事で、兵科ごとに200以上の武器が存在するのですが、各武器にはレベルが設定されています。

武器はミッション中に敵を倒すことで得られるウェポンボックスからランダムで入手することが出来るのですが、これが実に楽しいんですよね。同じミッションでも高難易度で挑戦することで、より高レベルの武器が入手出来ます。だから、より強い武器を求めてどんどん難解なミッションに挑戦したくなるんですよね。

ここまでは前作までと同様です。

本作では武器毎に熟練度(強化レベル)が設定されていて、ミッション中に既に所持している武器を入手すると、より優れたパーツと交換して武器を強化することが可能なんです。なので、レベル0の最弱武器でも強化していけば中盤ぐらいまでは使う事が可能というわけです(熟練度には上限があり、それは武器毎にことなります)。

また、本作には武器とは別にキャラクターの能力を上昇させる補助装備も装備することが出来て、これによって移動速度のアップや、ブースト挙動を変更することなどが可能になります。

つまり、今までは武器は入手しか出来なかったのが、装備のバリエーションが増え、さらに強化(カスタマイズ)も可能になったということです。これは廃人化待ったなしのやり込み要素ですね…(笑)

4. 100を超える圧倒的ボリュームのミッション数に大満足!

武器の数に限らずミッションの数も過去最多ボリュームになっていて、その数は100を超えます。

一つ一つのミッション内容も結構長く、シリーズ初プレイの私はストーリー展開的にミッション40ぐらいでエンディングかと思っていたら、まさかの倍以上のミッション数(笑)

難易度ノーマルでクリア時間は35時間ぐらいでしたが、この手のシューティングゲームとしてはかなりのボリュームだと思います。バトルフィールドやコールオブデューティーのキャンペーンモードは十時間程度でクリア出来るボリュームですからね。

同じミッションでも使用する兵科や難易度によっては別ゲーのような感覚で楽しめるので、体感的には数百ミッションあるような感じですね。

5. 兵科によって全く異なるプレイスタイルが楽しめる

本作では4つの兵科(職業)から選択してプレイする事が出来ます。兵科は好きなタイミングで選択しなおすことが可能なので、ミッションに合わせた兵科を選ぶのが賢い攻略方法だと言えるでしょう。

兵科によって操作方法がガラリと変わるのでかなり戸惑いますし、慣れるのにも時間を要しますが、別のゲームをプレイしているかのように新鮮な気持ちで遊べるのは嬉しいですね。30歳過ぎのオッサンの私は操作を覚えるのに四苦八苦ですが…(笑)

なお兵科は以下の4種類が存在します。

レンジャー
最もスタンダードで扱いやすい歩兵。初心者はまずこれを選ぶと良いでしょう。扱える武器はアサルトライフル、ショットガン、スナイパーライフル、ロケットランチャーなど実弾の銃器を扱います。
ウイングダイバー
背中に背負ったブースターで飛び回る事が可能で、レーザー兵器を中心とした高火力な武器を扱えます。レンジャーで基本操作に慣れてからプレイすると良いと思われます。
エアレイダー
戦車や二足歩行ロボットといった大型のビークルや、さらには空爆を要請する事が可能です。性質上、マルチプレイでサポート役として能力を発揮できる兵科です。
フェンサー
重武装の歩兵。最大4つの武器を装備することが可能(他の兵科は2つまで)で、状況に応じて使い分ければあらゆる環境で戦う事が可能。さらに、頑丈な装甲とブースターによる高速移動が可能。しかし、他の兵科と大幅に操作方法が異なり、性能を発揮するには熟練した操作技術が必要。

↓フェンサーは熟練した操作技術があれば某ロボットゲームの様な素早く立体的な立ち回りが可能です(より性能の高い武器や補助装備を入手すればさらに高度な立ち回りが可能でしょう)。

6. 元々はSIMPLEシリーズのお手軽ゲーだけど「面白い」と評価され人気爆発!

今となっては知らない人も多いかも知れませんが、地球防衛軍は元々SIMPLE2000シリーズという2000円ぽっきりで遊べるお手軽なゲームの一つとして発売されたんですよね。

SIMPLE2000シリーズの作品と言えば『ブロック崩し』や『ビリヤード』と言った、パソコンならフリーソフトとして配布されている様な内容のものが多い印象があったので、正直、地球防衛軍もその程度の内容なんだろうと思っていたんですよね。しかし、何故か空前の大ヒット。

1作目からミッションをこなし武器を収集してキャラクターを強化していくという単純明快なシステムは確立されていて、そのシンプルさが人々の心を掴んだみたいです。最近のゲームは複雑でシステムを覚える前に飽きてしまうなんて事も珍しくない中、地球防衛軍は単純明快でシンプルだからこそ飽きる前に魅力を伝える事に成功したのだと思います。

一般的に売れているゲームは大々的な宣伝をすることで知名度を広めているわけです。つまり知名度と面白さは比例しないという事になります(知名度と比例するのは宣伝量)。しかし、地球防衛軍は宣伝に頼らず口コミだけでここまで知名度を広めることに成功したわけですから、面白さは折り紙付きというわけです。

7. オフラインソロでもオンラインマルチでも充分楽しめる!

地球防衛軍は元々オフラインシングルプレイ用タイトルとして発売された作品なので、本作も一人プレイでも問題なく楽しめます。

一人プレイでもNPCと協力しながら敵を倒して行くことになるので孤独感はありません。勿論NPCを無視して単独で敵陣に突っ込んで無双することも可能ですが、装備が弱いうちはNPCに歩調を合わせて戦った方が楽に攻略出来ますね(単独行動は敵の攻撃が全部自分に集中することになるので…w)。

フレンドがいる人はオンラインマルチによる協力プレイがオススメです。なぜなら、協力プレイだと役割分担が可能なので、ソロでは出来ない様な戦略も可能になるからです。例えば、高機動なウイングダイバーが囮になって敵を引き付け、その隙にレンジャーが遠方からロケットランチャーで一網打尽にするような戦術を取る事が可能です。ただ、本作ではフレンドリーファイアが有効になっているので、注意しないと自分の攻撃が味方に当たってしまうので位置取りも重要です。そういう事を考えるのも実に楽しいのです。

↓オンラインマルチプレイの模様はは弟者さんたちの実況動画を見ていただくと魅力が伝わると思います!

8. ちょっとダサめな音楽も味わいがあって好き

ハッキリって本作のBGMは古臭いです。昭和の戦隊モノの様な雰囲気の曲なんですよね。今風のオシャレな曲と比べるとダサいです。けど、そのダサさが癖になるんですよね。昭和のヒーローを知っている世代だからこそ感じる感覚なのかも知れませんが、「これだよ、これ!」と言った感じでテンションが上がるんですよね。

↓特に、味方の援軍が登場して形勢逆転の時に流れるBGMが、良い感じにダサくてノスタルジックな気持ちになります。実はこのBGMが流れるのは敗北フラグが立つ事を意味するんですけどね(笑)

↓昔フジテレビで放送していたダイバスターのテーマソングと何となく似た雰囲気ですね。

9. 最初からクライマックス感のあるストーリーと空気を読まない隊員の言動が笑える!

本作のストーリーは民間人であるプレイヤー(例えば、レンジャーを選択した場合は民間警備員としてスタートする)が軍事施設に訪問した際に地球外生命体に侵略されるところから始まります。

突如無線に「食われた!上司が食われた!」という悲痛な叫び声が流れ、軍人たちは慌ただしく出動していくのですが、プレイヤーを案内する施設スタッフは「気にしなくていいよ。軍人ってのはこういう悪ふざけが大好きなんだ」という呑気な対応。このギャップが面白さを通り越してシュールで不気味なんですよね(笑) そして、プレイヤーを案内していたスタッフは怪物に出くわし『丸かじり』されるわけです…w

他にも、プレイヤーはEDF隊員として行動していくことになるわけですが、行動を共にする隊員たちが実に空気を読まないんですよね。戦闘真っただ中でも陽気に歌ったり、隠密行動中に大声で叫んだりして、プレイヤーを笑わしにかかってくるのです(笑)

でも、陽気な隊員とは裏腹にストーリー展開はかなり絶望的なんですよね。なんとなくフォールアウト4を彷彿とさせる絶望感。

10. 難易度ミッション毎に選択可能。初心者から玄人まで幅広くサポート

先ほども簡単に触れましたが難易度選択が可能なので初心者から上級者まで幅広く遊べます。難易度はミッションごとに変更可能。

選べる難易度は以下の5通りあり、難易度によって敵の強さ、獲得できる武器のレベル、フレンドリーファイアのダメージ量、ミッション失敗時のアイテム獲得量などが変わってきます。

  • イージー
  • ノーマル
  • ハード
  • ハーデスト
  • インフェルノ

わざわざ難しい難易度でプレイしたくないという人も多いと思いますが、ノーマルで全クリアして手に入る武器は全体の半分にも満たない量なんですよね。だから、より強くユニークな武器を求め、ついつい高い難易度に挑みたくなってしまう中毒性が地球防衛軍5にはあるんです。

11. Amazonレビューもかなりの高評価!

Amazonレビューを見てみると、レビュー執筆時点では66%の人が星5、14%の人が星4という事で大半の人が高評価を付けているんですよね。それだけファンの期待に応える事が出来たという事でしょう。
ここでは高評価、低評価に関係なく、いくつかのレビューを紹介します。

ダッシュ、ブーストジャンプが連続して複数回使えるようになる補助装備の存在がありがたい。スラスタージャンプ(スラスター吹かした直後にブーストジャンプをする)が良い。やり方の解説動画などもあると思うが、かなりのスピードで移動できる。5をやった後で4.1のフェンサーは面倒くさくてできませんでした。
固有チーム(特にグリムリーパー!)との共闘が良い感じに盛り上げてくれる。
全体的に少し暗い。絶望感があふれすぎる無線が多かったかな?もうちょっと熱い方向でいってほしかった。
武器・アーマーのアイテム回収がちょっとめんどくさい。が、慣れるとちょっと取る瞬間が嬉しくなる謎。
ノーマルで一度クリアしてハードの終盤まで来ましたが買ってよかったと思います。シンプルで楽しいゲームです。
フェンサー最高!!!

地球防衛軍シリーズ最新作は、良くも悪くも今までの地球防衛軍と変わらずそのままアップデートされた印象。
無駄なムービーがないのはそのままで良いけれど、無線演出だけでも脳内麻薬がドバドバ出るようには出来たのでは?
明らかに主人公は圧倒的な功績を残しているので、一般人から世界を救うヒーローになって行く気分にもう少しさせてほしかった

このゲームのオススメポイントは、
・気軽に野良でオンラインプレイが出来ること
・爽快!楽しい!ということ
・前作と比べて色々と改善されたこと
以上の3点だと思ってます。
チュートリアルも追加されて、ストーリーも若干面白くなったため、初心者にもオススメだと思います。

やってること毎回ほとんど同じなのになんでこんなに楽しいんだろう

過去作に比べればかなり操作せいは良くなって居ますが、
毎回やること同じと言うマンネリ感が半端無いです、
永遠同じ事繰り返すただの作業ゲーになってしまって居ます、しかも1ステージ1ステージが時間がかかるため、半分位やると飽きてしまいます、

三十時間くらいプレイしましたが全然飽きませんね。
特にオンラインがとても楽しいです。
対人要素がないせいか民度が良い印象。
ノリノリのパーティーだと最高です。
何度も失敗してやっとクリア出来た時は四人で喜びまくりました。

結論から言うと、良い所も悪い所もほぼ据え置きになっています。
シリーズファンであれば「ああ、いつものか」と許容が可能ですが、やはり未経験者にとっては粗として認識される部分はかなり多いです。
・アイテムの取得範囲が狭い
・細かい段差につっかかる
・敵がマップの端でウロウロしていることがある
・フェンサーの移動が極めて不便、且つ仕様に合ってない

以前からかなり面白いとは聞いていたので衝動買いしそうになったのですが、5の発売日まで堪えて初入隊しました。
いやー面白いですねえ!敵のわらわら感は無双シリーズに近いものがありますが、とにかく巨大!
キャラが4タイプ選べるのも4倍楽しめます。
ステージがサクサク進むのでちょっとした合間があるとプレイしてしまいます。
武器集めや難易度もいろいろあるのでかなりやりこみ要素はあるのでとてもコスパの良い1本だと思います。
GTA好きの子供とマルチで進めていますが、すぐに私の背中に爆弾をセットしてくるので厄介です(笑

全体的にシリーズのファンのレビューが多い印象でした。まとめると、

  • 前作から正統進化して遊び易くなった!
  • 悪い部分が改善されていない…
  • とにかく爽快で楽しい!
  • 同じ事の繰り返しなのに楽しい!
  • 同じ事の繰り返しでマンネリが半端ない…
  • オンラインでの共闘が楽しい!

という感じですね。
基本的に爽快で楽しいゲームには違いないですが、調整不足な箇所が多かったり、マンネリ感が拭えないと思っている人が多いみたいですね。

いくつか欠点・デメリットもあります…

1. 画面を覆いつくす大量の敵は迫力があるがワケがわからなくなる事も多い…

本作はホントに画面を覆い尽くすくらい敵が湧きます。それを一網打尽にするのはホントに爽快なんですが、同時に「視界が塞がれ状況が全く分からない」という事も多いんですよね。これを「迫力を出す為の演出」と捉えるか、「遊びにくいだけ」と捉えるかで評価は割れそうですね。

さらに、そういう状況になると処理が追い付かなくなり『処理落ち』が発生します。特に、終盤は演出も派手になってくるので顕著になりますね。

なお、PS4 Proだと処理落ちは大分軽減され比較的安定して60fpsで動作するみたいですね。快適に地球防衛軍5を遊びたい人はこの機会に乗り換えを検討するのもありかも知れませんね。

2. ダッシュし続けるのがシンドイ

今作からレンジャーが右スティック押し込みでダッシュが出来るようになったんですが、これがどうも使いにくいんですよね…(ちなみにダッシュ中はアイテムを拾える範囲が広がります)。

最近のFPSゲーム(バトルフィールド1など)をプレイしたことがある人は分かると思いますが、一度スティックを押し込めば、それ以降はスティックを倒すだけでダッシュ出来る様になっているんですよね。しかし、地球防衛軍5はスティックを押し込んでいる間だけダッシュが可能な仕様なんです。

この仕様の欠点は『指がとにかく疲れる』ということです。スティックは結構強めに押しこまないと反応しないので、長時間ダッシュし続けると指が痛くなるんですよね。しかも、少しでも指の力を抜くとダッシュが終わってしまい、再びダッシュするのに準備動作が必要なのでストレスになるんです。

これは早期に改善してほしいですね(他の兵科でもスティック押し込みのアクションはありますが、レンジャーの様に押し込み続ける必要は無いのでレンジャーだけの問題ですね)。

3. 兵科によっては移動速度が遅くて面倒くさい

本作のマップはちょっとしたオープンワールド並みに広いので、移動に費やす時間が長いんですよね。

ウイングダイバーや熟練したフェンサーはブースターで快適な移動が出来るんですが、その他の兵科は移動が面倒臭いんですよね。特にブースターが無い状態のフェンサーや、二足歩行ロボットはのしのしとゆっくりと移動するので結構ストレスになります。

たまに、マップの端に敵が一匹だけ取り残されていたりするんですが、移動速度が遅いとそれを倒しに行くのが面倒なんですよね…。

4. グラフィックは一昔前のクオリティ

派手で爽快なグラフィックは本作の魅力なんですが、一方でお世辞にも美しいとは言えないグラフィックなんですよね。敵のデザインや建物の造形など、部分的に見ればなかなか凝った作りではあるんですが、街並みが人工的というか『コピペで建物を配置していった感』があるんですよね。エフェクトも良くてPS3レベルといった感じでリアルとは言い難いものです。

ただこれは、派手さを重視した結果だと思うので、個人的には仕方ないのかなと思います。

5. カメラワークが命取りに…

ミッション中、新たな敵が登場する時にカメラワークがその敵の方に勝手に向く様な演出が入る事があるんですが、これが非常に厄介なんですよね。

何が厄介なのかと言うと、その演出が行われている最中も敵はプレイヤーを攻撃し続けているので、運が悪いと演出が原因で死ぬこともあるという事なんです。しかも、本作は1ミッションに30分ぐらいかかるものもあるので、そういう原因でミッション失敗してリトライするのは泣きたくなります…(笑)

せめて演出中は敵の攻撃をストップしたり無敵状態にするなどの措置はしてもらいたいですね。

地球防衛軍5の得点

88 / 100

※この得点はどのくらいオススメなのかを表すものです。グラフィックやサウンドがイマイチでもそれを上回る魅力があれば高得点になります。

項目別評価

グラフィックス ☆☆☆★★
お世辞にもPS4レベルとは言えないグラフィックだが、敵がド派手にバラバラになっていくさまは快感の一言!
サウンド ☆☆☆☆★
個人的にはB級感漂うBGMだったり、空気を読まない隊員のセリフが好き
熱中度 ☆☆☆☆☆
似た様なステージを延々とプレイしていくだけだが没頭してしまう魅力がある
ボリューム ☆☆☆☆☆
100を越えるミッション、膨大な数の武器の収集と強化、100時間、200時間程度では遊び尽くせない(前作は1000時間以上遊んだ人も多いみたいです)。
遊びやすさ ☆☆☆★★
前作から遊び易くなったとはいえ、調整が必要な箇所も多い。また、シリーズ初プレイの人は兵科によって遊び易さは大きく変わる(レンジャーが最も遊び易い)。

地球防衛軍5は神ゲーとまではいかないけど、誰でも十分に楽しめる傑作!

まとめると、『色々と粗さは感じるが、しっかり面白さを追及している作品』だと思いました。

シンプルに敵をバリバリ撃って殲滅するのは爽快で楽しいし、武器の収集や強化で地道にキャラクターを強化していくのは没頭できるし、兵科によって操作方法や特性が全然違うので新たなプレイスタイルを確立する楽しみもあり、とにかく遊び甲斐のある作品なんですよね。

また、私はプレイしていませんが、オンラインマルチによる共闘がかなり好評なようなので、フレンドがいる人はオススメします(野良でも楽しんでいる人も多いようです)。

地球防衛軍シリーズは元々、SIMPLE2000シリーズという低予算ゲームとして誕生したわけですが、その名残なのか、ストーリー演出面は簡素なものです。しかし、民間人がEDF隊員になり、そして英雄になっていく過程が描かれているのは熱いですね。意外と重苦しいストーリーも好みでした。

また、今後、有料ですが2本の大型DLCが配信されるとの事で、しばらくは楽しめそうな感じですね。地球防衛軍6が発売される頃ぐらいまでは定期的にアップデートがされていくと思うので、今ある不満点を改善されていくことを期待したいと思います。

荒削りですがとても魅力的な作品なので、シリーズをプレイしたことがある人は勿論の事、まだプレイしたことが無い人にも一度は遊んでみてくださいね!

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