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雑記
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2016年04月07日

PS4ディビジョンをレビュー!ソロプレイで遊んだ感想・評価のまとめ

 

発売前から「グラフィック凄すぎ」とか「劣化してるじゃん。いつものUBIか」などと賛否両論だったディビジョン(The Division)が、遂にPS4で発売され、黙々とソロプレイしていた私ですが、クリアしたのでレビューします。

ざっくり書くと、全体的には満足だけど、良い面と悪い面がハッキリしている感じの評価になりました。

まずは良い部分からまとめていきます。

マンハッタンにそびえ立つビル群のスケール感が感じられるグラフィックはPS4最高レベル。

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まず最初に目に付くのが美しいグラフィックですね。この画像は実際に私がPS4でプレイしたものをキャプチャしたものですが、建物の造型や雪の積もった路面の美しさだけでなく、空気の表現が凄いと思いませんか?

2013年に公開されたデビューティザー動画の時よりも若干画質(テクスチャの解像度など)が落ちてしまっているのは残念ですが、それでもPS4タイトルの中ではトップクラスのグラフィックですね。

ディビジョンの舞台は細菌テロによって無法地帯になってしまったニューヨークのマンハッタンなんですが、雪が積もった路面、散乱したゴミ、乗り捨てられた自動車など、画面内に描画されるオブジェクトがとても多く、リアリティが上手く演出されているんですよね。

また、建物の存在感が今まで感じたことが無いレベル。街並みが作りまれたゲームと言えばGTA5が有名ですが、ディビジョンはそれを遥かに上回っているように感じました。感覚的なものなので上手く言えませんが、「そこにいる感」をとても強く感じました。

さらに凄いのが天候表現と時間表現。
「Snow Drop」というゲームエンジンの賜物なのか、天候や時間によって都市が全く違う姿を見せるんですよね。雪が降れば車や路面に雪が積もり、靄が発生すれば光が拡散して幻想的な雰囲気を醸し出します。天候表現と言えばDRIVECLUBも凄かったですが、ディビジョンの天候表現も別のベクトルでリアリティを感じました。

ディビジョンはオープンワールドを採用していますが、マップ面積は約9.18平方キロメートルと一般的なオープンワールドゲームよりも小規模。しかし、移動手段が徒歩(ファストトラベルも可能)だけなので、体感的にはGTA5と変わらないくらいの広大さを感じました。それに面積が狭い分作り込みが凄いのでマップに対する満足度は高いです。

ディビジョンはただ景色を眺めて歩くだけでも楽しめる数少ないゲームの一つです。

アクションの出来が良い。スムーズなカバーアクションで隠れながら行う銃撃戦は気持ちいい!

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単純にアクション・シューティングとしての出来がとても良いと思いました。

個人的なイメージだとMMO要素のあるゲームはアクション部分がイマイチという印象があるんですが、ディビジョンは全然そんなこと無く、むしろ他のアクションやシューティングよりも格上な感じがしました。

単純に銃撃の手応えが気持ち良いですし(ライトマシンガンやサブマシンガンが特に)、流れるようなカバーアクションを駆使して敵との距離を縮めて行くのも爽快です。

また、UBIソフト恒例のアクションになりつつありますが、○ボタン押しっぱなしで移動すれば、スムーズに壁を駆け上がったり、車の屋根に飛び乗ったりといったパルクール的なアクションがこなせるのは気持ち良いですね。

あと、ディビジョンに登場する銃火器は実在する物です。多くのゲームはライセンス料の問題で架空の物になっていることが多いですが、本作ではしっかりとライセンスを結びこだわって制作されているようです。

また、CPUが結構賢くて一人でも遊びがいがあるんですよね。難易度も絶妙で繰り返し遊びたくなる感じです。

ソロプレイでもダークゾーンはハプニングだらけで常に新鮮!

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ディビジョンの売りの一つでもある対人プレイ可能なエリア「ダークゾーン」。ここの緊張感とワクワク感は堪らないですね(画像はダークゾーン入り口)。

ダークゾーンは通常のエリアとは別マップになっているというワケではなく、広大なオープンワールドの一部エリアがダークゾーンとして扱われています。そして、ここの雑魚が異常なくらい強いので、通りすがりの他のプレイヤーといつの間にか協力して戦う事になったりします(笑)ダークゾーンの目的は強力な武器や防具を得る事なので、基本的には他のプレイヤーと利害が一致するので自然とそうなるんですよね。

しかし、他のプレイヤーを殺害すればより貴重なアイテムを入手出来る可能性が高いんです。

だから、裏切りが発生します。
さっきまで仲間だと思っていたプレイヤーがアイテム欲しさに平気に裏切るんです(笑)

ダークゾーンで入手したアイテムは汚染されているのでヘリを使って回収しないといけないんですが、ヘリは他のプレイヤーと共有してる為、回収地点には他のプレイヤーが集まるんですよね。だから、そこで一攫千金を狙って裏切りが多発するんです(笑)。もちろん、無事アイテムを回収したいのは皆一緒なので、暗黙の紳士協定を結ぶ事がほとんどですw

ダークゾーンは常にこういったハプニングが起こる為いつも新鮮で飽きません。この緊張感は他のゲームではなかなか体験出来ないですよ。

まずはダークゾーンのカオスな状況を見てみてください!以下の動画(軟骨FPS BAXという方の動画)の11:40~ぐらいから酷い展開が確認出来ます(笑)

[ディビジョン]ダークゾーンで一人ローグプレイ

プロシージャル技術を活用した自由な破壊表現はとにかく爽快!

個人的にディビジョンで特に評価できるのはプロシージャル技術によるリアルな破壊表現ですね。グラフィックが綺麗なゲームは他にも沢山あるのですが、ここまで破壊表現にこだわったゲームはほとんど見たことがありません。

一般的なゲームの破壊表現は「どのように壊れるか」がパターン化されていて、壊れたオブジェクトの断面の見え方は常に一定です。なので破壊していてあまり楽しくないんです。

逆に、プロシージャル技術はプログラムで動的に断面を生成するので、パターン化されず無限大の破壊のバリエーションを生み出すわけです。だから、常に破壊が新鮮で楽しいんですよね。

もちろん、プロシージャル技術を使っても完全に自動化出来るわけではありません。石や木や金属など材質ごとに壊れ方をプログラミングしなければなりません。さらに同じ石や木でも材質に違いがあります。その都度プログラミングが必要です。

その膨大な作業量が理由なのかは分かりませんが、壊れないどころか傷一つすらつかないオブジェクトが少なからず存在するのは勿体ないなと思いました。アップデートでより多くのオブジェクトがリアルに壊れるようにしてもらいたいですね。

木と石のブロックを破壊

もし今のニューヨークで細菌テロが起きたら?というリアリティのある世界観

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ティザー映像などを見て結構勘違いしている人が多いと思うですが、ディビジョンはSF物ではありません。主人公が若干未来的なデバイスを装着している以外は現代のニューヨークそのもの。

ディビジョンの世界観は、2001年6月実際にアメリカで行われた対化学テロ危機管理演習「オペレーション・ダーク・ウィンター」がベースとなっていたり、他にもアメリカがテロなどによって国家滅亡の危機に陥った時に発令されるという「大統領命令51号(Directive 51)」によってプレイヤーがディビジョンとしての任務を遂行していく設定など、フィクションの世界でありながらも現実に忠実なのでリアリティがあります。

もし、アメリカで細菌テロが起きたらこんな状況になる可能性があるかも知れないと思いながらプレイすると没入感が高まりますね。

更にディビジョンの世界観をリアルに感じさせる要素として、収集要素でもある「携帯通信」、「事件報告書」、そして事件当時の状況を監視カメラやスマホのデータをハッキングして再構成しホログラム化する「エコー」。こういった演出によりテロの悲惨さが鮮明に伝わってくるんですよね。

膨大な量の収集・育成要素で飽きさせない

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ディビジョンは操作系に関してはTPS(エイム時はFPS視点)ですが、ジャンルとしてはRPGなので、収集や強化が楽しみの一つとなっています。

そして、武器や防具にはレベルやレアリティの概念があって、同じ武器でもレベル・レアリティが異なれば全く性能が異なってきます。強敵を倒したり難関なミッションを攻略するほどレベル・レアリティの高い装備品が手に入る可能性が高いので熱が入りますね。

この辺のシステムは以前レビューしたデスティニーの丸パクリですね(笑)

あとは、先ほど取り上げた「携帯通信」、「事件報告書」、「エコー」といった収集要素に関しては、屋外に限らずアパートの一室や商業施設などにも落ちているので、マンハッタンの街を飽きずに隅々まで探索するモチベーションにもなりましね。

協力プレイで1人では出来ない戦略が生まれる!

ディビジョンは一般的なシューティングと違ってレベル制で、レベル差によっては敵はかなり強く感じます。HPも高くて、ヘッドショット1発、2発じゃ倒せません。なので、基本的にステルスキルは不可能で撃ち合いがメインになります。

ソロプレイだと”カバーアクションで敵の攻撃をかいくぐり隙を突いて攻撃”という戦い方に限定されがちですが、協力プレイだと”一人が囮になって他のプレイヤーが背後から攻撃”したり、”「せーのっ!」で同じターゲットに集中砲火を浴びせて強敵を一気に倒す”といった攻略も可能になります。

さらにディビジョンには様々なアビリティがあるので、プレイヤーごとに攻撃特化、支援特化、防御特化というように特色をはっきりさせて役割分担すれば楽しみ方は更に広がりますね(まぁでも撃ち合ってナンボのゲームですけどね)。

アイテム課金は無し!お金で優劣は決まらない!

本作はソロプレイでもオンライン接続必須ですが、MMO RPGにありがちなアイテム課金のようにお金をかけた分だけ能力に差がつくなんて事はありません。純粋にやり込んだ時間や実力が他のプレイヤーとの差になります。

日本はスマホゲーが主流ですが、その多くは課金大小が能力差になるので、強くなろうとするほどにお金がかかりストレスでしたが、ディビジョンではそんな事は無いので良かったですね(本来はそうであるべきだと思うんですが。どうしてこうなったゲーム業界・・・)。

また、現時点ではレベルの上限も低めに設定されているので、後から始めたのプレイヤーが追いつけないなんて事もありません(おそらく時期を見て上限が上がると思います)。

一応、今後有料の大型DLCの販売が予定されていますが、こういうのは費やす金額が決まってるのでアリだと思います。いわば続編に近いものですからね。

・・・

続いて、不満点を挙げていきます。

オンライン接続が必須である

先ほども少し触れましたがディビジョンはオンライン専用です。ソロで遊ぶ場合でも必須です。

オンライン専用であるが故に特有のトラブルがネックになってきます。

例えば、

  • サーバーメンテナンス中だったり障害の時は遊ぶことすら出来ない。
  • 接続に時間がかかることがある
  • 状況によってはラグが発生することがある
  • オンラインサービスが終了したら遊べない(はず)。

というものです。

ソロプレイ専用の人からしたら迷惑極まりない仕様なので、アップデートでソロの場合はオフラインで遊べるようにしてもらいところです。

ソロでの遊び方が限定されている

ソロでプレイすると推奨レベル以下での攻略がかなり難しいので、必然的にサイドミッションやエンカウントと呼ばれるミッションを先にこなし、ある程度レベルを上げたり、装備を整えたりする必要が出てきます。

ゲームそのものは楽しいので個人的にはさほど気にならない部分なんですが、ソロでメインミッションだけをサクっと遊びたいという人は辛いと思います。

このゲーム、本当レベルが1、2違うだけで攻略の難易度が変わって来るんですよね。

でも、フレンドがいなくても野良プレイヤー同士で協力することも可能なのであまり気にしなくてもOKです!

UI(メニュー項目)が分かり難い。細かいバグが目立つ

ディビジョンのUIはお洒落で未来的な感じですが、まず見慣れない略称が多数。説明で分かるものもあるけど分からないものも多数。

また、「安定性」と「命中率」の違いもググらないと分かりませんでした。慣れればなんてことは無いんですが、最初は説明書が必要だと思いました。でも説明書が無いんですよね。

でも、最後までアイテムを拾った時の「ボーナス1(だっけ)」みたいな表記の意味が分かりませんでしたね。なんなんだろ?

あとは、オンラインゲーだからなのか装備を変更しても数値が反映されるのが遅かったり、アイテムが拾えない時があったりと細かいバグが多いかなと思いました。

あとは、長時間プレイしてると音が消えていくバグに遭遇して、他のプレイヤーも同じ症状の人が結構いたようですね。

ディビジョンの得点

84 / 100
グラフィックス ☆☆☆☆☆
デビューティーザーの時よりは劣化したものの、数々の環境表現や破壊の演出は一級品
サウンド ☆☆☆☆★
基本的には上質だけど、バグで音声が消えることがあるのは改善してほしい
熱中度 ☆☆☆☆☆
アクション・シューティングとしての基本がちゃんとしているのでついつい熱中!ダークゾーンは常に新鮮で楽しい!
ボリューム ☆☆☆☆★
ミッションの数は多いが、サイドミッションは同じようなものばかりなので、人によっては飽きるのが早いかも(個人的には問題無し)。
遊びやすさ ☆☆☆★★
UIの分かり難さ、細かなバグ、また、オンライン専用なので時間帯によっては遊べない時があるのはソロプレイヤーには辛い仕様かも

まとめ:欠点はあるものの率直に楽しい作品

やっぱ、アクションやシューティング部分の出来が良いというのは重要ですね。ディビジョンは撃ってるだけでも楽しいので、レア武器入手の為に同じミッションを繰り返し遊んでいても、なかなか飽きが来ません。

個人的にはソロでも十分楽しめましたが、メンバーを募って協力プレイをすれば戦略のバリエーションが格段に増えるので、より一層楽しめますよ。

メインストーリーだけサクッと遊びたいという人にはあまりオススメ出来ませんが、一人でじっくりとコンプリートしていきたい人、パーティープレイでわいわいやりたい人にはオススメ出来る作品です。また、リアリティのある世界感とニューヨークの街並みを堪能したいにもオススメです!そして、ソロでもダークゾーンの空気感は一度体験すべきです。ディビジョンの本当の楽しさが見えてきますよ。

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