【評価・レビュー】神アップデートで良ゲーに進化したDRIVECLUBを余すところなく徹底解説!
以前、当サイトで酷評したDRIVECLUBがアップデートにより大幅に進化したので改めてレビューします。
当ブログだけでなくAmazonレビューでも、PS4史上最低の評価を受けたDRIVECLUBですが、見事なまでに返り咲いたという感じです。といっても基本は前回のレビューと同じなので宜しければそちらもご覧いただければと思います。
この記事の目次
天候アップデートでかつて無いグラフィック表現が可能に!
今回のアップデートで一番の進化したのはなんと言っても天候表現。
「たかが天候表現でしょ?最近のゲームなら当たり前」と思っている人も多いかと思いますが、まさに別次元のクオリティなんです。雨そのものの描写も凄まじいのですが、それだけではなく空気の淀みのようなものまで再現されているんです。
また、雲の表現が今までのゲームのように書割ではなく、リアルタイムに生成されていて質量を感じるんです。「質量のある雲」ですよ!「雲なんて書割で十分でしょ?」という人もいるでしょうけど、リアルタイムで質量のある雲が生成されることで今までに不可能だった表現が可能になったんです。例えば、自分のいる場所には雨雲が浮かんでいて雨が降っているのに遠くの景色は晴天だったり、雲の厚みによって太陽の光の拡散具合が変わってきたりするんです。つまり、プレイするたびに新しい風景が楽しめるので毎回新鮮にプレイすることが出来ます。
天候変化の凄さが体感できる動画を録画したので是非ご覧ください。
インドコース(日中~夜間)
DRIVECLUB™_20141220161142
インドコース(夜間~明け方)
DRIVECLUB™_20141220160332
上記二つは全く同じコースですが時間帯や雲の位置の違いによって雰囲気がガラリと変わっていることが分かるかと思います。晴天時の濡れた路面の表現とかホントリアルですよね。
他にも別のコースでのプレイを録画しましたので是非ご覧になってください。美しいだけでなくスピード感とエンジンサウンドも迫力があってアドレナリンぷっしゃー!!!って感じです(笑)
いかがでしたでしょうか?見てるだけでアドレナリンが湧き上がってきませんか?最後の動画ではコクピット視点で水滴がフロントガラスにまとわり付くような表現も物理演算によってリアルに再現されています。途中稲光が走る天候表現も「おおっ!」と思わせてくれます。
また車や風景のグラフィック自体も今まで見たことが無いレベルです。Youtubeだとディテールが潰れてしまうのでその凄さがお伝えできないのが残念ですが、執筆時点でも間違いなくPS4トップのグラフィッククオリティです。
なんと!最新アップデートで日本をモチーフしたコースも11種追加!
先日のアップデートで日本をモチーフとしたコースとして「朝霧高原レースウェイ」「高萩山道」「精進湖」「御所平」や「中山道」が追加されました!やはり日本を走れるとテンション上がりますよね!
さらに圧倒的な存在感を誇るウェザーシステムに陽炎や虹の要素が追加されリアリティがより一層高まりました!発売当初の酷評が嘘みたいですね。
中山道NAKASENDO/DRIVECLUB ドライブクラブ
プレイ感覚は意外とリアルで繰り返し走りこみたくなるバランス
他の人のレビューを見ているとカジュアルなレースゲームという意見が多いですが、どちらかというとリアル系でグランツーリスモのようにコーナーではきちんと減速しないと曲がりきれませんし、馬力のある車種でアクセル全開にすると車が暴れてしまうので繊細なアクセルワークやブレーキングが必要になります。
けど、ドリフトに関してはカジュアルな感じがしますね。グランツーリスモよりもだいぶコントロールしやすいです。このぐらいの調整が遊びやすくもあり、奥深さも感じられるのでベストなバランスだと思います。
DRIVECLUBは黙々とタイムを削るのが好きな人にはもってこい!
DRIVECLUBといえばソーシャル機能が売りですが、マルチプレイがメインと言うよりは自分のレコードに挑戦してもらったり、相手のレコードに挑戦することが基本的な楽しみ方という感じですね。相手のレコードを打ち破ることで経験値を獲得しプレイヤーレベルやクラブレベルを上げていきます。
レコードは結構細かく分類されていて、ドリフトやコーナリング精度も競うことが出来るので黙々と走りスキルを高めていくことに楽しみを感じる人には間違いなくオススメです!
シングルレースもなかなか敵が手ごわいのでじっくり攻略していきたい人には良いと思います。
不満点もアップデートでだいぶ解消された
アップデート前は結構理不尽なペナルティが多くイライラさせられることが多かったのですが、だいぶ緩和されストレスはほとんど感じなくなりました(ただ、CPUプレイヤーは基本的にバカなのでガツガツぶつけてきます)。
ネットワークもだいぶ改善され今のところは普通にマルチプレイで遊べています。イベントレースも大幅に追加されたのでボリューム不足も解消されたと思います。
また、新しく追加されたフォトモードも色々と設定が出来るので車好きにはたまらないと思います。車のモデリングの美しさはグランツーリスモ以上です。
なんと、最新DLCでバイクが使用可能に!
なななななんと、2015年10月29日の最新DLCでバイクでの走行も可能になりました!
発売当初はコンテンツの少なさからクソゲーのレッテルを貼られていましたが、度重なるアップデートにより神ゲーとまでは行かなくても、普通に良ゲーに進化しましたね。DRIVECLUBの超絶グラフィックで構築されたフィールドをバイクで疾走するのも乙なものですね。
なお、このDLCは有料(2000円+税)と少しお高めですが、世界最速実名のスーパーバイク12台と42の新規イベントがセットになっているので、バイク好きなら価格以上に楽しめるハズです。
欠点はCPUプレイヤーがバカなことくらい
アップデートによりペナルティのストレスからは解消されましたが、依然としてCPUプレイヤーはバカなままです(多少は改善されたかも)。「わが道を行く」という感じなので進路を塞げば後ろから掘られます(笑)
また、コースの端には今時珍しい「見えない壁」がありますが、普通にプレイしている限りは問題にならない部分なので時間が経てば気にならなくなります。
DRIVECLUBの得点
※この得点はどのくらいオススメなのかを表すものです。グラフィックやサウンドがイマイチでもそれを上回る魅力があれば高得点になります。
項目別評価
- グラフィックス ☆☆☆☆☆
- かつてないグラフィック表現!一度は体験するべき!
- サウンド ☆☆☆☆☆
- アドレナリンが湧き出る迫力のサウンド!
- 熱中度 ☆☆☆☆☆
- 圧倒的なグラフィックとサウンドとスピードでついつい時間を忘れて遊んでしまう
- ボリューム ☆☆☆★★
- 悪くないけど、イベントレースが単調かも
- 遊びやすさ ☆☆☆★★
- CPUの頭の悪さだけが心残り
PS4ナンバー1のグラフィックと迫力のサウンドで黙々とタイムを削りたい人は遊ぶべき
DRIVECLUBは車の改造が一切出来ないので用意された車で黙々と走りこむのが基本的な楽しみ方です。改造の知識がなくても平等に戦えるという点では良い縛りと言えるのかも知れません。
最大の魅力は限りなく実写に近いグラフィックとサウンドで鳥肌が立つくらいのスピード感を体感できるということです。
とにかく、改造とかコミュニティとか面倒なことは忘れてただただ走りこみたい、圧倒的なグラフィックとサウンドを体感したいという方は是非遊んでみてください!
今お安くなってるのでこの機会をお見逃しなく!↓↓