攻略
投稿日:2023年09月25日更新日:2024年10月25日

【Lies of P攻略】意外と知らない独自仕様。戦い方・機能を徹底解説【ガードリゲイン、P機関】

高難易度ソウルライクゲーとして先日発売された『Lies of P(偽りのP)』ですが、その難しさはオマージュ元のダークソウルやエルデンリングの非ではなく、多くのプレイヤーが涙を流したことでしょう…(笑)

しかしそれは、戦い方や独自仕様を十分に理解していないからなのかも知れません。

ちなみに、ガイド(チュートリアル)に記載されていない仕様もあります。

というわけで今回は、Lies of Pの基本的な戦い方や独自仕様を徹底解説していきます。

Lies of Pの基本的な戦い方・立ち回り方を解説。意外と知らない独自仕様とは?

まずは、Lies of Pの基本的な戦い方・立ち回りを解説していきます。

戦いの基本。動きを観察し攻撃を差し込むタイミングを覚える

Lies of Pでは基本的にゴリ押しプレイは出来ません。

他の作品だと先手を取って一気に倒し切るような戦法もありますが、Lies of Pの敵はこちらの攻撃に被せるように仕掛けてくるので相打ちになってしまいます。なので、敵の動きを観察し攻撃を差し込むタイミングを覚えることが重要になってきます。

道中もボス戦もシビアなゲームなので、慎重な立ち回りを意識しましょう。特にボス戦は、無理に攻撃を仕掛けて相打ちになれば、HPが多いボスのほうが圧倒的に有利なので、勝つのは難しいですからね。

また、有効な立ち回り方の1つとして、敵の側面や背後に回り込むように動くと、敵の攻撃を回避しやすくなり、反撃のきっかけにもなるのでぜひ試してみてください。

なお、ソウルライクゲーではスタミナ管理が重要です。スタミナが尽きると攻撃が出来ないどころか回避やガードも出来なくなります。ヤバいと思ったら距離を取ってスタミナを回復するのも有効な手段です。

回避か?ガードか?プレイスタイルと状況で臨機応変に対応する

Lies of Pの防御行動には『回避』、『ガード』、『ジャストガード』の3つがあります。

一長一短なのでどれが絶対ということはありませんが、大まかな特徴は下記の通り。

  • 回避・・・敵の側面・背後に回り込みやすいので反撃しやすい
  • ガード・・・失敗が無いので確実にダメージを軽減出来る
  • ジャストガード・・・ダメージを無効化しスタッガー状態にするといった効果があるが、タイミングがシビア

どれが有効かは敵の攻撃との相性が大きいです。

例えば、縦方向攻撃なら横方向に回避すれば流れで反撃が出来ますし、動きが読みにくい攻撃は堅実にガードすると安全です。タイミングが分かりやすい攻撃は、どんどんジャストガードしてスタッガーを狙っていくと良いでしょう。

また、慣れないうちは無理にジャストガードは狙わず、ガードや回避、そして距離を取って相手を観察することが大切です。

ガードリゲインの仕様を正しく理解する

Lies of Pにはガードリゲインという要素があります。これはオマージュ元のブラッドボーンの『リゲイン』の仕様を変化させたものとなっています。

簡単に言うと、『ガードで削られたHPを反撃することで回収する』というものです。

ただ、以下のような条件があります。

  • 一定時間内に反撃する必要がある
  • ガードせずにダメージを食らったらリゲインは消失する

ゴリ押しして相打ちになってしまったらリゲインは消失し回収できないので、最初に言ったように『攻撃するタイミング』が重要になってくるわけです。

ジャストガードの仕様を正しく理解する

タイミングがシビアなジャストガードですが、そのぶん恩恵も大きいので積極的に狙う価値はあります。以下のような恩恵があります。

  • ダメージを完全に無効化する
  • 敵のスタッガーさせる
  • 敵の武器を破壊する
  • ガードで削られたHPをリゲインする

他の防御方法と違いスタッガー効果があるので、積極的に狙っていけば大ダメージを与えるチャンスに繋がります。

また、武器を破壊すれば敵を弱体化出来るので、強敵相手には特に有効です。

そして、ガードで削られたHPをリゲインできます。これは製品版から実装された要素なので9月時点ではガイド(チュートリアル)には記載されていないんですよね。

回避や通常ガードよりもシビアではあるものの、そこまで入力受付時間が短いというわけではないので、しっかり敵の動きを覚えれば積極的に狙っていけるはずです。連続攻撃の1撃目はタイミングを合わせにくいのでガードして、2撃目以降をジャストガードするように心掛けると安定しやすいですよ。

また一部では「Lies of Pはジャスガありきのゲームなのにシビア過ぎる!」という悲鳴が上がっていますが、ジャスガありきのゲームというのは誤りです。詳しくは下記の記事で解説していますので、良かったらご覧ください。

「Lies of Pはジャストガードありきのゲーム」という誤解がある模様

フューリー攻撃の対処法

フューリー攻撃は言ってしまえば敵の大技です。

通常ガードと回避は通用せず、ジャストガードだけが有効です。

ただ、距離を取る事でも回避可能です。

回避が通用しないというのは回避の無敵時間が無効化されるという意味なので、攻撃が当たらない位置であれば普通に避けられます。

食らえば大ダメージなので、無理にジャストガードにこだわらず、距離を取れるなら離れることも大切です。

フェーブルアーツの仕様を正しく理解する

フェーブルアーツはエルデンリングで言う『戦技』に当たる要素ですが、異なる点としてはフェーブルアーツはスタミナ消費しないという事です(フェーブルスロットを消費して使う)。

ダメージ的にはタメ強攻撃と大差ないですが、スタミナに縛られずに使えるので使い勝手が良いんですよね。

また、武器の『ブレード』と『柄』のそれぞれに異なるフェーブルアーツが設定されているので、同時に2つまで使うことが出来ます。

スタッガーを狙い一気に畳み掛けて大ダメージ

スタッガーはダメージの要です。これを決められれば戦闘にかかる時間は大幅に短縮できます。

スタッガーになる直前に敵HPバーが白く光るという兆候があるので、そうなったらタメ強攻撃かフェーブルアーツを当てます。そうすればスタッガー状態に移行します。

スタッガー状態にになったら致命攻撃を入れて大ダメージを与えられますが、それだけで済ませるのは勿体ないです。このチャンスに一気に畳み掛けましょう。例えば、以下のような方法です。

  1. スタッガー状態になったら2~3回攻撃する
  2. 致命攻撃を入れる
  3. 立ち上がろうとするところにタメ強攻撃を入れる
  4. フェーブルアーツでダメ押し

条件にもよりますが、この一連の流れでボスHPを半分ぐらい削ることもあります。

また、スタッガー以外でも攻撃で怯むことがあるので、そういう細かいチャンスも見逃さないようにすると、効率的にダメージを与えることが出来ますよ。

スタッガー状態にするには敵に休む暇を与えないこと

スタッガー状態は形勢逆転のチャンスではあるものの、消極的な戦い方ではなかなかこの状態に持っていくのは難しいです。

なぜなら、内部的に”スタッガー蓄積ゲージ”みたいなものがあって、攻撃の手を緩めると蓄積した分が無くなってしまうからです。

なので、積極的に攻撃を繰り出し(タメ攻撃が蓄積させやすい)、ジャストガードで敵の攻撃を弾き続けることが重要になってきます。

これを実現するのは簡単なことではないですが、何度も戦い敵の動きを覚え、少しずつ対応出来るようになっていきましょう。

パルス電池残量がゼロになったら攻撃で充電できる

パルス電池はダークソウルの『エスト瓶』的な存在ですが、残量ゼロの状態で敵に攻撃を当てることで充電(回復補充)が可能です。

回復が無くなっても諦めなければ形勢逆転が可能という事です。

状態異常『衝撃』、『破損』はゲージ量に関係無く発症する

状態異常はゲージが一杯になって発症するのが基本ですが、『衝撃』と『破損』はゲージの蓄積に関係無く発症します。

『衝撃』はスタミナ回復スピードを大幅に遅らせ、『破損』はパルス充電による回復量を大幅に減らします。

かなり厄介な状態異常なので、装備やアイテムで優先的に対策するのがオススメです。

Lies of Pにおける装備・カスタマイズ要素の仕様を解説

続いて、Lies of Pのカスタマイズ要素の仕様を解説していきます。

エリアやボスに応じて適切な装備に変更する

Lies of Pのエリア攻略やボス攻略はかなり難易度が高く、ダークソウルやエルデンリングの非ではありません。

なので、装備を工夫することで少しでも有利に立ち回ることが必要になってくるわけです。

例えば、人形は電撃が弱く、カーカスは炎が弱いことが多いので、相手に適した武器を使うことで攻めやすくなるはずです。特定の敵に特効のあるアミュレットも活用していきましょう。

また、防具は物理ダメージだけでなく属性や耐性も意識すると良いです。防具の種類はそこまで多くありませんが、だからこそベストな物を選びやすいという利点もあるので、色々と試してみてください。

武器調合(組み換え)は戦況を大きく変える

武器調合はダークソウルやエルデンリングには無い独自要素です。

Lies of Pの武器は『刃(ブレード)』と『柄』に分かれており、それぞれを自由に組み合わせることが可能です。

これにより、元は使い難い武器でも、組み替えることで思わぬ性能を発揮することがあるんですよね。

個人的にオススメなのは『大剣の刃』と『振りの速い柄』の組み合わせですね。大剣はガード性能が高く、ダメージもリゲイン量も優れているので、振りの遅さを柄の変更でカバーすればかなり強くなるわけです。

注意点としては『攻撃タイプの合わない組み合わせ』にはしない事です。例えば、レイピアのような刺突武器に、縦振り・横振りモーションしかない柄を組み合わせたら、レイピアの持ち味が活かせないわけです。

ボス戦を楽にするオススメのリージョンアーム

Lies of Pのボス戦はホント難しいですが、難易度を軽減出来るおすすめのリージョンアームが存在します。

それは『アイギス』です。

このリージョンアームは盾付きの義手で、ダメージカット率100%です。敵の攻撃を受けると爆発しダメージを与えられる上、タイミングを合わせる必要はなく、あらかじめ構えて置けば良いので使い勝手抜群なんですよね。

リージョンマガジンでゲージを回復しながら戦えば、だいぶ優位に立ち回ることが出来るようになるはずです。

意外と分かりにくい?P機関の仕様を理解しよう

P機関はLies of P独自のスキルツリーです。ちょっと癖があるので仕様をイマイチ理解出来ていない人もいるかと思うので解説します。

このスキルツリーはフェーズ1~5で構成され、段階的に解放されていきます。

上の画像を例に挙げると、『起床回避』スキルを取得するにはクオーツを消費して属する2つのスロットを埋める必要があり、この例では『パルス電池回復強化1』と『タメ攻撃のスタッガー攻撃力強化1』を取得しました(片方のスロットだけ埋めても『起床回避』は取れません。両方埋める必要があります)。

この『起床回避』スキルを取得する流れを1セットとした場合、2セット分のスキルを取得すると、次のフェーズが解放されるという仕組みです。フェーズを問わず、2セット取得するごとに新たなフェーズが解放されていきます。

Lies of Pは難解な作品だからこそ仕様を正しく理解することが重要

というわけで、Lies of Pの立ち回り方や独自仕様を解説しました。

難しい作品だからこそ、仕様を正しく理解することが重要です。それが、戦いを有利に進める手助けとなるはずです。

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