【評価・レビュー】43型PCモニターLG 43UN700-B が絶妙なサイズ感でオススメ!【4K HDR】
PS5の美しいグラフィックを最大限に堪能すべく、合わせて4K HDRモニターを購入を考えている人は多いかと思います。
最高のゲーム機と最高のモニターを組み合わせることで最高の体験が出来るわけですからね。
…というわけで、買ってしまいました(;^ω^)
私が購入したのはLG製 4K HDR対応モニター『43UN700-B』です(”43”とありますが厳密には42.5インチ)。
今回はこちらのレビューをしていきたいと思います。
大画面の4K HDR対応モニターの購入を検討している人は是非参考にしてみてください(‘ω’)ノ
この記事の目次
LG 43UN700-Bは作業にもゲームにも使える大画面PCモニターディスプレイ
ご覧の通り私は2020年11月にLG 43UN700-Bを購入しました。これが発売されたのは2019年11月なので、発売から1年ちょっと経過してからの購入になりますね。
価格は65,927円と43型(42.5インチ)のPCモニターとしては安くも高くもなくといった感じです(このサイズを製造・販売しているメーカー自体が少ない)。ただ、LG製のモニターは評判が良いのでそれを考慮するとなかなかコスパが良い商品だと思いました。
まず最初にザックリと使ってみた感想を言ってしまうと、作業用にもゲームを楽しむのにも最適な大画面モニターといった感じです。
42.5インチで4K HDR対応なので映像が綺麗なPS5やPCゲームを大画面で遊ぶのに適しているのは勿論ですが、クリエイティブやオフィスワークといった作業にも便利なんですよね。
経験したことがある人も多いと思いますが、PCモニターは24インチぐらいが主流ですが、このサイズで4K解像度だと文字が小さ過ぎて実用的ではないんですよね。けど、LG 43UN700-Bであれば4Kでも十分実用的な文字の大きさになるので作業効率がアップします。42.5インチの大画面だからこそ4K解像度が生きるんですよね(*’ω’*)
逆に、これ以上画面サイズが大きくなってもPCモニターとしては大き過ぎるので、42.5インチというのは実用的な最大サイズと言えると思います。
簡単に要点をまとめると…
- 信頼性の高いLG製でありながらもそこそこコスパの良い価格
- 42.5インチ 4K HDR なのでゲームを遊ぶのに最適
- PCモニターの中ではかなりの大画面なので4K解像度でも文字が大きく作業しやすい
- 実用性重視のPCモニターとしては42.5インチは最大サイズ
と、こんな感じですね。
もちろん、画質や発色も良好で、目に優しい『ブルーライト低減モード』や残像感を低減する『ゲームモード』もあったりするので普通にオススメです。
さて、ここからは機能別にもう少し詳しくレビューをしていきたいと思います。より詳しく知りたい人は是非ご覧ください(‘ω’)ノ
4K HDR対応の大画面で遊ぶPS5の臨場感は圧巻!
先ほども紹介したように4K HDRそして42.5インチの大画面で、PS5などの美しいグラフィックのゲームを遊んだ時の臨場感は凄まじいものがありますね。もちろん、リフレッシュレートは60Hz(60fps)なので滑らかな映像が堪能出来ます!
具体的なタイトルを挙げるとマーベル スパイダーマン:マイルズ・モラレスは凄かったですね。ローンチタイトルでありながらPS5の性能を存分に発揮していて、高精細でリアリティーのある映像を60fpsの滑らかな映像で楽しむことが出来ます。広大なオープンワールドでニューヨークを再現しているので、まるで現実世界を飛び回っているかのような体験が出来ます(※上の画像はHDRには対応していません)。
この作品は4K HDRの凄さを手軽に体験出来るベンチマーク的な役割もあると思うので、PS5と4K HDRモニターを購入した際は是非遊んでみることをオススメします(‘ω’)ノ
HDRモードの色味は好みが分かれるかも…
HDR対応モニターは基本的に手動でHDRモードとSDR(非HDR)モードを切り替える必要があり、それは本製品でも同じです。
また、本製品に限ったことではないと思いますが、HDRモードでは基本的に彩度が強調されるので、遊ぶゲームタイトルやコンテンツによってはギラギラとした画面になる場合があります。私が試した限りではPS4の仁王2がデフォルト設定だと結構強い色味に感じました(ゲーム内設定で彩度を落とすことは可能)。古いゲームほどHDR用の調整が不十分な傾向にあると思います。
なお、他社製品のHDRモニターをレビューしている人は「青味がかって見える」という意見が多く見受けられますが、本製品はどちらかと言うと黄色味がかって見えますね。LGのカスタマーサポートに問い合わせてみたところ、HDRモードで黄色味がかるのは仕様とのこと。
正直な話、HDRとSDRどちらの方が綺麗に見えるかはコンテンツ次第です。上で紹介したマーベル スパイダーマン:マイルズ・モラレスはHDRの方が断然綺麗ですし、逆に仁王2はSDRのほうが遊びやすく感じました。少し手間ですが、状況に応じて設定を切り替えるのが良さげだと思いました。
なお、SDRモードでは可能な彩度のカスタマイズがHDRモードでは不可能なんですよね。他のHDRモニターではどうなのかは分かりませんが、なんとも歯がゆい感じです…。
テレビモニターと異なり近くで見ても目が疲れにくいので作業が捗る!
「42.5インチならテレビを買ってPCモニター代わりに使えば良いのでは?」と思う人もいるかも知れません。しかし、それはあまり現実的では無いんですよね。
テレビはあくまで映像やゲームを楽しむ為に作られており、ある程度離れたところから視聴することを想定しているんですよね。だから、PCモニターのように至近距離で見ると目がメチャクチャ疲れてしまうんです。
一方、PCモニターであるLG 43UN700-Bはテレビ並みの大画面でありながらも至近距離で見ても目が疲れにくいという特徴があります。
先ほども紹介したように、42.5インチの大画面なので4K解像度でも文字が小さくなり過ぎず快適に作業が出来ます。そして、フルHD(1080p)4画面分もの解像度がある為、多くの情報を一度に表示することができ作業効率が大幅に向上します。
発色も良く、ノングレアで反射も少ないのでクリエイティブな用途にも使いやすいモニターだと思いました。
入力端子が6ポート搭載!様々なデバイスを接続出来る
入力端子の多さも本製品の特徴ですね。
- HDMI1.4 × 2
- HDMI2.0 × 2
- Display Port × 1
- USB Type C × 1
の合計6ポートという構成です(もちろん、音声出力ポートもあります)。
なお、HDMIは1.4と2.0の2つの規格があり、1.4では4K解像度時は30fpsまでしか出力できないので注意が必要です(1080pは60fps)。なお、2.0のほうは4K 60fpsまで対応しているのでPS5で遊ぶ場合はこちらのポートに接続するようにしましょう。
パソコン、ゲーム機だけでなくスマートフォンなんかも接続することが可能です。色々な機器を使い分ける人には有難い仕様ですね(*’ω’*)
また、欠点と言うほどありませんが、入力の切り替えに3秒ほど時間がかかります。私は、ゲームとパソコンを切り替える程度なので問題ありませんが、頻繁に入力を切り替えるような使い方をする人にはストレスかも知れません。
最大4画面分割!異なるデバイスの画面を同時表示することが可能
本製品の面白い機能として挙げられるのが、『異なる複数デバイスの画面分割表示』ですね。
上の画像はイメージですが、まさにこんな感じで、例えば、Windows、Mac、PS5、Androidなんかを1つの画面に同時に表示出来てしまうんです(*’ω’*)
正直、私にはオーバースペックな機能ではありますが、複数の端末で動作検証をする場合なんかには重宝するのではないでしょうか?
標準スピーカーの音質は十分実用的なレベル
一般的なPCモニターのスピーカーは実用性皆無なものがほとんどですが、LG 43UN700-Bは普通に使えます。
個人的な好みを言えばもう少しクリアな感じが好みですね。若干音がこもっているというか、狭い範囲で響いているような感覚がありました。
ただ、音に強いこだわりが無ければ、映画、ゲーム、ミュージックビデオを普通に楽しめるぐらいの音質だと思います。低音もしっかりと感じられます。
ちなみに私は、結構評判の良い『ヤマハ パワードスピーカー NX-50』(価格は1万円ほど)を繋いでいるのですが、こちらのほうがクリアな音質に感じられるものの、全体的なクオリティはほとんど差がないレベルだと思います。
PCモニター内蔵スピーカーで1万円相当のスピーカーと同等の品質の音声が出力できるのは、なかなか魅力的だと思いました。
テレビの代わりに使うのもあり!NHKに受信料を支払いたくない人にもオススメ
というわけで、LG 43UN700-Bのレビューでした。
このサイズ感のPCモニターが欲しい人は買って損は無いと思います。オススメです。
また、「テレビ並みの大画面モニターが欲しいけど、NHKに受信料を払いたくないからテレビはいらない!」という人には言わずもがなオススメです。まさに私がそういう理由で買ったので(‘ω’)
正直、今は以前ほどテレビを購入する必要性は無いと思うんですよね。
なぜなら、TVerというサイトでテレビ番組の再放送が見れますし、Youtubeでもテレビ局や芸能人が番組を配信していたりするからです。
それで足りなければHuluみたいな有料の動画配信サービスもありますし、月額1,000円ほどで50,000本ほどの映画・ドラマ・アニメが見放題ですからね。
もちろん、テレビは旬な情報をいち早く得られるというメリットがありますが、そこにこだわりが無ければテレビの代わりに本製品を買うのもありだと思いますよ(‘ω’)ノ