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投稿日:2023年07月25日更新日:2023年07月26日

【人ではなく作品を評価せよ】FF16の吉田Pへの誹謗中傷と作品批判について【信者VSアンチ】

FF16(ファイナルファンタジー16)のプロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹氏が『情熱大陸』に出演したことが話題になっていますよね。

番組で特に注目されたのが吉田プロデューサーへの『日本人からの悪質な誹謗中傷があった』という部分。

『FF16の開発秘話』とか『吉田Pの開発手腕』ではなく、『誹謗中傷』が注目されてしまうのは複雑ですね。

というわけで今回は、吉田プロデューサーへの誹謗中傷、FF16への批判、信者とアンチについて話していきたいと思います。

吉田プロデューサーへの誹謗中傷について

まず、相手が誰であれ、どんな理由があろうとも誹謗中傷は許されない行為です。

それを前置きして話していきます。

FF16に限らず、規模が大きい作品と誹謗中傷は切り離せない

この手の誹謗中傷や人格否定は、吉田氏がFF16のプロデューサーだから起きているわけではありません

例えば、『ゲハ』という5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)のコミュニティがあるのですが、そこでは各ゲーム機の信者やアンチが日常的に誹謗中傷や人格否定を行っているんですよね。ある意味に風物詩的な光景とも言えます。

そうなってしまうのは、利用者の母数が多い以上、避けられないんです。

FF16の初週売上本数は300万本を達成したと言われています。

世界的な影響力を持つレビューサイトのMetacriticによると、FF16のユーザースコアは8.2点と高評価が付いていますが、内訳を見てみると低評価が15%を占めます。

つまり、300万人中45万人にとってはイマイチな作品と言うことも出来るわけです。

そのうちの1%が過激なアンチと仮定すれば、4,500人から誹謗中傷を受けることになるのです。

誹謗中傷を無くすのは困難。自己防衛は必須

ご覧の通り、これだけ母数が大きいと誹謗中傷を無くすのは物理的に不可能です。

直接メールやDMが送られてくるものに関しては対応が必要だと思いますが、“ネットの書き込みは見ない”などの自己防衛は必要だと思うんですよね。自ら傷つきに行く必要は無いのです(実際、私は荒れそうなトピックのツイートをする際は、ミュートにして自己防衛します)。

ネットは昔で言うところの『井戸端会議』みたいなもので、聞き耳を立てて良い事なんて無いんですよね。

ユーザーのフィードバックを得るなら、吉田氏が直接ではなく、スタッフを介して選別してもらえば良いと思います。

これでもFF16はまだマシだと思っていて、The Last of Us Part II なんかは思想的な背景による誹謗中傷や言いがかりも多く、主人公と敵対するキャラクターの声優への脅迫事件なんかも起きたりして地獄絵図だったんですよね。

メールやDMによる直接的な誹謗中傷や脅迫ともなると法的措置が必要ですが、ネット上の誹謗中傷なら自己防衛することも必要だと思いました。井戸端会議までは止める事は出来ませんからね。

FF16への強烈な批判は許されるべきか?

ここからは誹謗中傷ではなく、FF16への批判やネガキャンについて話していきます。

結論を言ってしまえば、デマでなければ基本的には容認されるすべきというのが私の考えです。

制作者への感謝・リスペクトしてレビューすべきなのか?

ネット上では「製作者に感謝・リスペクトしてレビューすべき」という意見が散見されますが、私はそうである必要性は無いと思います。

なぜなら、顧客は金銭と多大な時間を消費してゲームをプレイしているわけで、自分にその作品が合わず、「つまらない」「無駄な時間だった」と感じたなら、感謝やリスペクトとは真逆の感情になってしまうのは当然なんですよね。

これは飲食店などのサービス業でも同じ事です。

金銭と時間を使ったのにそれに見合ったサービスを受けられなかったら、感謝やリスペクトよりも怒りや悲しさが湧き出てしまうわけです。

先ほど書いたように誹謗中傷やデマはダメですが、感謝やリスペクトをするかは個人の自由だと思います。また、自分に合わない作品を引いてしまったことにより、感じた怒りや悲しさを批判したりレビューするのも自由だと思います。

発売前のネガキャンは許されるのか?

FFシリーズは発売前からネガキャンされがちですが、それは容認されるのかという話ですね。

個人的には容認されるべきだと思います。

発売前でも、トレーラーやプロモーション映像でゲーム内容がある程度分かっているわけで、それを見て”微妙”だと感じれば、それがその人の素直な感想なんですよね。

トレーラーやプロモーション映像は販売促進のメリットだけでなく、上手くやらないと前評判を落とすデメリットがあることはメーカーも理解しているので、それも織り込み済みなんです。

また、FFのナンバリングである以上、必然的に過去作の評価も付随してくるので、予想であれこれ言われてしまうのも仕方ないと思います。

ナンバリングを冠するという事は、『一定の売り上げが約束される』というメリットがある一方で、『過去作の負の評価を引きずる』というデメリットもあるわけで、メーカーはそれを分かっていてナンバリングにしているんですよね。

FF16の信者とアンチについて

先ほど話した『ゲハ』と同じように、FF16界隈でも信者とアンチが互いに人格否定するのが当たり前に行われています。それだけでなく、一般ユーザーまで巻き込まれている状況ですね。

信者は批判的なレビューをする人の人格を否定し、アンチは肯定的なレビューをする人の人格を否定しているので、結局は同じ穴の狢なんですよね。信者もアンチも過敏になり過ぎだと思います。

信者とアンチには『人ではなく作品を評価しろ』と言いたいですね。

・・・

というわけで今回は、吉田プロデューサーへの誹謗中傷、FF16への批判、信者とアンチについてといった少々センシティブなテーマを取り上げました。参考になれば幸いです。

本記事の他にもFF16のレビュー、考察記事を投稿しています。興味がある方は読んでいただけると嬉しいです。

【FF16を深く知る】FF16のレビュー、評価、考察記事まとめ

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