FF16は高評価なのに賛否両論?そう言われてしまう納得の理由とは?
FF16(ファイナルファンタジー16)のレビューは数多く存在しますが、その中には『賛否両論』と評されているものもあり、これに対して異を唱える人を見かけます。
これに対して思う事があったので、個人的な見解を話していきたいと思います。
高評価なFF16が賛否両論なのはオカシイ!という意見について
たしかに、FF16はメタスコアで87点、ユーザースコア8.2点という高得点を獲得しています。
これを『賛否両論』とするのは違和感を覚える人がいてもおかしくはないでしょう。
しかし、点数だけでは測れない部分があるのです。
FF16は良い部分と悪い部分が突出しているという性質がある
FF16は全体としては10点中8点ぐらいの良作の部類に入ると思いますが、良い部分と悪い部分がそれぞれ突出しているんですよね。
例えば、ストーリー前半はダークな感じで10点満点の出来だけど、後半になると少年漫画チックな展開に違和感を感じてしまい8点ぐらいの評価だったりします。特にラスボスを999999ダメージの鉄拳制裁を食らわすシーンはギャグにしか見えず、その後のシリアスなエンディングを台無しにしたということで3点です。そして、各要素の平均値が8点ぐらいといった感じですね。
戦闘も基本的な手触りは良好で9点ぐらいの出来ですが、『敵が硬過ぎてダメージ量の大きい召喚獣アクションに頼る』というワンパターンな戦闘になりがちなところは、4点ぐらいの出来だと思います。R3スティック押し込みによるターゲット切り替えはマトモに機能してないので0点。こちらも各要素の平均値が8点ぐらいといった感じです。
また、サブクエストも10点ぐらいの内容のものもありますが、「〇〇を集めてきて」という、いかにもな『お使い』が多かったりするので、その部分では評価を落としますね。
といった感じで、FF16は10点中8点という高評価でも、個々の要素の評価は振れ幅が大きいんですよね。
同じ点数でも印象に残った部分次第で結論付け方が異なるのがFF16
全ての要素がオールマイティに優れていて、10点中8点の高評価が付く作品であれば、誰もが『良作』と結論付けるはずです。
しかし、先ほども書いたようにFF16は各要素でクオリティにばらつきがあるので、10点中8点であっても、その人にとってどの部分が印象的だったかで結論付けが変わるんですよね。
例えば、「全体としては8点だけど、ストーリーが好みだったから神ゲー!」という人もいれば、「全体としては8点だけど、戦闘が単調だったからクソゲー!」という人もいるわけです。
過去に The Last of Us Part II でも同じような現象が起きていて、全体的なクオリティは歴代ゲームでもトップレベルなのに、『一部のシーンや設定が受け入れらない』という理由で、多くの人にクソゲー扱いされた名作なんですよね。
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要するに、点数だけでは本当の評価は分からないという事です。他人の評価を参考にするのも良いですが、どうしても気になる作品があればご自身の手で遊んでみるのが良いと思います。
本記事の他にもFF16のレビュー、考察記事を投稿しています。興味がある方は読んでいただけると嬉しいです。
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↓PS5本体との同梱版もあります。これからPS5を購入するかたはこちらもご検討ください。
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FF16を『賛否両論』とする世論に対する見解を書きました🧐
FF16は高評価なのに『賛否両論』と言われてしまう。しかしそれも間違いではない理由 https://t.co/Qt8BNZcYRc
— KAKERU@車とゲーム好き|洗車の民 (@ks_product_com) July 24, 2023