海外では去年の11月に発売しているプレイステーション4(以降PS4)ですが、日本でも来月2月22日に遂に発売されます!待ち望んでいた人も多いのでは?
今、PS4が世界的に注目を浴びていることをご存知ですか?
次世代機のうち日本国内で既に発売されているのはWii Uのみですが、海外ではWii U、PS4、XBOX Oneと先日で揃いました。そしてPS4が異例のスピードで売り上げているようです。世界的に圧倒的なシェアを誇ったPS2をも上回るスピードなんだとか。
PS4専用ソフトとして期待される「inFAMOUS Second Son」
エフェクト(視覚効果)がとてもお洒落でセンスを感じます。あとテーマソング(?)もいい感じですね。
inFAMOUS Second Son Super Power Trailer
オススメはこれ!部門別PS4ゲームソフトランキングTOP5 [レビュー・評価付き] 【9/1更新】
この記事の目次
次世代機の累計売上台数は発売から1年が経過したWii Uに軍配が上がるものの、発売から1ヶ月のPS4が早くも追い抜く勢い!!
次世代期の発売日と累計売上は以下のようになっています。
- PS4 ・・・ 420万台(2013年12月28日(発売から38日)時点での集計)
2013年11月15日発売 - Xbox One ・・・ 300万台(2014年1月6日(発売から45日)時点での集計)
2013年11月22日発売 - Wii U ・・・ 430万台(2013年11月30日(発売から377日)時点での集計)
2012年11月18日発売
見てわかるようにわずか1ヶ月ちょっとでWii Uの年間売り上げ台数に匹敵する勢いです。流石ソニーといったところでしょうか。
Xbox Oneもなかなか検討していますが日本国内での発売日はまだ決定していませんし、ソフト不足が予測されるので日本でのシェア獲得は難しいかと思います。
次世代機で最もソフトが充実するのは間違いなくPS4!
みなさんがゲーム機を購入する際、何を判断材料にしますか?
発売されるゲームソフトに欲しい物があるかどうかという人がほとんどでしょう。
PS4では「ファイナルファンタジー」、「龍が如く」、「真・三國無双」などをはじめとした人気作品の発売が決まっています。
そのほか多くのメーカーがPS4向けのゲームを発売することになるでしょう。
何故ならゲームソフトメーカーはとにかくゲームソフトを売り上げないと商売が成り立たない為、必然的に最も売れている(売れる見込みのある)ゲーム機向けのゲームを作るわけです。
また、PS4はPS3よりも少ないコストでゲーム開発が可能とされています。
PS3はCellという独自のCPUを搭載していて開発者の頭を悩ませていましたが、PS4は既成のCPUのカスタム版ということで開発のハードルが低くなっています。そういった理由でもPS4のソフトウェアがにぎわうことが予測されるわけです。
次世代機対決!!Wii U と PS4の比較
ラインナップ比較
次世代機であるWii U との比較ですが、Wii Uの最大の特徴は任天堂製のゲームが唯一遊べるゲーム機であるという点ですね。任天堂製のゲームは非常に評判が良いのでコレだけで購入する理由になります。しかしそれ以外でWii Uならではのゲームが極端に少ないのが痛いところ。また、今後発売が予定されてるゲームソフトも非常に少ないです。
また、Wiiと互換性があるためWii UでもWiiのゲームが遊べます。
一方、PS4では様々なゲームメーカーからの発売が予定されています。また、国内外問わず多額のコストを投資した大作が発売されることが多いです。
現状PS3との互換性はありませんが、今後クラウドサービスとしてPS3のゲームが配信される予定です。手持ちのPS3ソフトはPS4では遊べませんのでその場合はPS3が必要になります。
任天堂好きならWii U、任天堂にこだわりになければPS4を選ぶと良いかと思います。
性能面比較
ゲーム画面を見れば一目瞭然ですね。下記の動画をご覧ください。
The Division Gameplay PS4 Gameplay – Snowdrop Engine
Call of Duty: Ghosts not running on new Engine – Wii U Graphics?
上がPS4、下がWii Uです。
それぞれ異なるゲームなので一概に言えませんが、Wii Uは「綺麗なCG」という感じなのに対し、PS4は「実写と見間違える程のグラフィック」です。
上の動画はThe Divisionというゲームですが銃撃戦でクルマのガラスに穴が開くのですが、見た限りきちんと物理演算によって破壊されるさまが描かれているようです。また、銃弾によって穴の開いた看板から光が漏れたりと今まで再現されることがあまりなかった細かい部分まできちんと表現されています。またライティングがとても自然でCG臭さを感じさせません。制作者のスキル次第では実写と見分けがつかないレベルの表現も可能かもしれません。
また、先日The Divisionの技術デモ的な内容の映像が公開されました。自然なライティング・物理演算等とにかく圧巻ですね。
Tom Clancy’s The Division | Snowdrop Next-Gen Engine
「グラフィックのリアルさ=ゲームの面白さ」では無いとよく言いますが、必ずしもそうではありません。例えば上記のように現実的な世界を舞台にしたゲームやレースゲームなどはリアルなほうが没頭できます。例えばGoogleマップの機能の一部であるストリートビューが登場した際は心躍らせたものです。あれはリアルな空間を行き来できるからこそ得られる感覚ですよね。
ちなみにXbox OneとPS4を比較した場合、多少PS4のほうが性能が高いですが、見た目で違いが分かるほど違いは感じられないかと思います。しかし、PS4はXbox Oneよりも1万円程安いという大きなアドバンテージがあります。
ゲーム以外の機能
PS4ではPS3に引き続き、DVD、ブルーレイが再生できますが、Wii Uでは再生できません。私はゲーム機兼DVD・ブルーレイプレイヤーとして利用しているので再生できたほうが便利だと思います。
また以前、任天堂の社長が「これ以上のゲーム機の性能向上に意味があるのか?」という旨の発言がありましたが、余程革新的なゲーム機を発売しない限りは性能向上は必要だと思います。従来のゲーム機が正当進化もので遊びたいという人は多いと思いますし、グラフィックの進化は一番直感的に進化が感じられる部分だと思うんですよね。
新旧対決!!PS3とPS4の比較
PS4になってどのくらい進化したか気になりませんか?ざっくりまとめてみました。
- CPU ・・・ Cell Broadband Engine → x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores
正直よく分からんです(笑)。しかし8コアに増えてる為、負担無く様々なことが同時に出来るようになっています。上記の映像が証明していますよね。8コアCPUといえば現行のPCと比較してもハイスペックです。それが4万円で買えるなんて凄い世の中ですね。(ゲーム機は売れば売るほど赤字なんですけどね(笑)。基本的に赤字でゲーム機を売ってゲームソフトで利益を回収するのが通例なんですよ。) - GPU ・・・ RSX → 1.84 TFLOPS, AMD next-generation
これもようわからんけどきっと早い! - メモリ ・・・ 256MB×2 → GDDR5 8GB
GDDRはグラフィック処理に特化したメモリで、それがPS3の15倍も積まれています。メモリが多いと沢山のデータを読み込める為、より高精細なテクスチャを沢山扱えるようになります。 - HDD ・・・ 500GB → 500GB
最上位モデルのPS3と変わりません。500GBで十分です。
PS4の性能に匹敵するPS3のゲームが存在する理由
PS3にもGTA5といった性能を使い切ってPS4に匹敵するようなクオリティのゲームが存在します。
メモリ512MBといったらWindow98世代のPCのメモリと同じくらいであるのにもかかわらず、あれほどのグラフィックを表現できるのは制作者の努力の賜物です。少ないメモリでも綺麗な映像を表示できるようにチューニングをしているわけです。そのためには多額の投資が必要になります。
しかし、PS4には一般的なPCよりも多くのメモリが積まれているので、そういったチューニングをしなくても綺麗な映像を表示することが可能になります。
そういった部分の変わりにゲームの面白さや新しい技術に投資することが可能になり、より面白いゲームが生まれる可能性が高まります。
また、先述したようにPS4では既成のCPUのカスタム版が搭載されているため、PS3よりも開発が容易になっています。技術習得にかけるコストが減り、その分ゲームの面白さの追求にコストをかけることが可能になります。
PS4は開発しやすいゲーム機である為、PS4の発売同時期のゲームソフトでもPS4の性能を十分に発揮しているように感じます。しかし、これまでのゲームはゲーム機が発売した当初と終わりを迎えることではクオリティの差は歴然。ですのでPS4のゲームソフトモさらに凄いものになりそうな気がしますね!今から楽しみです。
PS4ならではの特徴とは
次世代機の中でも突出した高度なグラフィック処理
PS4の一番の特徴はやはりグラフィック表現や高度な演算処理です。これはPS4公式サイトでもいわれています。必ずしもグラフィック性能が重要視されるわけではありませんが、リアリティが必要なゲームでは圧倒的な実力を見せます。
レースゲームやFFシリーズなどが好きな私にとって一番嬉しい進化ですね。
コントローラーのシェアボタンでプレイを世界中のユーザーと共有
PS4にはコントローラーにシェアボタンが追加されました。シェアボタンを押すと直前15分間のプレイが動画化されSNSの通じて世界中のユーザーと共有できます。また、他のプレイヤーのプレイをリアルタイムで視聴することも可能です。また、スマートフォンなどを通じて利用することもできるようです。
ニコ動やYoutubeなどでプレイ動画を配信している人にとっては嬉しい機能では無いでしょうか?
PS Vitaを使ったリモートプレイでどこでもPS4をプレイ
PS VITAがあればネットワーク経由で外出さきでもPS4がプレイできます。
社会人になるとなかなかゲームで遊んでいる時間もなくなってしまうので、移動中などちょっとした暇な時にプレイできると嬉しいですよね。便利な時代になりました。
以下の動画を見れば分かるようにネット経由でしかも劣化することなく外でPS4が遊べてしまいます。これは想像以上ですね。転送データ量も思ったよりも少ないようなので安心です。
[PS4] #11 外でPS4! ネット経由のリモートプレイでPS4がやばい! [スタバでPS4]
しかし、リモートプレイには一つ大きな欠点があります。
ボタンを全て使うようなゲームには向かないということです。VITAにはL2、R2ボタンが無い為、背面タッチパッドを割り当てる必要があります。その為操作性がPS4に比べどうしても悪くなってしまいます。RPGなど落ち着いて遊べるゲームであれば問題なさそうですね。
斬新なゲームの発売が期待できます。
PS4では開発が容易になった為、様々な企業が参入しやすくなりました。PS4公式サイトではインディーズ作品の配信にも力を入れると明記しています。
ゲーム業界の常識を覆すような作品が生まれるのでしょうか?非常に楽しみです。
PS4と同時発売ソフトをピックアップ
KILLZONE SHADOW FALL
PS4専用ゲーム。シリーズ4作目。実写とはまた少し異なる映像美が堪能できる作品。SF好きにオススメです。
一般的にゲームは発表段階では驚くような映像クオリティでも、製品化すると色々と調整が入って映像クオリティが下がるものなんですが(全体的な品質は向上します)、KILLZONE SHADOW FALLは発表当時に比べ、ライティングやフレームレートの改善、テクスチャが4倍に増加と大幅に強化されている珍しいケースです。
こういったテーマのゲームはゲーム機の性能を試すのに打ってつけだと思うので色んな試みがされているのではないでしょうか。楽しみです。
Battlefield 4(バトルフィールド4)
近代戦争を舞台に作品他機種版は発売済みですが、PS4版は圧倒的です。ビルの倒壊シーンをはじめ、銃撃によって発生する土煙や飛び散る破片や火花などとにかく圧巻です。ローンチタイトルなかでは最もグラフィックが美しいゲームだと思います。PS4やXboxOneでは64人対戦ができるのも魅力的にですよね。あと音響がとにかく凄いです。本当に戦場にいるかのようです(そんな経験ありませんが)。
また、バトルフィールド4では次世代ゲームエンジン「Frostbite 3」を採用しています。ライティングや破壊表現はもちろんですが、風力の計算が凄いと感じました。詳しくは以下の動画をご覧ください。
Battlefield 4: Official Frostbite 3 Feature Video
初回特典として広大な中国を舞台とした新マップ4種類や新車両・新武器などが追加されたChina Rising拡張パックが同梱されます。ご予約・ご購入はお早めに!
Battlefield 4Need for Speed RIVALS
人気レースゲーム最新作ですね。警察とのカーチェイスをコンセプトにしたゲームですが今作では警察目線でもプレイ可能です。
既に発売中のPS3版ですが人気シリーズということもあり十分のクオリティです、しかしPS4版はコントラストがハッキリしていたりオブジェクト数が多かったりとにかく厚みのある映像になっています。なお本作品でもバトルフィールド4にされているゲームエンジン「Frostbite 3」が採用されています。
NEED FOR SPEED RIVALS New Gameplay TrailerWatch Dogs(ウォッチドッグス)
GTA5のようなオープンワールドの作品。GTA5よりワールド面積を狭いのですがその分密度が高いです。
GTA5と大きな違いは主人公がハッキングのスペシャリストであるということ。様々な機器をハッキングすることが出来ます。例えば信号をハッキングすれば故意に交通事故を起こせます。電気機器をハッキングして停電させることもできます。
GTAとはまた違った濃厚な世界観を楽しめそうですね。漂う雰囲気がお洒落な感じです。こういった自由に街を散策できるゲームこそPS4の真価が問われますよね。
龍が如く 維新!
人気シリーズですね。私も前作プレイ済みです。演出が良くできた作品ですよね。このシリーズの最大の魅力は有名人をもとに作られたキャラクターが多数登場するところです。実在の人物がゲームに登場するのは不思議な感覚ですよね。前作ではあの川越シェフや哀川翔なども出演していました。お2人ともまんまの役柄でした(笑)
また、PS4版は1080pの60fps表示で高精細かつヌルヌル滑らかに動きます。さらに読み込みも高速化するとのことです。
『龍が如く 維新!』最新PVKILLZONE以外はマルチ作品ですが、PS4版は旧世代機と比較にならないほどの映像表現です。これらの作品はリアリティを重要視しているのでPS4版を選択する意味は十分にあります。
また、一部のゲームはPS4アップデートプログラムといって、PS3版を持っていれば格安(1000円が基本)でPS4版も購入できるサービスがあります。PS3版とPS4版をやり比べてどこがどう進化したか比較してみるのも楽しいかも知れませんね。
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