皆さんはソニーが提供するPS Now(PlayStation Now)というサービスを知っていますか?
このサービスが今ちょっとした話題になっているようです。
この記事の目次
PS Nowとは何か?なぜ今注目されているのか?
PS Nowとはソニーが提供する定額サービスで、加入すれば対象のPS4・PS3タイトルが遊び放題になるお得なサービスです。
元々PS Nowは2015年1月に開始されたサービスですが、今なぜ注目されているかというと大幅な価格改定があった為です。
これまでは月額2,500円かかりましたが、半額以下の月額1,180円になったんですよね。しかも、12か月プランにすれば1ヶ月当たりわずか582円という破格の値段になるんです。
1ヶ月たったの582円でPS4・PS3のタイトルが遊び放題なわけですから、注目されないわけがないということなんです。
というわけで今回は、これからPS Nowに加入しようと検討している人に向けて、PS Nowのメリット・デメリットについてまとめていきたいと思います。
PS Nowに加入するメリット
まずはPS Nowのメリットから解説していきます。
コスパ最強!月額582円で400本以上のPS4・PS3タイトルが遊び放題!
PS Nowの最大のメリットは先ほども取り上げたとおり圧倒的なコスパの良さですね。
1ヶ月あたり582円(12か月プランの場合)で、400本以上のPS4・PS3タイトルが遊び放題なのはかなり魅力的だと思います。
「これといったこだわりがなく、とにかく色んなタイトルを遊んでみたい」という人にはうってつけのサービスですね。これに加入さえすれば別途ゲームソフトを購入する必要もないですから。
パソコンでもPS4やPS3のゲームが遊べる
PS Nowの対応機種はPS4だけでなく、Windows PCにも対応しているんですよね(Macには未対応)。
これまではPS4のゲームはPS4でしか遊べないというのが普通でしたが、PS Nowではプラットフォームの垣根を超えて遊ぶことが出来るんです。
もちろん、PS4コントローラー『デュアルショック4』もパソコンのUSB端子に繋げれば普通に使うことが出来ます(PS4以外のコントローラーも利用可能です)。
デュアルショック4のワイヤレス機能も使いたい場合は『デュアルショック4 USBワイヤレスアダプター』が必要になるのでご注意ください。このアダプターの使い方はこちらのページに書かれているので、設定する際は参考にしてみてくださいね。
PS4本体があればダウンロードしてプレイすることも可能
PS Nowはクラウドサービスであり、「ゲームソフトをゲーム機にインストールすることなく遊ぶことが出来る」という特徴があります。
ただこれには欠点があり、快適に遊べるかどうかは回線状況に左右されるんですよね。
この問題を回避するために、対象タイトルをゲーム機にダウンロードして回線状況に左右されることなく遊ぶことが出来るんです。
ただし、これが出来るのはPS4本体でPS Nowを利用する場合に限ります。また、PS4本体でもPS3タイトルはダウンロードできません。
状況に応じて遊ぶプラットフォームを変えられる
PS Nowは状況に応じてプラットフォームを変えることが出来ます。
例えば、普段はPS4本体と大画面のテレビで遊び、別室で遊びたい時はノートパソコンで遊ぶという事も出来るんです。
また、回線状況さえよければ外出先で遊ぶことも出来てしまうですよね。
今やプレミア価格がついて手が入りにくいPS3の名作が遊べる
個人的にPS Nowの一番の魅力だと思うのが、PS3タイトルが充実している点です。
なぜなら、PS3本体は既に生産終了していてプレミア価格になってしまっているからです。なので、今からPS3タイトルを遊びたくてもそうはいかないのが現実なんです。
そんな中、PS3タイトルが豊富に揃っているPS Nowはなかなか魅力的だと思いました。特に私が好きなダークソウルシリーズの原点でもある『デモンズソウル』が遊べるのはかなり嬉しいですね。
PS Nowに加入するデメリット
続いて、PS Nowのデメリットを紹介します。
快適に遊べるかは回線環境に左右される
PS Nowはクラウドサービスの性質上、快適に遊べるかは回線状況に大きく左右されます。
推奨回線速度は12Mbps以上となっています(こちらでスピードテストが出来ます)。
条件を満たしていてもその時の状況次第では、画質の乱れや操作の遅延が起こるので予め想定しておきましょう。
順番待ちが必要な場合も
PS Nowはネットワーク上のコンピューターを複数ユーザーで共有している為、アクセスが集中している時は順番待ちが必要になることがあります。
基本的に数分以内で遊べるようになりますが、余計な待ち時間がストレスに感じる人には向かないかも知れません。
グラフィック重視のタイトルは見劣りする
PS Nowではネットワーク上のコンピューターが処理した映像をストリーミングで受信するため、ゲーム機で処理した場合と比較すると画質が劣化するんですよね。
PS3タイトルなどの元からそこまで画質が高くないタイトルならあまり気にならないかも知れませんが、PS4の最先端のグラフィックのタイトルだと荒く感じてしまうと思います。全体的に滲んで見える感じですね。
なので、PS4本体でPS Nowを利用しているなら、グラフィック重視のPS4タイトルをプレイする場合はダウンロードして遊ぶことをオススメします。
最新タイトルはまず配信されない
PS Nowは破格のプライスであることもあってか、最新タイトルはまず配信されません。
せいぜいレンタルビデオで言うところの『準新作』がちらほら見つかるぐらいです。
最新タイトルを期待する人にはあまり向かないサービスかも知れません。
PS Now メリット・デメリットのまとめ
それではPS Nowのメリット・デメリットをまとめます。
PS Nowのメリットは「圧倒的なコスパで400以上のPS4・PS3タイトルが遊べる」ということです。「最新タイトルにこだわりが無く、色んなゲームが遊びたい」なら加入して損はないでしょう。また、「PS Nowに遊びたいタイトルがいくつかある」ならとりあえず1ヶ月だけ利用するというのもありですね。
PS Nowのデメリットは「回線状況があまり良くないとまともに遊べない」「最新タイトルが配信されない」ということです。普段からゲームソフトを購入している人にはあまり向かないかも知れません。
というわけでPS Nowについて解説しました。この記事が皆さんの参考になれば幸いです。