【黒人女性が主人公だとポリコレ配慮?】ゲームのポリコレに過剰反応する人達
最近のゲーム界隈を見て感じることがあります。
それはポリコレに過剰反応する人の多さです。
例えば、先日発売されたスクウェア・エニックスのAAAタイトル『FORSPOKEN』も黒人女性が主人公ということで「ポリコレに配慮するな!」「ポリコレに屈した!」などとバッシングする声が多いです。なお、本作に関してはポリコレに関係無くバッシングされる要素は多いのですが…(;^ω^)
過去にも当サイトではポリコレに関する記事を投稿していますが、改めて私の意見を述べていきたいと思います。
この記事の目次
そもそも黒人女性を主人公に起用したFORSPOKENはポリコレに配慮した作品なのか?
まず、「そもそもFORSPOKENはポリコレに配慮した作品なのか?」という話ですが、本作は特別ポリコレに配慮した作品ではないと思います。
黒人女性を主人公に起用し、実在する役者をゲーム内に取り込んでいるだけなんですよね。
変に黒人を聖人扱いしているわけでも無いですし、むしろ、本作の主人公はギャングとつるむ犯罪者として描かれているので、ポリコレへの配慮とは真逆とも言える設定となっています。
また、「キャラクターが美人じゃない。ポリコレに屈した結果だ!」という声も多いですが、実在する役者を取り込んでいるので容姿端麗の人ばかりではないのは当然ですし、いくら美人でも実在する人間はCGキャラクターのような完成された顔にはなりえないのです。
ポリコレに過剰反応することは『表現の自由』を奪うことにも繋がる
FORSPOKENで起きたバッシングのようにポリコレに過剰反応することは。クリエイターの『表現の自由』を奪うことにもなりかねません。
純粋にクリエイターがポリコレとは関係無く「黒人女性を主人公にしたストーリーを描きたい」、「現実と相違ないリアルな人物が登場する作品を作りたい」と思っていても、そういった過剰反応をする人が増えれば、クリエイターは制作を断念することになってしまうかも知れないのです。
特にスクエニはフォトリアル路線の映像表現に力を入れているメーカーなので、そういったバッシングは制作の足枷になってしまう可能性は低くないと思います。
ポリコレに配慮するのも、しないのも『表現の自由』
ここからは、FORSPOKENとは関係の無い、ゲーム業界の一般的な話になります。
ゲーム業界に限らずあらゆる業界がポリコレに配慮するようになってきているのは事実です。
しかし、それは外部の組織に強制されているわけではなく、良かれと考えてやっているわけです。
世界には数多くの人種・属性の人が存在していて、そういう人たちの目線に立った商品作りは、より多くのニーズに応えることになるので、業界にとってもプラスになるわけです。
例えば、ポリコレに配慮して海外作品に日本人キャラが登場したらテンション上がりませんか?
逆に、一部の人だけをターゲットにした商品作りをするのもアリです。ニッチな需要に応えることになるわけですから、それも業界のプラスになります。
要するに、クリエイターはポリコレに配慮するのも、しないのも自由だということです。どちらにも強制されないのが『表現の自由』なわけです。
思想の押し付けはすべきではない
仮にゲームメーカーが「ポリコレに配慮しろ!」と外部の組織から圧力をかけられているのだとすれば問題です。
その組織を批判し、クリエイターの『表現の自由』を守るべきだと思います。
一方で、「ポリコレに配慮するな!」と過剰反応して圧力をかける人達が既に存在します。
当然、そういう人達からもクリエイターの『表現の自由』は守られるべきです。
ポリコレ推進派と反ポリコレ派のどちらも、思想を押し付けクリエイターの『表現の自由』を奪うことは止めるべきだと思います。
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— KAKERU@車とゲーム好き|洗車の民 (@ks_product_com) January 30, 2023