「メタルギア ソリッド5 グラウンド・ゼロズ」3.20いよいよ発売!その特徴・魅力・新要素とは?
初代PSから続くメタルギアソリッド(MGS)シリーズですが、3月20日に最新作「メタルギア ソリッド5 グラウンド・ゼロズ」が発売されます。
本作は後に続く「メタルギアソリッド5 ファントムペイン」のプロローグ的な内容となっています。プロローグなので本編は短いものとなるようですが、MGS5の特徴でもある(少し狭い)オープンワールドの世界が楽しめたり、前回から進化したグラフィックや戦略が楽しめます。また、その為価格も2,980円とお安くなっています。
メタルギア ソリッド5 グラウンド・ゼロズ クリア後レビュー記事も書きました。
この記事の目次
メタルギア ソリッド5 グラウンド・ゼロズの特徴・新要素とは
グラフィック・シチュエーションの進化
本作の最大の特徴はオープンワールド化し時間・天候の変化が採用されたので、ゲームの攻略手順やバリエーションが無数に増えたということです。
あるプレイヤーは晴天の昼間にミッションを進める一方、他のプレイヤーは雨が降りしきる夜にミッションを進めるなんてことも考えられるわけです。
また、コナミオリジナルのゲームエンジン「FOX ENGINE」が一新されたようで非常にフォトリアルな表現が可能になっています。オープニングは夜の雨天時ですが、この新しいFOX ENGINEの恩恵で晴天の夕暮れにすることも可能です。下記の記事でFOX ENGINEの解説をしているのでご覧ください。
[GDC 2013]MGS5を実現する「FOX ENGINE」。ついに明らかになった新世代ゲームエンジン詳報(前編)
[GDC 2013]小島プロダクションは「世界に通用するゲームエンジン」で頂点を狙う。「FOX ENGINE」詳報(後編)
操作性の進化
これまでのシリーズでは実はジャンプが出来なかったのですが、新要素として本作ではそれが可能になっています。このことによって建物によじ登ったり、建物から建物に飛び移るといったダイナミックなアクションが可能となっています。
また、戦闘時のアクションも進化していて、拘束した敵から銃器を奪いその場で使用したり、拘束した敵に仲間を呼ばせるといったことも可能になって戦略性が増しました。
本編以外にも楽しめる要素あり
本作の本編はプロローグということもあり短めですが、それを補うように数種類のサブミッションやランキングを競うトライアル要素が搭載されています。
また、機種ごとに異なるスペシャルミッションが用意されています。
- PS3版、PS4版
- 初代メタルギアソリッドを思わせるデジャヴ・ミッション
- Xbox 360版、Xbox One版
- 「雷電」と過去の名作「スナッチャー」が登場するジァメヴ・ミッション
両方とも気になりますね。時期を見てDLCとして両方とも遊べるようになるのでしょうか?
現世代機版と次世代機版の違い
珍しくコナミが現世代機版と次世代機版の違いを公開しています。
結論からいうとPS4版が最もクオリティが高いようです。
現世代機であるPS3版とXbox 360版は同じ仕様となっていて、30fps、720p(内部的に画面を引き伸ばしています)となっています。
次世代機であるPS4版とXbox One版はテクスチャ解像度の向上、60fps化は共通ですが、PS4版が1080pであるのに対し、Xbox One版は720pとなっています。さらに、PS4版は空の表現が他機種と異なり、まるで吸い込まれそうなくらいリアルな表現になっています。
なお、Xbox One版の発売日は未定(本体の発売日が未定の為)です。
METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES – 現世代機版/次世代機版 比較
メタルギア ソリッド5 グラウンド・ゼロズはこんな人におすすめかも
- メタルギアソリッドシリーズのファン
- 次世代メタルギアソリッドをいち早く体験したい
- 時間・天候変化のあるリアルなオープンワールドを体験したい
- 濃密なストーリーを楽しみたい
- シリーズの特徴である隠密行動(スニーキングミッション)を楽しみたい
いずれか一つでも当てはまれば遊んでみてはいかがでしょうか。
終わりに
発売まであと少し!楽しみですね。
なお、本編である「メタルギアソリッド5 ファントムペイン」の発売時期はPS4が普及する頃とあるので、しばらく先のようです。本作からの引継ぎ特典もあるので期待しつつ本作を楽しみましょう。
また、MGS5とSONY HMZのコラボ企画をやっているようですが、HMZの最大の売りである3D表示に対応してないんですよね。早くPS4のクオリティで3Dを体感できる日が来ると良いですね。
ソニー ヘッドマウントディスプレイ HMZをレビューしてみた。