【本当の理由】LEFT ALIVEの低評価は激ムズが理由ではない【酷評】
スクウェア・エニックスがおくる話題のPS4ソフト『LEFT ALIVE(レフトアライブ)』が発売されて一週間が経ち初週売上が発表されました。
LEFT ALIVEの初週売上は17,622本という、注目作としてはかなり少ない本数になりました。PS4史上最低評価と言っても過言ではないレビューが影響しているのかも知れません。
ここまで低評価が付いてしまった理由はなんでしょうか・・・?
というわけで、今回はLEFT ALIVEここまで低評価である本当の理由について考察していきます。
この記事の目次
LEFT ALIVEが低評価なのは激ムズだからではない
結論から言うと、『LEFT ALIVEがここまで酷評されたのは激ムズなことが原因ではない』ということです。
なぜなら、激ムズであっても評価されているゲームは沢山存在するからです。たとえそれが理不尽な難易度であっても。
理不尽な激ムズゲーでも評価されている作品例
激ムズでも評価されているゲームをいくつか紹介しましょう。
1つはロックマンシリーズです。
ファミコン時代から続く人気作品ですが、理不尽なほど難しいです。例えば、ちょっとした操作ミスで即死して最初からやり直すなんて事が多いんですよね。だからと言って低評価が付くわけでもありません。
もう1つはI WANNA BE THE GUYです。
これは無料で遊べるフリーのゲームですが、ロックマンの比じゃないほど理不尽です。もはや理不尽を超えて『鬼畜』というレベルです。それでも人気が高い作品なんですよね。
LEFT ALIVEが酷評されたのは期待を裏切ったから
LEFT ALIVEがここまで酷評な理由は激ムズではなく『期待を裏切ったから』です。
簡単な話、LEFT ALIVEの購入者が『理不尽に難しいゲーム』を望んでいれば酷評になるわけがありませんよね。しかし、購入者はそういうゲームを望んでいなかったわけです。
LEFT ALIVEを購入した人は『フロントミッション』を望んでいた
LEFT ALIVEの購入者の半分はフロントミッションシリーズの続編を望んでいる人でしょう。
プロモーションで『フロントミッションとつながりのある世界観』だったり、『ヴァンツァー(フロントミッションに登場するメカ)に搭乗できる』といったことを宣伝していたので、期待に胸を弾ませていたわけです。
しかし、実際は「これ、フロントミッションじゃなくてよくない?」とか「ヴァンツァーほとんど出てこないじゃん…」といった感想を持つ人が多数。つまり、期待を裏切ってしまったわけです。
メタルギアシリーズを連想させるイラストや画面デザインも失敗
また、メタルギアソリッドシリーズを連想させるパッケージデザインやゲーム画面も失敗だと思います。
実際に「メタルギアっぽくて面白そう!」と買った人は多いと思います。全体の半数ぐらいはそう思って購入したのではないでしょうか。
事実、私もプロモーションを見た時は「メタルギアっぽいなー」と思ってましたからね。
しかし、実際に蓋を開けてみたら、『出来損ないのメタルギアソリッド』だったと。
LEFT ALIVEはリアルタイム2時間かけて最初のセーブポイントにたどり着きました。ゲーム内タイムは19分です。敵に少しでもちょっかいかけるとすぐ死にます。ダクソより死にます。今んとこの雰囲気としては出来損ないのメタルギアソリッド3です。ヴァンツァーにはいつ乗れるのでしょうか。
— 砂 (@In_A_Silentway) 2019年3月4日
LEFT ALIVEもう出てたのか
パッド勢動画を少しだけ見たけどパッドだからなのかすげえもっさりしてて出来損ないのメタルギアソリッドって感じだった
とりあえずウィッシュリストにいれとこ— みせり (@Spend_Piku) 2019年3月5日
これ以上犠牲者を増やさないために書きました。
【ゲームレビュー】LEFT ALIVEの感想|メタルギア激似だけど「平成最後のクソゲー」|バビ論 https://t.co/x7gAzt1Ybt#LEFTALIVE,#平成最後のクソゲー
— バビ (@shikamori_p) 2019年3月1日
楽しみにしてた『LEFT ALIVE』をプレイした感想なんだが、、、
メタルギアを操作性を悪くしたようなゲーム
ラストオブアスのクラフトシステムを取り入れたのはまぁ、サバイバルとしてはいいんだけど、無駄に体力だけ長く設定して被弾しても走り回ってチョコチョコ倒すだけのゲーム正直つまらん
— モノクロ猫 (@hakuji_monokuro) 2019年3月2日
メタルギアシリーズと言えばステルスゲーの最高峰ですから、それに匹敵するゲーム内容に作り上げなければこうなることは目に見えていたハズなんですけどね…。
LEFT ALIVEはこうすれば高評価を得られた
では、「LEFT ALIVEはどうすればこういった圧倒的な低評価を避けることが出来たのか?」ということですが、答えは簡単です。
最初から『激ムズ理不尽ゲー』であることをアピールしておけば良かったんです。
ロックマンシリーズやI WANNA BE THE GUYをプレイする人の多くは、最初から『激ムズ理不尽ゲー』であると知っていて、心の準備が出来ているから評価されているんですよね。
逆にLEFT ALIVEは『激ムズ理不尽ゲー』であることをほとんど世間に周知されることなく、フロントミッションの世界観やメタルギアっぽさばかりが強調されて発売されました。こんな売り方をすれば購入者はガッカリして当たり前なんです。
しかし、スクウェア・エニックスの目的が『評価よりも販売本数』であるなら、戦略的には正解かも知れませんね。『激ムズ理不尽ゲー』として売ったら17,622本も売れなかったでしょうからね。購入者からしたら酷い話ですが…。
・・・
というわけで、『LEFT ALIVEの低評価の本当の理由』を考察してみました。
『激ムズ理不尽ゲー』という前提を頭に入れてプレイすれば、そういうゲームを求めている人は楽しめるかと思います。
また、少ない高評価レビューの中には「将棋や囲碁のようにじっくり考えてプレイしたい人にオススメ」という意見もありますしね。
この記事を書いている時点では、まだ発売から10日も経っていませんが、早くも65%OFFで販売されているので、気になる人はLEFT ALIVEを遊んでみてはいかがでしょうか。
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