FF16の特徴がまるわかり!11つの良い部分、7つの悪い部分【まとめ】
先日、FF16のクリアレビューを投稿しましたが、今回はFF16の良い部分、悪い部分にフォーカスを当てて簡潔にまとめたいと思います。
FF16の購入の参考になれば嬉しいです(*’ω’*)
FF16の良い点・高評価な部分
まず、FF16の良い部分から紹介していきます。
1. FFシリーズでは珍しいダークなストーリー
主観になりますが、今作はシリーズ初とも言えるダークなストーリーとなっていて、どストライクな内容でした。
特にストーリー前半は、過酷で先が見えない感じがハラハラさせてくれますね。
2. グラフィックが美しい
FFシリーズの代名詞とも言える『グラフィックの美しさ』はFF16でも健在です。
特にイベントシーンでの演出は圧巻で、ディテールまで精巧に作り込まれています。
3. キャラクターの感情表現が豊か
キャラクターの感情表現の豊かさもFF16ではかなり力を入れていると感じました。
グラフィックの良さもその要因ではありますが、それ以上に声優の演技がメチャクチャ良いんですよね。
個人的に心を抉られたのが、クライヴが最終決戦に向かう時、ジルがクライヴの名を叫ぶ場面です。
別れの場面で名前を叫ぶ演出は珍しくありませんが、声にならない声で叫んでいるのがリアルなんですよね。ホント心が締め付けられる思いでした…。
4. シチュエーションに合った音楽
FF16の音楽はオーケストラ基調のものが多いですが、これがまた良いんですよね。
特にフェニックスのテーマや、通常の戦闘曲は印象的で突出してクオリティが高いと感じました。
フェニックスのテーマはシチュエーションによってアレンジが変えられていて、どれもピッタリと合っていて熱くなれます。
5. 派手で爽快なバトル
派手で爽快なバトルもFF16の良い部分ですね。
従来のFFシリーズの戦闘も派手な演出が特徴的でしたが、今作はシリーズ初の本格アクションが採用されたことで、プレイヤー自身の手で派手な戦闘を演出する事が出来るようになったわけです。
アクションの幅も広いので、自分なりのコンボを考え、追究していくことで、爽快感はより高まります。
6. アクション初心者に配慮されている
FF16の戦闘はアクションゲーム初心者でも遊びやすく配慮されています。
難易度はストーリーフォーカス(イージー)とアクションフォーカス(ノーマル)の2つが用意されており、さらに『サポートアクセサリー』によって細かく難易度を調整することが可能です。
一番簡単な設定では回避行動を自動化したり、ボタン一つで攻撃を可能になるので、本当の初心者でも安心して遊べます。
7. 召喚獣の存在感が圧倒的
FF16の召喚獣は『国家の要』であり、人知を超えた圧倒的な存在です。
PS5のグラフィック性能の高さも相まって、スケール感が過去作品とは全然違うんですよね。
個人的には山脈を超えるスケールのタイタンの重厚感がかなり好みでした。
8. DLCに頼らずストーリーが完結している
メインストーリーがDLCに頼らず本編だけで完結しているもの嬉しいですね。
直近だと、FF15はDLC前提のストーリー展開でしたし、FF7リメイクは分作でまだ完結していませんからね。
1作品でしっかりと話を締めくくっているのは好感が持てます。
9. 用語集や相関図が充実
FF16は政治や戦争といった少し難しいテーマを扱っており、さらには時間の流れもあるので、ストーリーを理解するのが難しいと感じる人もいるかも知れません。
そういう人をサポートするために、用語集、相関図、勢力情報がかなり充実しています。年代ごとに分けて説明されるので、かなり理解しやすいんですよね。
また、『アクティブタイムロア』という、会話に出てきた用語をリアルタイムで調べる機能もあるので、至れり尽くせりといった感じなんです。
10. 現実世界とシンクロしたテーマを扱っている
今作は、人権、戦争、資源問題といった現実でもあるテーマを扱っているので、ゲーム内の問題でありながらもリアルを感じることが出来ます。
また、絶対的な正義や悪が存在せず、それぞれの正義の為に対立し、命を奪い合うというのも現実的で、深く考えさせられる内容なんですよね。
11. やり込み要素が充実
やり込み要素が程良く用意されているのもFF16の良いところです。
- 大量のサブクエの解禁(終盤)
- レアモンスターの討伐
- クリア済みのミッションでスコアを競う『アーケードモード』
- 敵が強化され、レベル上限や新たな装備が解禁される2周目『FFチャレンジモード』
といった具合に、色々と楽しむことが出来ますよ。
FF16の悪い点・低評価な部分
続いてFF16の悪い部分について紹介します。
1. 残酷な描写が多く人を選ぶ
FF16はダーク路線ということもあり残酷な描写が多いです。
戦闘では血塗れになりますし、惨殺された遺体も散見されます。またイベントシーンでは欠損表現があったりします。
年齢制限もCERO D(17歳以上推奨)に指定されるレベルなので、抵抗を感じる人も少なくないと思います。
2. 作品のテイストが前半と後半で変わり統一されていない
これは個人的に不満だった部分ですが、ダーク路線ストーリー前半に対し、後半は従来のFFっぽいテイストなんですよね。
よく言えば、『1つの作品で2度美味しい』のかも知れませんが、私は全編ダーク路線で統一して欲しかったですね。
3. センシティブなシーンが多くお茶の間では遊べない
FF16では男女あるいは同性同士の絡みがとにかく多いです。
1シーンだけならまだしも、4、5シーンぐらいあるんですよね。家庭用ゲーム機史上最多かも知れません。
しかも、男女とも全裸でいる時間が長かったりするので、お茶の間でプレイしたら長時間気まずい時間が流れ続けることになります…(;^ω^)
4. 戦闘が大味な印象
戦闘が派手で爽快な一方で、だいぶ大味な印象もあります。
結構敵が硬いのでダメージ効率を優先してしまい、特定のアビリティに頼る戦闘になりがちです。
また、ロックオン機能の使い勝手がかなり悪いので、使わず戦うのが制作側の想定なのかも知れません。
さらに、操作キャラが主人公だけなので、その辺りも大味だと思いました。
5. ボス戦が長過ぎる
FF16は召喚獣バトルが売りとされている事もあり、召喚獣を相手とするボス戦はかなり長期戦になります。
シネマティックで見応えのある戦闘ではあるものの、それにしても長過ぎると感じます。
これの弊害なのか、ボス戦でリトライすると、最初からではなく途中から再開され、HPも削った状態になっているので、実質、強制的にイージーモードになってしまうんですよね。
6. サブクエは単調なものが多い
サブクエにはメインストーリーに匹敵する良いものも多数ありますが、大半は単調なもので占めます。
最も多いのが、『〇〇を拾ってきて』とか『〇〇を倒してきて』という内容です。
ボリューム感を出す為だとは思いますが、微妙なサブクエでかさ増しするぐらいなら、いっそのこと入れない方が良い気がしました。
7. 政治的なテーマを扱っているため人を選ぶ
良い部分にも挙げましたが、現実世界でもある事象をモチーフにしているので、必然的に政治的や宗教の問題にも繋がってきます。
日本人にとって「政治と宗教と野球」の話はタブー視されているので、抵抗を覚える人もいるかも知れません。
FF16はナンバリングで久々の良作である
というわけで、FF16の良い部分、悪い部分にフォーカスを当て、簡潔に解説しました。
賛否ある部分も少なくありませんが、ナンバリング作品では久々の良作だと思います。
個人的にはFF10以来のヒット作といった感じですね。
購入の参考にしていただけると嬉しいです。是非遊んでみてください(‘ω’)ノ
本記事の他にもFF16のレビュー、考察記事を投稿しています。興味がある方は読んでいただけると嬉しいです。
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↓PS5本体との同梱版もあります。これからPS5を購入するかたはこちらもご検討ください。
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