あなたはもうデス・ストランディングを遊びましたか?
デス・ストランディングはPS4の新規タイトルとしてはかなりの売上を誇る人気タイトルですが、一部では酷評する人もいるので購入を躊躇している人も少なくないかと思います。
また、「購入したは良いけど楽しみ方がよく分からない」「買ったからには楽しみたい」という人もいるかと思います。
というわけで今回はデス・ストランディングを楽しむコツを紹介していきます。
この記事の目次
デス・ストランディングはゲーム進行状況に応じて楽しみ方が変わる
楽しみ方を紹介する前に、まずはデス・ストランディングについて簡単にお話します。
デス・ストランディングはゲームの進行状況に応じて楽しみ方が変わる作品です。
とは言っても、大きくゲーム性が変わるわけではありません。プレイヤーがやることは目的地まで『荷物を運ぶ』という事に終始します。
では何が変わるのかと言うと『プレイヤーの感じ方』です。全編を通して同じ事をやってるだけなのに不思議と感じ方が変わってくるんですよね。
それがデス・ストランディングという作品なんです。
デス・ストランディングの楽しみ方をゲーム進行状況に合わせて解説
それでは進行状況に合わせてデス・ストランディングの楽しみ方を解説しましょう。
序盤の楽しみ方(1つ目のマップ)
デス・ストランディングが一部で酷評されている理由が序盤にあります。
序盤はムービーが多かったり、機能制限が色々とありゲーム的な楽しさは薄いということでマイナス評価が多いんです。
雰囲気を楽しむ
では序盤はどうやって楽しむのかというと、ひたすら雰囲気を楽しむことです(笑)
冒頭の導入部分ではひたすら山を歩いて下っていくだけですが、雄大な大自然をバックに雰囲気のあるメインテーマが流れるので「これから孤独な配達人の物語が始まるんだ…」といった感じで世界観に入り込めるんですよね。ゲームとしては地味なんですが、個人的には一番楽しめた部分かも知れません。それぐらい印象的なシーンでした。
過酷さを楽しむ
導入部分が終わって始まる最初のミッションでは『ある人の遺体』を背負って運ぶことになるんですが、ここでは配達の過酷さを楽しむようにしましょう。
遺体は不安定で左右に体を振られるので転ばないようにバランスを取りながら歩きます。そんな状態の中、崖を登る必要が出てくるんですよね。ゲームとしてはそこまで難しいわけでは無いんですが、絵的に物凄く過酷に見えるので、目的地に着いた時は不思議と達成感が感じられるんです。
遺体を焼却した後は、BTと呼ばれるあの世の存在に取り囲まれます。この時はまだ武器を持っていないので、気付かれないように息を殺しながら、その場をやり過ごすことになるわけですが、この時にスリルも中々なものなんですよね。「ピンチの時こそ慎重にゆっくりと行動する」を心がけないといけないのが新鮮なんですよね。
序盤のマップには時間をかけない
この後のいくつかの配達を繰り返す事になるのですが、序盤のマップには時間をかけないほうが良いと思います。なぜなら、色々と機能制限がされ地味な状況が続くので面白さに気付く前に飽きてしまう可能性があるからです。
1つ目のマップはいわゆるチュートリアルマップですが、じっくりとサブミッションまでこなしていくと10時間では足りないので、飽きてしまう前にサクッと次のマップに行ってしまったほうが良いでしょう。
中盤の楽しみ方(2つ目のマップ)
2つ目のマップがいわゆるメインステージとなっています。そういうだけあって1つ目のエリアとは比較にならないほど広大でロケーションや天候も多彩です。
中盤のこのマップでは育成と開拓を楽しむことが可能になります。
キャラクター育成を楽しむ
ここに来たばかりの時点ではまだ出来る事は多くないですが、配達業務を繰り返す事でキャラクターのランクが上がったり報酬がもらえることで出来ることが増えていくんですよね。
配達が楽になるパワードスーツや乗り物が使えるようになると、一度に多くの荷物をまとめて運べるようになるのでハイスコアを狙えるようになります。キャラクターのレベルもメキメキと上がっていき、より自由度が高まっていきます。
そして、このマップでは『国道の復旧』が可能になります。国道は各地に張り巡らされているんですが、この復旧作業がメチャクチャ楽しいんです。やる事は単純で、復旧装置に素材を投入するだけなんですが、スケールがかなり広いので達成感が凄いんですよね。クリア後も多くのプレイヤーが国道復旧に勤しんでいるようです。
また、序盤では邪魔な存在でしかなかったミュールと呼ばれる敵の拠点も、国道復旧に必要な資源調達先になるので強奪する楽しみも生まれてきます。
ソーシャル・ストランド・システムと開拓を楽しむ
また、デスストの目玉要素とも言えるソーシャル・ストランド・システムが本格的に楽しめるのもここからです。
一人では到底難しい国道復旧も他のプレイヤーの協力があることでどんどん進んでいきますし、国道が通っていないエリアの開拓には他のプレイヤーの存在が本当にありがたいんですよね。
特に中盤の終わりぐらいに訪れる雪山のエリアなんて、リアルに30分とか歩き続けないといけないぐらい過酷だったりするのですが、そんな時に他のプレイヤーが建てた建築物や乗り捨てた乗り物を見つけると、「人と繋がるって大切だな…」としみじみと考えさせられてしまうんですよね。
マルチプレイとは違ったポジティブな繋がりが新しいんですよね。この感覚はプレイしてみないと分からないかも知れません。
3つ目のマップに行く前に遊び尽くそう
このマップでの国道復旧や開拓が楽し過ぎて、クリアせずに延々と遊び続ける人が後を絶たないのですが、それは正しい判断です。3つ目のマップに行く前に遊び尽くす事をオススメします。なぜなら、3つ目のマップに行ってしまうとエンディングまで一方通行に進んでしまい自由に遊べなくなるからです。
クリア後のエンドコンテンツで自由行動が可能になりますが、クリアした途端に熱が冷めてしまう人は2つ目のエリアを遊び尽くしてから次に進んだ方が良いでしょう。
終盤の楽しみ方(3つ目のマップ以降)
終盤となる3つ目のマップではストーリーが大きく動きます。
ストーリーを楽しむ
というわけで終盤ではストーリーを楽しむことが出来ます。小島監督ならではの演出がふんだんに盛り込まれているのもこのパートです(MGSシリーズをプレイしてきた人はニヤリとする演出も…!)。
ここからのストーリー展開はホント凄くて、ようやく謎が解けてきたと思ったら、更なる謎が次々と発生しプレイヤーを困惑させることになるんですが、最後の最後には伏線はすべて回収されるので、非常に後味の良いエンディングになっているんですよね。
プレイヤーの軌跡を振り返る
また、エンディング直前のラストミッションでは、プレイヤーの軌跡を振り返るかのような展開があり個人的にはかなり楽しめました(面倒臭いと酷評する人が多い部分でもありますが・・・w)。
終盤については色々ネタバレになるのでこれ以上の説明は避けますが、終盤で大きく評価が変わったという人は多いと思います(発売当初は荒れていたレビューが、時間が経った今では高評価が多数であるのが何よりもの証拠です)。
さぁ、デス・ストランディングを楽しもう
というわけで、デス・ストランディングの楽しむコツを進行状況ごとに解説してきました。
少しでも「これからデスストを遊んでみたい」と思っている人、「遊んでいるけど楽しみ方が分からない」という人の参考になれば幸いです。
また、デス・ストランディングのレビュー記事や世間の口コミ・評判まとめ記事も投稿していますので、もし興味があればご覧になってみてください(*’ω’*)
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