BLAZBLUE CENTRALFICTIONにPS5版、ロールバックとクロスプレイ対応
アークシステムワークスは、2D対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE CENTRALFICTION(ブレイブルー セントラルフィクション)』のPS5版を制作すると発表しました。結論から言うと、PS5版はロールバックネットコードとSteam版とのクロスプレイに対応し、PS4版を持っている人向けのアップグレード版も予定されています。一方で、発売日と価格はまだ発表されていません。この記事では、PS5版で分かっていることと、PS4版の持ち主がいま確認しておきたい点を整理します。
ニュースの概要
発表は、フランス・ニースで開かれた格闘ゲーム大会「EVO France 2026」の会場で10月10日(現地時間)ごろに行われ、日本では2026年10月13日に4Gamer.net、10月14日に電撃オンラインが報じました。『BLAZBLUE CENTRALFICTION』は、2008年にアーケードで始まった「BLAZBLUE」シリーズの完結編にあたる作品です。これまでPS3・PS4・Nintendo Switch・Steam(PC)・アーケードで発売されてきましたが、今回あらたにPS5版の制作が決まりました。
PS5版では、オンライン対戦の通信方式としてロールバックネットコードを導入し、Steam版とのクロスプラットフォーム対戦にも対応します。報道によると、ロールバックとクロスプラットフォーム対戦は、家庭用ではPS5版だけの追加要素です。なお、BLAZBLUE公式サイトでは、10月14日夜の時点でPS5版の告知ページを確認できませんでしたが、アークシステムワークスの海外向け公式Xでは発表されています。この記事の内容は、主に大手ゲームメディアの報道にもとづいています。
BLAZBLUE CENTRALFICTION PS5版で何が変わるのか
報道で伝えられているPS5版のポイントは次のとおりです。
- ロールバックネットコード: 通信の遅れを予測と巻き戻しで補う方式で、従来の方式より入力の遅れを感じにくいとされます。Steam版には2022年2月にロールバック方式が導入されており、PS5版はそれに続く形です。
- Steam版とのクロスプレイ: PS5版とSteam版のプレイヤー同士でオンライン対戦ができます。
- PS4版からのアップグレード: PS4版を持っている人向けに「PS5アップグレード版」を提供する予定です。有料か無料かなどの条件はまだ発表されていません。
- 言語の追加: ストーリーモードなどのテキストに、フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語の4言語が加わります。
- トレーニングモードの機能追加: 2026年6月に参戦が発表されたDLCキャラクター「トリニティ=グラスフィール」のアップデート(PS4版・Steam版向けと報じられています)に合わせて、トレーニングモードの一部機能が追加される予定です。PS5版でトリニティがどう扱われるかは、まだ発表されていません。詳細と時期は今後の続報を待つ段階です。
- 発売日・価格: いずれも未発表です。
本作(既存版)はCERO C(15歳以上対象)で、キャラクターごとの固有能力を引き出す「ドライブ」システムが特徴です。シリーズの物語を締めくくるストーリーモードも収録されています。
読者への影響
影響が大きいのは、PS4版をPS5で遊んでいる人と、これから格闘ゲームのオンライン対戦を始めたい人です。PS4版はPS5の後方互換機能で遊べるPS4タイトルに当たると考えられますが、ロールバックとクロスプレイはPS5版の追加要素として案内されています。オンラインで快適に対戦したいなら、PS5版(またはアップグレード版)を待つ意味は大きいと言えます。
クロスプレイでSteam版と対戦相手を共有できるため、発売から年数がたったタイトルでも、マッチングの相手が見つけやすくなることが期待されます。一方で、PS5でのオンライン対戦には、基本プレイ無料のタイトルを除いてPlayStation Plusへの加入が必要です。PS5版でもこの点は変わらないと考えておくのが安全です。PS Plusの最新の内容は、PS Plus 10月のフリープレイの記事でも紹介しています。
また、アップグレード版の条件(価格、対象となるPS4版がパッケージ版かダウンロード版か、DLCの引き継ぎなど)は未発表です。いまPS4版を新しく買うべきかどうかは、条件が出るまで判断しにくい状況です。
確認すること
- PS4版を持っている人は、購入したのがパッケージ版かダウンロード版かを確認しておきましょう。アップグレードの条件が発表されたときに、すぐ判断できます。
- これから買う人は、発売日・価格・アップグレード条件の続報を待ってから決めるのが無難です。続報は、アークシステムワークスやBLAZBLUE公式サイト・公式Xで確認しましょう。
- オンライン対戦をする予定の人は、PS Plusの加入状況と有効期限を確認しておきましょう。
- PS5本体を検討中の人は、新しく発表されたモデルの情報も参考になります。詳しくはPS5デジタル・エディション ミッドナイト ブラックの記事をご覧ください。
筆者の見解
私見では、今回のPS5版の中心は、遊べる機種が増えることよりも、「PS4版だけが新しい対戦環境から外れる」ことにあると考えます。ロールバックとクロスプレイはPS5版だけの対応とされているため、PS4版をPS5で遊び続けても、Steam版の対戦相手とはつながりません。PS4版の持ち主が判断の基準にすべきなのは、アップグレードの価格だけでなく、オンライン対戦をどのくらい遊ぶかだと考えます。見落としやすいのは、トリニティのDLCがPS4版・Steam版向けと報じられていて、PS5版での扱いがまだ分からない点です。DLCを先に買うかどうかは、アップグレード時に引き継げるかが発表されてから決めても遅くないと考えます。
出典(一次情報)
- 4Gamer.net:『BLAZBLUE CENTRALFICTION』,PS5版の制作が決定。ロールバックネットコードを実装し,Steam版とのクロスプレイにも対応(2026年10月13日)
- 電撃オンライン:PS5版『ブレイブルー セントラルフィクション』制作決定。ロールバック実装&Steam版クロスプレイに対応(2026年10月14日)
- Gematsu:BlazBlue: Central Fiction coming to PS5
- Arc System Works:BLAZBLUE CENTRALFICTION Rollback Netcode(Steam版)
- BLAZBLUE CENTRALFICTION 公式サイト
2026年10月14日時点の情報です。












