ダークソウル3で無念のシリーズ完結。これだけ完成度の高いゲームの血を絶やしてはいけないと思う
昨年の11月に人気ゲーム「ダークソウル」シリーズのディレクターであり、フロムソフトウェア社長でもある宮崎氏が「ダークソウル3でシリーズ完結を検討している」と発言し、さらに「今後は新しいゲームを作る事になる」とファンにとってはかなり寂しい発言をしました。
確かに、ソウルシリーズ経験者にも「マンネリだからしょうがない」という声が少なくありません。
けど、私はこれをマンネリだとは思いません。
完成されたゲームにマンネリという言葉は無い
ダークソウル、デモンズソウル、ブラッドボーン。
これら3作品のゲーム性はほぼ同じです。世界感やグラフィック、装備、キャラクターなどが違うだけで、ベースのシステムにはほとんど違いが無いんですよね。
ソウルシリーズが退屈で面白くない作品なら、これは「マンネリ」と言えるでしょう。
しかし、ソウルシリーズは改良する必要が無いくらいに完成されたゲームなんですよね。この場合はマンネリではなく伝統なんです。
例えば、ドラゴンクエストシリーズは1986年に発売された第一作目で基本システムは完成していて、以降の作品では踏襲されています。これについて、「マンネリだ」という声はまず聞きません。むしろ、オンライン化された9、10では不満の声の方が多いくらいです。その為、今後発売される11はオフラインになると言われています。
またゲームに限らず様々な文化も同じです。例えば、流行語はすぐマンネリ化して翌年には廃れますが、着物や和建築は「伝統」として語り継がれますよね。
このように良い物は伝統として語り継がれているわけです。
つまり、
ファンがソウルシリーズを支持し続ける限りは、シリーズ終わらせる必要は無いと思うんですよね。
もちろん、「ソウルシリーズはもう飽きた」というファンもいると思いますが、私は今後も10年、20年と続いていって欲しいシリーズだと思います。
何故ソウルシリーズはこれほどまでに面白いのか?
私がこれほどまでにソウルシリーズを好きな理由。
それは、シンプルでありながら奥深く、攻略には思考する必要性がある絶妙な難易度だからです。
だから、プレイするたびに刺激があり、飽きが来ないんですよね。
最近のゲームは、一度もゲームオーバーにならずにクリアできてしまう易しいゲームがとても多いですが、思考せずにクリア出来てしまう為、遊び応えが無く飽きるのが早いんですよね。
逆にレトロゲームはとてもシンプルで誰でも簡単に操作出来ますが、難易度は絶妙で思考しないとすぐにゲームオーバーになってしまいます。つまり、ストレスが溜まる複雑な操作を覚えること無く、純粋にゲームを攻略することだけを追求することが可能なんです。
ソウルシリーズはレトロゲーに通じるゲーム本来の良さがあり、ゲームオーバーすら楽しめる傑作なんです。
結果(ゲームオーバーになるかどうか)が分からないからゲームは楽しいんです。そう思いませんか?
Dark Souls III – Official Gameplay – PSX 2015
なお、シリーズ完結作となる「ダークソウル3」の発売日は3月24日の予定です(次世代機オンリーの発売でPS3では遊べませんので注意)。数量限定特典「特製マップ&オリジナルサウンドトラック」が付くのでファンの方は予約をお早めに!予約は以下のリンクからどうぞ。
PS4で遊べる過去のソウルシリーズは以下から購入できます。ダークソウル2もブラッドボーンも有料DLCがセットになったお買い得版なので今が買い時ですよ。
#1【PS4/高画質】ブラッドボーン(Bloodborne)を穏やかに実況プレイ【ボス:聖職者の獣撃破】
なお、以下のランキング記事にもあるとおり、ブラッドボーンは私がPS4タイトルの中で最もオススメするゲーム(記事執筆時点)なので是非遊んでみてくださいね。
オススメはこれ!部門別PS4ゲームソフトランキング [レビュー・評価付き]