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投稿日:2019年09月18日更新日:2019年09月30日

【評価・レビュー】ダクソとの違いは?コードヴェインをプレイした感想と世間の評判まとめ

9月26日に発売されるPS4用タイトル『CODE VEIN(コードヴェイン)』、皆さんは購入する予定ですか?

コードヴェインはフロムソフトウェアのダークソウルシリーズを意識して作られた作品で、1年間の発売延期を経てようやくリリースされます。待ちに待ったという人もいるのではないでしょうか?

先日公開されたゲームの序盤が楽しめる体験版を3~4時間ほどプレイしてみましたが、結論から言うと買って損は無いレベルには達していると思いました。

それを踏まえ、ダークソウルと比較して良い部分と悪い部分を正直にレビューしていきます。また世間の口コミ・評判もまとめていますので参考にしてみてください。

コードヴェインの基本的な要素はダークソウルを継承。パリィやバクスタもあるぞ

体験版では最初のステージ及びボス、そして『深層』と呼ばれるハクスラ(素材収集)の為のマップが遊べました。

3~4時間ほどプレイしてみた感想は、思った以上にダークソウルでした。攻撃ボタンのキー配置こそ違うものの(キー配置は仁王と同じ)要素としてはまんまダクソですね。

ダクソでお馴染みのパリィ(弾き)やバクスタ(バックスタブ)もそのまま使えます(すがすがしいまでのパクリですねw)。

一方で、ダクソにはあったジャンプ斬りや蹴りが無いので、通常攻撃のバリエーションが少ないように感じましたね。

他にも、死んだらその場にソウルが残るのもダクソと同じですし、欠片を使って武器を強化していくのも同じです。

基本的なシステムはダクソ経験者なら問題なくプレイできるかと思いますし、最低限の楽しさは保証されているといった感じですね。

コードヴェインの成長システムはスキルの組み合わせることで行う

成長システムに関してはコードヴェインはダクソとは違っているので慣れが必要かもしれません。

まず、レベルアップはダクソのように自由にステ振りはできません。その代わり『ブラッドコード』と呼ばれるものをセットしたり、熟練度を上げることで成長させます。

ブラッドコードとはドラクエで言うところの『職業』みたいなもので、セットするブラッドコードにより使えるスキルが異なります。特定のブラッドコードを使い続けることで熟練度が上がり、マスターすることで他のブラッドコードでもスキルを引き継ぐことが出来るようになるので、自分だけのキャラ育成が可能になるんですよね。

ブラッドコードやスキルの付け替えは簡単に出来ますし、組み合わせをセーブしておくことが出来るので、ボスによって最適なセットを見つける楽しみもあると思いました。

ちなみに、このブラッドコードのチュートリアル、ゲーム開始と同時に専門用語盛り沢山で解説されるので、全然頭に入ってこないんですよね…。ゲーム進行の中で段階的に解説してくれたりすればもう少し分かりやすかったのになと思いました。

HP、スタミナゲージが画面下にあるのは残念

ダークソウルではHP、スタミナゲージが画面左上にありましたが、コードヴェインでは左下にあるんです。

「そんなのどうでもいいことでは?」と思うかも知れませんが、意外と重要なんですよね。HPゲージはともかくスタミナゲージは結構プレイに影響します。

ダークソウルやコードヴェインではプレイヤーキャラクターが画面の下側、敵が画面の上側に表示されるのが基本的な構図になっていますよね。プレイヤーの視点は敵つまり画面の上側を見ることが多いわけです。そうなると必然的に画面上側にHP・スタミナゲージが上にあった方が視点移動が少なくて済み、ストレスの軽減につながるんですよね。

おそらく、「画面下に表示項目をまとめた方がスッキリみえるだろう」という理由でこういう画面デザインになったと思いますが、遊び易さにまで意識が及んでいないと思いました。

コードヴェインの操作性はダークソウルよりもスピーディーなのにモッサリ?

ダークソウルはリアル志向なのでキャラクターに重量感がありますが、コードヴェインは非常に軽やかですね。もちろん、重量のある装備の時はずっしりしますが、それでも全体的にスピーディーな印象です。移動速度は仁王の様な感じです。

ただ、ガードの動作がワンテンポ遅れる感じがあるんですよね。ダクソだと敵の攻撃に合わせてガードすれば間に合うんですが、コードヴェインは若干早めにガードしないと間に合わないんです。

なのでダクソに比べるとイマイチ直観的ではない操作性といった感じで、改善の余地ありだと思いました。

ダクソと比較して爽快感が薄い

動きの軽快さが1つの原因なのかも知れませんが、ダクソに比べると爽快感が薄いと感じました。

『動きの余韻』みたいなものが無いんですよね、剣を振った後もピタっと止まる動きなので、軽い棒を振り回して攻撃しているように感じてしまうんです。

また、動きだけでなく『効果音の乏しさ』もあると思います。全体的にスカスカした音なんですよね。

そして、プレイヤーの火力がNPCよりも低いんですよね。それも爽快感を損なう原因の一つだと思いました。

ダクソライクなゲームなら『一撃の重さ』を演出として表現して欲しかったなと思います。

あと、NPCとの共闘が前提なので、「なんか適当に戦ってたらいつの間にかボスに勝ってた…」みたいな事が起こり達成感も薄いんですよね。

マップや敵の配置は単調さを否めない

これは序盤のマップだからなのかも知れませんが、マップや敵の配置がダクソと比較してだいぶ単調に感じました。

マップはどこを見ても同じような風景ですし、敵も適当に配置しているような感じがするんですよね…。正直楽しいとは思いませんでした。

一方で、ダクソの最初のマップ『城下不死街』はかなり練られていると思いました。敵の種類は少ないのに「配置次第でここまで楽しくなるんだ」と痛感したんですよね。

戦闘のバランスは大味な印象。NPCとの共闘を前提とした調整

コードヴェインはダクソを踏襲しているものの、バランス調整は結構大味だと思いました。

敵の配置もそうですが、1対1の駆け引きがやり難いんですよね。

乱戦になることが多いですし、敵の攻撃予備動作がダクソより短いので、ダクソの様に戦おうとすると高い反射神経が問われるんですよね。

なのでコードヴェインでは、駆け引きよりもキャラクターの育成やスキルのセットアップが重要だと思いました。

また、ダクソはソロプレイが基本ですが、コードヴェインはNPCとの共闘が基本です。そういう前提でバランス調整がされているように感じました。

ソロでも気軽に共闘したい!」という人はダクソよりも楽しめるかも知れませんね。

一応を私がプレイしたボス戦の動画をアップしておきますので参考にしてみてください(負けてますが…w)。雰囲気は伝わるかと思います。

追記:アップデートで追加された高難度マップをプレイした感想

9月20日に行われた体験版のアップデートで追加された高難度ダンジョンをプレイして、コードヴェインがどういうゲームなのかが見えてきました。

ダークソウルのように『敵のパターンを覚えて攻略するゲームではない』ということです。どちらかというと『NPCや他のプレイヤーと協力して攻略』する作品ですね。

ダクソ感覚でソロで攻略するとかなり難しく感じます。理不尽なぐらい。

キャラクターのレベルアップはかなりスムーズに出来るので、NPCや他プレイヤーと協力し、ガンガン敵を狩って経験値を稼ぎキャラを育成してボスを倒すというのが、このゲームの基本的な楽しみ方だと思いました。

ダクソで白霊呼んでマルチでわいわいやるのが好きな人であれば、コードヴェインは十分に楽しめると思います。逆にソロで遊ぶのが好きな人にはバランス的にキツイかも知れません。

※体験版高難度マップのボスが異様に強いと思ったら本編の終盤のボスでした(体験版に終盤のボスだしたらアカンw)。

コードヴェインの世間の評判・口コミ

私がプレイした感想は以上の通りですが、世間の評判・口コミはどうでしょうか?いくつか紹介します。

といった感じで、キャラクリの豊富さ楽しさは満場一致で高評価ですね。

ゲーム性に関しては、「慣れれば楽しい」という人と「ダクソの劣化版」という人の半々ぐらいでしょうか。

追記:ゲーム実況も人気!?製品版コードヴェインは意外と好評な模様

9月26日に製品版が発売されましたが、色々なゲーム実況者がコードヴェインのプレイ動画をアップしていて、意外と好評みたいですね。

実況者さんや世間の声を聞くと「体験版をプレイして不安だったけど製品版は結構楽しい」といった声が結構多く見られました。

ストーリー中盤ではダクソのアノールロンドにそっくりなマップがあったり、オンスモのようなボスがいたりして、色々とダクソファンが突っ込みたくなるような要素が盛り沢山なのもポイントですね。

ただ、いずれの実況者さんもNPCと同行してプレイしていました。やはり製品版でもソロだとかなり厳しいバランスみたいです。あと、ダンジョンが広くて迷うという声も多かったですね。

実況者さんの動画をいくつか載せておきますので良かったら参考にどうぞ。

よしなまさん

ゆうなさん

こたばさん

コードヴェインはオススメか?

というわけでダークソウル好きの私が序盤の3~4時間をプレイしてみましたが、コードヴェインは買って損は無いレベルには達していると思います。

比較対象がダークソウルなので、どうしても本家には劣ってしまうのは仕方がないことです。けど、共闘メインのアクションRPGとして見れば十分の楽しめると思います。

気になる方は遊んでみてはいかがでしょうか?

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