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投稿日:2022年02月01日更新日:2022年02月01日

【評価・レビュー】箱男が壺男を超えられない理由|Boxman's Struggle

あなたは『箱男』を知っていますか?

以前、Youtuber界隈で大きな話題となった壺男(壺おじ)こと『Getting Over It with Bennett Foddy』というゲーム。いわゆる鬼畜ゲーと呼ばれる超高難易度ゲームですが、上達してくると独自の爽快感があって、その中毒性の高さに多くの人を虜にしました。まさに神ゲー。

壺男ブーム再来!『Getting Over It』4つの魅力

そして、その壺男のオマージュ的な作品が箱男こと『Boxman’s Struggle』です。

今回はこちらを5回ほどクリアしたのでどんなゲームなのかをレビューしていきます(‘ω’)ノ

箱男(Boxman’s Struggle)が壺男を超えられない理由

まず、箱男のマイナス面、「壺男は超えられないな」と感じた部分から紹介してきます。

操作がシビアで終盤の難易度が高すぎる

箱男は壺男と比較して操作性が結構シビアです。

ゲーム性としてはマウスをドラック&ドロップする方向と距離に応じてジャンプします。この動きを繰り返す事でゴールを目指していく感じです。まさに壺男のオマージュといった内容ですね。

壺男も慣れるまでは思うように操作出来ないもどかしさがありましたが、不安定な足場でもマウスを動かさない限りは静止してくれたので遊びやすかったんですよね。

一方で箱男は少し斜面になっていようものなら勝手に滑り落ちていきます。つまり、素早い判断が求められます。その上でシビアなコントロールも必要になります。

この2つの要素を同時に実行しなければならないというのがかなり難しいんですよね。

特に終盤は、回転する足場やふわふわと動く風船の上を移動することになるので、発狂しそうになります(;^ω^)

壺男と比較すると上達を実感しにくい

壺男はプレイを重ねるたびにメキメキと上達していく感じが個人的に好きでした。

クリアタイムも1周目は32時間、2周目は2時間、3周目は40分、100周目に達する頃には10分を切るまでに成長出来たんですよね。

一方で箱男は、1周目こそ10時間ほどでクリア出来ましたが、2周目は5時間、3周目は2時間、4周目も2時間、5周目も2時間といった感じで、成長の幅が小さいのです。

これはおそらく上記に挙げたように操作性がシビア過ぎるせいで、”慣れ”では乗り越えられない人間的な能力の壁にぶつかってしまっている感じなんですよね( ;∀;)

見た目のインパクトが弱い

これはゲームの評価というよりは、「なぜ箱男が壺男のように話題にならないのか?」という話ですね。

壺男は”壺に入ったおじさん”という強烈なインパクトが話題を集めましたが、箱男は表面的には”段ボール箱が動いているだけ”なので、絵面的にとても地味です。

これではいくらゲーム性が良くても流行らせるのは難しいでしょう。

もう少しインパクトがあるビジュアルなら壺男に続くブームを巻き起こせたかも知れません。

とはいえ、箱男は十分に楽しめるクオリティはある

続いて箱男の良い部分を紹介していきます。

壺男好きなら十分楽しめるクオリティ

最初に不満点ばかり挙げてしまいましたが、総評すると壺男にハマった人であれば夢中になって遊んでしまう名作だと思いました。

全体的な雰囲気やキャラクター(箱)の挙動も良く出来ています。言われなければ壺男を作ったメーカーの新作だと勘違いするクオリティの高さです。

壺男ほどではありませんが、プレイを重ねるたびにスキルが上達していくのは楽しいですし、難所を突破した時のカタルシスは最高です。

慣れてくると箱がゴムボールのように飛び跳ねるようになるので、それもまた楽しいです(*’ω’*)

上達してくると以下の動画のような動きが可能になります。

壺男とコラボ!?イースターエッグを発見

これは壺男ファンには嬉しい要素だと思いますが、とある場所から落下をするとファン必見のイースターエッグを発見できます。

私は1周目のプレイで運悪く落下して偶然ここに辿り着きました。

ハンマーと壺が置いてあるだけなので”壺男”ではありませんが、不思議と壺男とコラボした感覚におちいりますw

ちなみに、ここに辿り着くと必然的に序盤のエリアに戻されます。イースターエッグを発見した嬉しさがある反面、「まだ1周目なのに序盤からやり直さなければならない…」と悲しみに暮れました( ;∀;)

箱男(Boxman’s Struggle)は価格以上に楽しめるコスパに優れた良作

というわけで、箱男ことBoxman’s Struggleのレビューをざっくりとしました。

壺男と比較すると不満点はあるもののゲームそのもののクオリティは高いですし、「壺男は簡単すぎる!」という人であれば逆に箱男の方が楽しめるかも知れません。

そして、Boxman’s StruggleはSteam(PC)で520円で販売していて、私の場合は既に20時間以上遊んでいるのでコスパ抜群の作品だと思いました(*’ω’*)

気になる人は是非遊んで見てください(‘ω’)ノ

» Boxman’s Struggle 購入ページ

また、Boxman’s Struggleの耐久配信をしている『みすみのはらわた』チャンネルのみすみゆうかさんの動画もお時間ある方にはオススメですよ!

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