【評価・レビュー】Meta Quest 2 の良い部分・悪い部分【1年以上使った正直な感想】
2020年10月13日に発売されたVRヘッドセット『Meta Quest 2(旧称 Oculus Quest 2)』を購入して1年以上が経ちますが、今更ですが使ってみた正直な感想をレビューしていきたいと思います。
最初にざっくりと感想を言ってしまうと、
・楽しい!
・画質スゴイ!
・痩せる!
という感じで、文句無しに買って良かったと思える商品ですね。
そんな感じですが、ここからは良い部分、悪い部分を詳細にレビューしていきます。
Meta Quest 2 の良い部分13つ
まず最初にMeta Quest 2 の良かった部分を13個説明していきます。
本格的なVRの凄さに感動!
VR機器にはいくつか種類があり、お手軽なスマホVRは利用したことがある人は多いかと思います。
スマホVRも初めて利用した時は感動しましたが、本格VRヘッドセットと比較すると機能が限定されていたので、その魅力は十分に発揮されていたとは言えませんでした。
一方で、本格VRヘッドセットである Meta Quest 2 を初めて利用した時は、更なる感動がありましたね。
何がスゴイって、VR空間を自由に歩き回ったり、VR空間にある物を手に取ったり出来るんですよ。これはスマホVRでは出来なかったことです。
コンテンツが更に充実すれば『VR空間で日常生活を送る』なんてことも実現出来るのではないかと妄想が膨らみますね(*’ω’*)
一番売れてる本格VRヘッドセット
Meta Quest 2 は、2020年~2022年で最も売れてるVRヘッドセットです。
「売れてるとか関係なくない?」と思うかも知れませんが、売れているという事は対応コンテンツも多く発売されるという事です。メーカーも売れてるハード用にコンテンツを作って儲けたいわけですからね。
要するに、Meta Quest 2 はより長く活用出来るVRヘッドセットであるという保証になります。
「VRヘッドセットが欲しいけど、どれを選べば良いか迷っている…」という人は、 Meta Quest 2 を購入すればハズレはありません。
画質がメチャクチャ良い
Meta Quest 2は画質がメチャクチャ良いです。
解像度が非常に高く、VRディスプレイにありがちな『網目感』が無く、クリアな視界なので、VR空間に違和感無く入り込むことが出来るんですよね。
参考までに、PS4用のVRヘッドセット『PlayStation VR(PSVR)』のスペックと比較してみます。
Meta Quest 2 のスペック
- 解像度 3664 × 1920(片目1832 × 1920)
- リフレッシュレート 90Hz、120Hz※
- 視野角110度
※120Hzは現在試験中(後日アップデートで正式対応予定)
PlayStation VR のスペック
- 解像度 1920 × 1080(片目960×1080)
- リフレッシュレート 120Hz
- 視野角 100度
と、こんな感じのスペックになっていますね。
解像度は4Kに近いスペックとなっていて、PSVRの2倍近い数値となっています。
視野角も110度と広いので、PSVRよりも現実世界に近い見え方になっていますね。
狭い部屋でも安全に使えるシステムがスゴイ
Meta Quest 2 では狭い部屋でも手足をぶつけずに安全にプレイ可能です。
どういうことかと言うと、Meta Quest 2 には『ガーディアン』と呼ばれるシステムが導入されていて、あらかじめ移動可能範囲を設定することができ、範囲を超えると画面にそれを知らせる表示がされます(上の動画を参照)。
ちなみに私は、6畳半の部屋にテレビ、机、ベッドなどを配置していますが、問題なくプレイ出来ています。
もちろん、コンテンツによっては広いスペースが必要なものもあるので、アプリ購入ページでその都度確認してみてくださいね。
準備や装着の手間がほぼ無し!すぐに遊べる!
Meta Quest 2 開封から装着して実際にプレイするまでの手順がメチャクチャ簡単です。
- 開封する
- VRヘッドセットを装着する
- 画面の指示に従って操作する
これでセットアップ完了です。
他に必要なものもありません。
ケーブル類も一切ないので、「配線が分からない…」なんて心配も不要です!
とにかく痩せる!
Meta Quest 2 は身体を使う体感ゲームが多く、そういったゲームを遊べば確実に痩せます!
オススメは『Beat Saber』です。
下の動画を見て分かる通り、音楽に合わせて『ノーツ』と呼ばれるブロックを指示された方向に斬るとスコアが加算されていき、その合計スコアを競うゲームです。いわゆる音ゲーですね。
難易度も5段階から選べて、一般的な音ゲーよりも遊びやすいです。音ゲーというよりスポーツ寄りな調整になっている感じですね。
とにかく、ノーツを斬る感覚が気持ち良いんですよね。
最初は一杯いっぱいになるかも知れませんが、慣れてくると体全体でリズムを刻めるようになってきて、それがまた爽快なんです。
なお、Beat Saber はPSVR用にもリリースされていますが、Meta Quest 2 だと完全ワイヤレスで遊べるのでケーブルが邪魔にならず快適です!
また、K-POPグループ『BTS』や『Lady GaGa』といった人気アーティストの楽曲も続々追加されていってるので、今後もBeat Saberから目が離せません!
もう一つオススメなのが、『Eleven Table Tennis』です。
いわゆる卓球のゲームなんですが、これメチャクチャ衝撃的で本物の卓球をしている感覚になります。
下の動画を見てもらっても分かると思いますが、本物感がスゴイです。
これを極めれば本物の卓球選手としても通用するのではないでしょうか?
ちなみに、これらのゲームで1時間遊んだ場合の消費カロリーは、およそ300キロカロリーとなります。
体脂肪を1キログラム落とすのに7200キロカロリー消費が必要なので、毎日1時間遊べば1か月で1.3キログラム痩せます。半年で7.8キログラム痩せます。遊んでいるだけでこの結果はスゴイと思いませんか?
痩せるだけでなく、体型維持の為に活用するのも有効ですよ。
コスパ抜群、入手もしやすい
Meta Quest 2 は4KディスプレイVRヘッドセットの中では、かなりコスパが良い商品です。
他の商品だとほとんどが10万円前後するんですよね。たとえ商品が良くても10万円クラスだと手を出しにくいわけです。
一方で、Meta Quest 2(256GBモデル) は4万円台(税込49,280円)で入手可能です。
供給量も安定していて転売屋に買い占められることも無く、正規の価格で購入することが出来ます。
電池持ちが良い
電池やバッテリーの持ちも十分だと思います。
VRヘッドセットが充電式で、1回の充電で3時間程度持ちます。
これを長いとするか短いとするかは人それぞれだと思いますが、VRは結構体力を使うので1日2時間は遊ぶことはまず無いです。なので、使用中にバッテリー切れになったことは1度もありませんね。
また、コントローラーには単三電池を左手用、右手用それぞれに1本ずつ必要です。私の場合、1か月以上は持つので40~50時間と言ったところでしょうか。
ちなみに、単三電池は『エネループ』を使うと、何度も充電して使えるので経済的ですよ。
アップデートで性能向上!
Meta Quest 2 は本体のアップデートが定期的に行われていて性能が向上しています。
発売当初はディスプレイのリフレッシュレート(画面を滑らかに表示する指標)が72Hzだったのですが、アップデートで90Hzに向上しました。
さらに、2022年2月時点では120Hzを試験運用中で、後日正式リリースされる予定です。
買い替えなくても最新の状態が保てるのは嬉しい限りです。
もちろん、VR動画コンテンツも視聴可能!
VRはゲームのようなコンテンツばかりではありません。
DMMを始めとした動画配信サービスのVR動画コンテンツも視聴可能です。
なお、VR動画コンテンツはファイルサイズがかなり大きいので、下で説明する『パソコンと接続して利用する』ことをオススメします。
将来性がある!パソコンと接続すれば次世代VRコンテンツにも対応可能
Meta Quest 2 は『Oculus Link』と呼ばれる機能を使うことで、パソコンと接続することが可能です。
パソコンと接続すればパソコンのパワーを借りることが出来るので、Meta Quest 2 単体では動作できない高いスペックを要求されるゲームなんかも動作させることが可能になります。
また、パソコンのストレージを利用することも可能になるので、動画コンテンツなどの大容量ファイルの視聴にも最適です。
なお、Oculus Link には一定の品質以上のUSB3.0ケーブルが必要になります。公式が推奨している下記のAnker製のケーブルがオススメです(私もこれを利用しています)。
お手入れも簡単で清潔な状態を保てる!
Meta Quest 2 は各パーツの取り外しも簡単です。
汚れやすいゴム布やスポンジ部分を取り外して、洗浄・漂白して清潔に保つことが可能です。
VRヘッドセットは汗や皮脂で汚れやすいので、洗えるのは嬉しいですよね。
『VR酔いのしやすさ』がタイトル毎に表記されているので安心!
VRヘッドセットで『VR酔い』心配している人も多いかと思います。
私もかなりVR酔いしやすい方なので、ゲームによっては全くプレイ出来ないものがあったりするんですよね。
でも安心してください。
Meta Quest 2 の公式アプリストアには、VR酔いのしやすさを表す『視界の動き』という項目があるので、これが『少ない』となっていればVR酔いはまずしないです。
購入の際は参考にしてみてくださいね。
Meta Quest 2 の悪い部分4つ
続いて、Meta Quest 2 の悪い部分を4つ紹介していきます。
多くのゲームはVR酔いしやすい
先ほど説明したように『VR酔いのしやすさ』はアプリの購入前で知ることが可能ですが、あなたが思っている以上にVR酔いしやすいゲームは多いです。
「これ、面白そう」と思っても、「実はVR酔いしやすいゲームだった」ということも珍しくありません。
具体的な例を挙げると、レースゲームのような空間を移動するゲームは耐性が無いと確実に酔います。
元々私は、VRでレースゲームがしたくてMeta Quest 2を購入したのですが、酔ってしまってそれどころではなくなってしまいました。
というわけで私は、先ほど紹介した『Beat Saber』や『Eleven Table Tennis』みたいな、VR酔いする心配が無い、その場で体を動かすゲームばかり遊んでいます(笑)
ちなみに、先日発売されたMeta Quest 2版『バイオハザード4』のように、キャラクターの移動スタイルを複数から選択することでVR酔いを回避できるゲームもあるので、この辺りはゲームの公式サイトなどで調べてみるのが良いでしょう。
Meta Quest 2版『バイオハザード4』がどんな感じかはポッキーさんの紹介動画がイメージしやすいと思いますので、良ければ参考にしてみてください。
顔に跡が残る
VRヘッドセットは目の周りに押し付ける形で装着するので、長時間利用してると目の周りにクッキリと跡が付きます。
年齢にもよりますが、肌の張りが無くなってくるアラサー、アラフォー世代にもなると2時間近く跡が消えません…(笑)
なので、外出の前や、人と会う約束がある時は利用しないようにしましょう。
録画機能が使い物にならない
Meta Quest 2 にはゲームプレイ等を録画する機能があるのですが、これが全く使い物になりません。
音と映像がズレてしまっていて、Youtubeなどに投稿するといった使い方は難しいです。
ただ、おそらくこれはアップデートで改善される可能性があるので、期待して待ちたいと思います。
2021年時点ではFacebookアカウントが必要
不便なことに Meta Quest 2 を利用するにはFacebookアカウントでログインする必要があります。
ただし、2022年内には新たなログイン方法が導入されるようです。
具体的な方法は明らかになっていませんが、利用のハードルが下がるのであれば嬉しいですよね。
Meta Quest 2 は将来性抜群のコスパ最強のVRヘッドセット。気になる人は是非遊んでみて欲しい
といった感じで、Oculus Quest 2 改め Meta Quest 2 の良い部分、悪い部分のレビューをしました。
既に発売から1年以上が経ちましたが、本体アップデートやパソコンとの連携によって今後も末永く使える機器です。
楽しく痩せたり、体型維持をしたい人にも最適ですよ。メッチャ運動不足解消になります!
ハッキリ言ってPS5よりも次世代感を感じられるゲーム機なので、新しい物好きな人にもオススメですよ(‘ω’)ノ
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いまさらながらMeta Quest 2 (旧Oculus Quest 2)のレビューを投稿しました。良い部分13個、悪い部分4個を紹介しています(‘ω’)ノ
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