【評価・レビュー】『FIFA14』の選手のモーションがリアル過ぎた！

ワールドカップ2014が終わった間の悪いタイミングですが今回はPS4のFIFA14の感想を書きます。

この記事の目次

圧倒的なリアリティがFIFA14にはある
サッカーゲームとしてのベース部分はかなりのレベル
米国発のサッカーゲームであるが故のデメリット
全体的に説明不足な感じがつきまとう
FIFA14の得点
- 項目別評価
FIFA14の長所・短所まとめ
- 長所
- 短所
おわりに

圧倒的なリアリティがFIFA14にはある

FIFA14の最大の魅力はリアリティのある選手の動きにあります。ドリブル、パス、シュートとあらゆる動きに「重心」が感じられるんですよね。例えばボレーシュート一つにしても選手の姿勢・重心、ボールとの距離によってモーションが無限に変化していくんですよね。パターン化された動きでは無いため見ていて飽きません。

また、PS4版では60fps、1080p（フルHD）表示となっていてまるで本当のサッカー中継を見ているかのような感覚を味わえます。PS3版は720pで大きな画面で見るとドット感が分かってしまうので「やっぱゲームの画面なんだな」と没入感を妨げる原因となっていましたが、1080pだと余程大きなモニタで無い限りはドット感は分からないので非常にナチュラルに感じます。

プレイ感覚についてはサッカーゲーム経験者であればすんなり馴染めるでしょう。ナチュラルな動きである為それが操作性にも活きていると思います。自分の操作が画面の中の選手にダイレクトに伝わりリアルな動きでリアクションしてくれるのでとても爽快です。実は私、サッカーゲームはPS2のウイニングイレブン7を最後にやったきりなのでかなり久々のプレイなのですが違和感無く遊べました。

サッカーゲームとしてのベース部分はかなりのレベル

以上のようにサッカーシミュレータとして非常によく出来ているゲームだと思いました。サッカーゲームはあくまでもサッカーが主役なんですよね。選手をいのままに操れる感覚とかサッカーゲームとしてのベース部分がしっかりしていることは面白さに直結すると思うので、その点ではFIFA14に勝るサッカーゲームは無いと思いますね。ちなみに、冒頭の動画のようなスーパープレイは実際のサッカー同様にプレイヤー自身が経験を積まないとあそこまで華麗な動きは出来ません。FIFA14はサッカーシミュレータですからね。

FIFA 14 ワールドクラスサッカー

ここまではFIFA14の基本要素のレビューをしましたが、サッカー好きで華麗なプレイや試合そのものを楽しみたいという方にはFIFA14は間違いなくオススメの作品なのですが、他の部分に楽しみを求める人にはオススメしにくい作品でもあります。

米国発のサッカーゲームであるが故のデメリット

まず一つ目はFIFA14は米国のゲームであるということ。それが故に日本人に優しくない仕様になっています。その一つが選手名が全て英語だということです。英語アレルギーの人はメンバーを編成する時など苦労すると思います。

そしてもう一つが日本のクラブチーム（Jリーグ）存在しないということ。世界各国のクラブチーム（韓国のKリーグ含む）が存在するのに日本だけ存在しません。これは実は事情があってJリーグはウイニングイレブンのコナミが独占権を持っていてFIFAシリーズでは登場させることが出来ないんですよね。だからJリーグで遊びたいならウイイレをやるしかないんです。ちなみにクラブチームが無いだけで日本人選手はいます。