ゲーム
投稿日:2017年07月05日更新日:2018年01月23日

Fallout 4 VR発売日は2017年冬。PS4・PSVR対応は厳しい模様。その理由とは?

先日、ゲームの展示会E3で世界中で根強い人気を誇るオープンワールドRPG『Fallout 4』のVR版『Fallout 4 VR』の発表が行われました。以下の映像がそのトレイラーになります。

発売予定日は今年の10月。現時点だと対応プラットフォームはHTC Viveに対応したPCだけみたいですね。また、グラフィックボードもかなりハイレベルなものが求められるかと思います。最低でもGefore GTX1080が必要になると思います。理想はSLI(グラボ2枚差し)でしょう。

そして残念ながらPS4・PSVRでの発売は無いようですね。発表前から無理だろうなとは思っていたのでショックはありませんでしたが。なぜPS4で発売されないのかその理由を説明します。

PS4でFallout 4 VRが発売されない理由

正式な発表があったわけでは無いのであくまで私の考察という事になりますが、PS4で発売されない理由は簡単です。

全然スペックが足りてないから』です。

「え?通常のFallout 4はPS4で発売しているでしょ?だったらVRも大丈夫では?」と思うかも知れません。ところがそうはいかないのです。

実際にPS4でFallout 4を遊んだ人は分かるかと思いますが、結構動作が重いんですよね。動きがカクつくことも多く、そもそも30fps程度しかフレームレートが出ていないんです(※fpsとは1秒間に何回画面を切り替えるかを表します。つまり、低ければコマ送りになり、高ければ現実さながらとなります)。

VRは左右のレンズにそれぞれアングルの異なる映像を映し出すことで立体感(視差効果)を作り出しているんですが、要するに1つのPCで2つのゲームを同時に実行している様なものなんです。つまり、単純に考えて30fpsだったのが15fpsに落ち込むことになります。

「15fpsで我慢するからVRで遊びたい!」そう言う人もいることでしょう。

でも、VRでは最低でも60fpsをキープしなければならないのです。なぜなら、60fps以下だと脳が違和感を感じて吐き気を催すからです。ちなみにVRには13歳未満利用禁止という年齢制限が設けられていることがほとんどです。それだけ脳への刺激が強いんですよね。少しでも脳への負担を減らすという意味でも60fps以上は必須なんです。

PS4 Proなら発売はあるのか?

PS4で発売される可能性があるとすればPS4 Pro専用タイトルになるでしょう。

しかし、正直なところPS4 ProでもFallout 4 VR を快適に動かすスペックには届きません。かなりグラフィックを単純化・簡素化するなどして負荷を減らさなければならないでしょうね(DRIVECLUBがそうでした)。

ただ、これまでPS4 Pro専用タイトルは1本も発売されていません。そういうポリシーなのだと思います。つまり、ベセスダ(Fallout 4の開発メーカー)がOKでも、ソニーがNOを出す可能性も考えられますから発売される望みは薄いでしょうね。

そもそもFallout 4はVR向きじゃないと思う

個人的にはFallout 4 VRはメチャクチャ遊んでみたいので、HTC Viveを購入しようか迷っています。ただ、これをクリアするのは相当シンドイと思うんですよね。

VRって基本的に30分も遊べばかなりの疲労感に襲われるので長時間プレイには向かないんです。しかし、Fallout 4は黙々とやり込むタイプのゲーム。プレイ時間100時間、200時間は当たり前なんです。

ゲームの途中でVRモードと通常モードを切り替えられれば良いですが、それが出来なければクリア出来る気がしません。

これは人柱になった人の感想待ちですね…(笑)

 

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