雑記
投稿日:2015年12月04日更新日:2018年02月07日

PS4の価格は高い?安い?PC・スマホに置き換えて比較検証!

おそらく多くの人がPS4に対して「高い」イメージを持っていると思います。

3万9980円(税別)から3万4980円(税別)に値下げしたとはいえ、ゲーム機としてはやはり高価な部類だと思います。

ただ、それはあくまでもPS4を「ゲーム機としてみるから」高く感じるだけなんですよね。スマホやパソコンなど近い機器と比較するとその安さは身を持って分かるはずです

PS4と同じぐらいの性能を持つパソコン(PC)はいくらする?

PS4ではゲームの他にもネットサーフィン、ショッピング、YoutubeやHuluなどの動画の視聴、他にも様々なアプリを利用することで出来ることはとても多いんですよね。パソコンをゲームやネットにぐらいしか使わない人であれば、PS4だけあれば十分なくらい機能が充実しているんです。もはやPS4はゲーム機ではなく、パソコンと言ってしまっても良いぐらいではないでしょうか?

そこで気になるのが、「PS4と同じぐらいの性能を持つパソコン組み立てる場合いくらぐらいの値段になるか?」ということ。

こちらの記事が分かり易くまとめられていたので引用します。

■PS4と同等程度のパフォーマンスを持つゲーミングPC
【CPU】intel Core i3 4170(15500円程度)
【RAM】CFD W3U1600HQ-4G等(6500円程度)
【M/B】ASUS H97-PRO(13000円程度)
【HDD】1TB HDD(7000円程度)
【DRA】Blu-rayドライブ(7000円程度)
【VGA】Geforce GTX 750 Ti(16000円程度)
【PC Case】ANTEC P100等(10000円程度)
【Power Supply】650W 80PLUS(7500円程度)
【Other】ファン、コントローラ、OS等(20000円程度)
【合計】102500円程度

まさかの10万円オーバー!!
PS4 3台分の値段です。

「パソコンって高いな。」って思うかも知れませんが、逆で、PS4が安すぎるんですよね。実際、PS4は売れば売るほど赤字なんです。ちょっと古い情報ですが、PS4の製造コスト(原価)は3万8,000円かかるんですよね(参考)。

さらにPS4を始めとしたゲーム機は、発売当時と発売から数年経った頃ではゲームソフトのクオリティが全然違うことも珍しくありませんよね。それはプログラマーがPS4を熟知し始めるからです。今は10万円相当のパソコンと同等ですが、数年後は15万円相当のパソコンに匹敵するようになるかも知れません(追記:先日、CPUの第7コアが開発者向けに解放されたので今後の性能アップは確定的になりました)。

売れば売るほど赤字のはずのPS4が利益を出してる理由

PS4に限らずゲーム機はこれまでずっとそうだったんですが、あえて本体を赤字で売ってユーザー数を増やすことで、ゲームソフトから得る利益が大きく増え成り立っているんですよね。

例えば、本体1台売って10,000円の赤字だとしても、一人当たりゲームソフトを40本(年間5本購入 × 本体寿命8年 で算出)購入すればかなりの利益になりますよね。ソフト1本7,800円で1人当たり40本購入すれば312,000円の売り上げになります。売り上げ312,000円だったら、その内10,000円が赤字でも大した痛手じゃありませんよね。

こういう理由があるからPS4は赤字覚悟の価格でも売り続けることが出来るのですが、パソコンはそうはいきません。パソコン本体とパソコンソフトを作っている会社が異なることが普通なので、いくらパソコンソフトが売れたとしても、その利益がパソコン本体のメーカーに還元されることはありません。だから、パソコンの価格はPS4のようには安く出来ないのです。

スマホと比較するとPS4がどれだけコスパが良いかが分かる!

割と多くの人が2年に1回ぐらいのペースで買い替えているスマートフォン。サービス適用で”実質0円”のように凄く安く見せていますが、実際のスマートフォン本体の価格は10万円ぐらいするんですよね。

「あんなに高いもの、皆、よく2年ごとに買い替えられるなぁ」と、うらやましく思ったり、思わなかったり。

もちろん、スマホの性能を考えれば10万円という価格は適切だとは思います。テレビやPCディスプレイよりも高解像度で発色の良い液晶画面を搭載し、CPUはオクタコア、メモリも4GBとパソコン顔負けのスペックなんですよね。

ただ、個人的に思うのが「明らかにオーバースペック。スマホをここまで高性能にする必要があるのか?」って思ってしまうんですよね。

人間の目では識別出来ないくらい高精細なディスプレイ、ヘビーゲーマーじゃないと必要無いぐらい高性能なCPU、使うかどうかも分からない機能のオンパレードなどなど。

このように多くの人にとって不要な要素をドッサリ勝手に組み込んで、「はい、10万円です」って言われても閉口しますよね。

対して、PS4は多機能であるものの、多くの人が利用するものに厳選されていて無駄が少ないので、『安くて高性能』を実現できるんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
PS4の価格はパソコンやスマホと比較するとだいぶ安いことがお分かり頂けたかと思います。少なくとも、「とにかく最先端のゲームを安く遊びたい!」という人にはPS4は最適な選択です。

また、PS4とPS3の比較もしていますので以下の記事も良かったら見てみてくださね!

さらに、PS4の特徴、どんなことが出来るのかを知りたい方は以下の記事もオススメです。

PS4のソフトランキングや一覧を見たい方には以下の記事も参考にしてみてください。

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