【待望の続編】ゴーストオブヨウテイがポリコレ汚染だと炎上している件【ゴーストオブツシマ】
先日の『State of Play』にて、名作『ゴーストオブツシマ』の続編『ゴーストオブツヨウテイ(Ghost of Yōtei)』の開発・発売が発表されました。
ゴーストオブヨウテイはPS5向けに一から開発されたタイトルで、前作から300年以上後となる1603年の北海道の羊蹄山近郊が舞台となっています。
まさかの続編発表に歓喜する人がいる一方、主に海外を中心に反ポリコレ派の間で早速炎上しているようです…。
ゴーストオブヨウテイが反ポリコレ派の間で炎上している理由
どういうわけか、海外を中心に反ポリコレ派が騒いでいるようですが、その理由がこちらです。
ご覧の通り、ゴーストオブヨウテイの女性主人公アツは、剃り込みがクールな日系アメリカ人女性の石井エリカさんがモデルとなっています。
そして、この投稿に対するリプライがこちらです。
このようにゴーストオブヨウテイを失敗作扱いしたり、石井さんに対する攻撃的な発言が散見されます。
女性主人公アツのモデルはLGBTQ+当事者
実は、石井さんは自身がLGBTQ+当事者であり、同じ境遇に悩む子供たちを支援しているのですが、反ポリコレ活動家たちはそれをよく思っていないようです。
しかし、石井さんは好んでLGBTQ+になったわけではありませんし、同じ境遇に苦しむ子供を助けるのは人として当然の事です。
LGBTQ+当事者をモデルに起用しただけでポリコレ汚染だのと騒ぎ、排除しようとするのは差別でしかありません。「LGBTには仕事を与えるな!」と言ってるようなものなんですよね。どうやって生きていけと言うのでしょう。
この投稿はまだ日本のSNSではあまり広まっていないので、一部の人が女武士が主人公であることに不満を漏らす程度で済んでいますが、この投稿が日本に広まれば日本でも炎上する可能性は高いと思います…。
ゲーム界隈の反ポリコレ派はもう少し冷静になるべき
ここ数年のゲーム界隈の反ポリコレ派の活動は過剰すぎると思います。
統計的にLGBTQ+に当てはまる人は世の中に10%程度存在すると言われています。
例えば、ゴーストオブツシマやゴーストオブヨウテイを発売するSIEの日本法人の従業員数は12,700人なので、その10%の1,270人がLGBTQ+に該当することになるわけです。
少数派ではあってもこれだけの人数がいれば「配慮するな」というのは無理があるわけです。
昔は、LGBTQ+の人たちは”存在しないもの”として肩身の狭くしながら生きてきたわけですが、今はそういう時代ではありません。10%のLGBTQ+が存在する事実を認め、時代に適応していくべきだと思います。
主人公アツの背景設定は詳しくは判明していませんが、仮にLGBTQ+の設定があったとしても、フィクション作品である以上は仕方のないことです。