風雲児つけめん、とみ田つけそばと続き、3つ目にレビューする宅麺の商品は色んな意味で好き嫌いが大きく分かれる二郎系ラーメンです。
今回は宅麺で販売されている二郎系ラーメンのなかでも特に評価が高い『魔人豚(マジンブウ)
』というお店のラーメンをレビューします。
ラーメン好きの私ですが、実は二郎系は初めてなんですよね。つけ麺は基本的に大盛りで注文する私でも二郎系はあの威圧的な写真を見るだけでお腹一杯になってしまいます(笑)
とまぁそんな感じで初めての二郎系を食べてみました。
二郎系魔人豚ラーメンの内容物と茹でる時の注意点
開封するとこんな感じの内容物が入っています。『麺』、『チャーシュー入りスープ』、『背脂』の3点。スープが既に脂分多そうなのに追加で背脂とか狂気ですね・・・(笑)
茹でる時の注意点ですが麺が解凍されるまでは優しくほぐしながら茹でたほうが良いです。過去に注文した商品よりも脆く、茹でる前から少々麺が砕けていました。
また、もやし一袋は必ずトッピングしたほうが良いです。ついでにキャベツも。なぜかというと、もやし一袋がトッピングされる前提のスープの濃さに仕上がっているからです。トッピング無しだと大分しょっぱいので美味しく食べれないと思います。そもそも二郎系はある意味大量のもやしとキャベツが主役ですからね(笑)
完成品はこんな感じです。
スミマセン。
あらかじめ謝っておきます。いまいち見た目にボリュームが感じられないのは、凄く底の深いドンブリを使ってしまった為です・・・。
実際の量はかなり多いです。もやし一袋使ってますし、麺の量は280gなのでスーパーで売ってる3食パックのラーメン2.5玉分(1玉110gなので)もあるんですよね。
二郎系魔人豚ラーメンの味の評価とボリュームについて
二郎系は初めてなので他とは比較が出来ないのですが、しょっぱさと甘さのバランスは丁度良く、背脂を入れなければそこまでクドくも無く食べやすいラーメンだと思います。
ただ、トッピングしているわけでもないのにニンニクの風味が結構強いと思います。というかニンニクの風味が前面に出ているラーメンを食べるのは初めてです。それに負けじと醤油の風味もなかなかのもの。そして、それを豚の甘味により中和している感じですね。
先ほども言いましたがスープ自体はかなり濃いです。それ単体で飲み干すのは正直しんどいです。
しかし、「これはスープではなく大量のもやしと極太の麺を食べる為のタレだ」と考えれば絶妙なバランスだと思います。味がぼやけがちなもやしや、味が浸透しにくい極太麺にはこのくらいの濃さのスープでなければ美味しくないですからね。
ちなみに極太麺はこの手の麺を食べたことが無い人は驚くかもしれません。『角ふじ』というつけ麺屋の麺が同じ様な食感だったのですが、思わず「すみません。これ、茹で足りていないんですが・・・」と言ってしまったぐらいですからね。ちなみに初めて博多ラーメンのバリカタを食べた時も同じ事を店員さんに言ったことがあります・・・(笑) とにかく、そのくらい粉っぽさが特徴の麺なんです。ツルツルというよりはゴワゴワとかガシガシといった擬音が似合う食感です(笑) 最初は違和感を感じますが慣れると美味しいですよ。
チャーシューはかなり自分好みですね。醤油の風味がしっかり染みてて先日レビューした風雲児つけめんやとみ田つけそばよりも好きです。写真だと分かり難いですが結構しっかりとしたチャーシューで食べ応えがあります。
満足感は相当ありますね。3食パックのラーメン2.5玉分もあればボリューム面では誰もが満足するはずです。背脂投入したスープは飲んだら後悔しそうな気がしたので飲まずにフィニッシュしました(笑)
おわりに
個人的にはスープまで飲み干すとかなりキツイ感じの濃さでしたが、野菜と麺だけを食べるようにすれば丁度良い感じでしたね。特にゴワゴワとした麺は定期的に食べたくなる中毒性があります。
ジロリアンを満足させるボリューム感とパンチの強さが宅麺ランキング1位の常連である理由なのだと思いました。
また、そこまで食が太くない人なら2人でシェアするくらいが丁度良いかも知れませんね。そう考えるとコスパ的もなかなか優れものだと思います。是非みなさんも食べてみてください。また注文しようと思います。
宅麺を初めて利用する人や宅麺についてもっと知りたい人は、下記のページに情報がまとめられているので参考にしてみてくださいね。