カーライフ
投稿日:2024年01月22日更新日:2024年01月22日

横断歩道を左右確認せずに渡るのは違法・合法?【道交法が全てではない】

突然ですが質問です。

『信号の無い横断歩道』で歩行者が、左右確認をせず渡り始めることは違法でしょうか?合法でしょうか?

正解は合法です。

このブログでは何回か取り上げていますが、歩行者界隈、道交法界隈ではこういう人たちが存在ます。

「(歩行者が)我が物顔で出てくるのは当然」と主張したり、それを実際に実行してクルマに急ブレーキを踏ませる危険・迷惑行為をしていますが、これも道交法的には合法なんですよね。

ただ、道交法的に合法だからと言って、正しい行為とは限りません

横断歩道で歩行者が左右確認しなければならない理由

常識的な考えを持っていれば分かる事ですが、横断歩道で歩行者が左右確認しないことは合法であっても正しい行為ではありません。その理由をいくつか紹介します。

迷惑・危険極まりない行為だから

当たり前ですが、横断歩道を左右確認せず渡るのは危険ですし、「我が物顔で出てくるのは当然」と主張するのも、事故を誘発させる行為なので迷惑でしかありません。

これは私がアップしたドラレコ映像です。

この映像に映っている歩行者は、きちんと安全確認をしてから渡る安全意識の高い人です。

そのおかげもあって、対向車が止まらなくても安全に横断することが出来ました。

続いて、以下の映像を見てください。

こちらの映像では、歩行者(自転車)が左右確認せず渡っており、轢かれそうになっています。

このように、左右確認せずに渡ったり、それを推奨するかのような主張は、歩行者に道を譲ったドライバーを後悔させることに繋がるわけです。

ドライバーの集中力にも限界があるから

ドライバーは常に緊張感をもって運転しています。なぜなら、1つのミスで人を殺してしまう可能性があるからです。

ただ、人間の集中力には限界があり、継続して集中できるのは15分とも言われています。

ドライバーは横断歩道だけ気を付ければ良いのではなく、常に色んな事に気を付けながら運転しているんですよね。

そんな最中、横断歩道で運転手を試すような行動をされたら、無駄に神経を使い、他の部分で事故を起こす原因となってしまうわけです。

警察も安全確認や自衛を啓発しているから

皆さんが知っているように、横断歩道での左右確認や自衛は警察も啓発をしています。

法的強制力はありませんが、警察の啓発する内容と真逆の行為することが正しいはずがありませんよね。

道交法では合法でも、他の法律で違法になる可能性

信号の無い横断歩道で左右確認せず横断することは道交法では合法ですが、「左右確認せず横断して良い」という旨の主張を広めたり、誰かに教え込む行為は刑法や児童福祉法で罪に問われる可能性があります。

例えば、小さな子供に「左右確認せずに横断しようね」と教育したとします。まだ分別の付かない小さな子供は、教えられた通り左右確認せず横断することでしょう。

それで通行車両が停止しなかったら、子供は轢かれて重傷を負ったり死亡するのは明白です。

轢かれて死傷することを分かっていて「左右確認せずに横断しようね」と教えているわけですから、これは虐待に当たり児童福祉法に抵触する可能性が高いわけです。また、同時に自殺教唆や自殺幇助にも該当する可能性があります。

・・・

ドライバーも歩行者もそれぞれが出来る事をやり、交通安全を努めていきましょう。

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