とある調査で20代の4人に1人が自分の勤めている企業がブラック企業であると考えているらしい。
しかし、おそらくその中の半数は自分は「ブラック企業に勤めてる」と被害妄想に浸ってる人だと思う。
勤務先は「ブラック企業」 20代の4人に1人
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013110101001258.html
とにかく打たれ弱い20代が増えてきた!?
確かに不況の煽りもあるせいかブラック企業は少なくないと思う。
しかしそれ以上に昔に比べ打たれ弱い新社会人が増えたんだと思う。
20代、特に社会人になりたての頃はミスが付き物だ。
最初のうちはミスをしても優しくフォローしてくれるだろうが、
同じミスを繰り返せばそれなりに厳しい言葉をもらうことになるだろう。
その厳しい言葉に耐えられずパワハラだのブラックだの思ってしまう人が最近の20代には多い気がする。
我が子を大切に思うなら時には鬼になるべき
何故打たれ弱い20代が多いのか?
それは教育・しつけにあると思う。
近年モンスターペアレントなんてものが増殖して、生徒にものが言えない教師が増加。
そういう親は我が子にはとことん甘い。
そうやって親に守られ、教師にも距離を置かれ苦しさ・辛さを経験しないで大人になってしまう。
社会に出れば学校のルールは通用しない。
ミスが続けば叱られるし、あまりにも酷ければそれ以上の処分もある。
子供の頃に苦しさ・辛さを経験してないと社会に出てから苦労することになる。
記事を書いてて感じたけど子供を厳しく躾けることは重要だと再認識。
親からしたら子供を厳しく躾けるということは嫌われるリスクを伴うわけだからとても勇気が必要なことだと思う。
けど子供の将来を考えるのであれば心を鬼にしなければいけない時もある。良い親になるって大変だ。
ブラック企業に勤めてると感じる人が増えたもう一つの理由。
それは以前に比べ職種が多様化したことが挙げられる。
クリエイティブ系。特に近年急増してるWEB関連の職種。
これらはブラック企業と呼ばれることが多い。
クリエイティブ系は時間をかければ良いものが出来るわけではないので、
働いた時間が成果に結びつく職種(接客業等)のルールを適用しようとするのは無理がある。
労働時間=成果となる職業は限られている。
デザイナーやプログラマーに関して言えばトップクラスと新人では100倍の能力差があるというのも珍しい話ではない。
トップクラスが月収100万円だとして、100分の1の能力の新人が月収1万円じゃ生活できない。
能力が低い新人でも20万円前後はもらっているわけだから、ある程度残業したり休日出勤したりは仕方ないこと。そういう世界だから。
仕事って成果を出してこそ意味があるわけで、労働時間が長いだけで成果が出せていないなら残業代がつかなくても文句は言えない。
成果に見合った収入が得られていないのであれば交渉するべきだけど。
つまり何が言いたいかというと
ブラック企業だの文句言う前に、収入に見合った成果は出せているのか
ってこと。
そして、もう一言。
お金ください。