2035年頃にガソリン車やディーゼル車の新車販売が禁止されることをご存じでしょうか?
私はガソリン車のエンジン音が好きで、車に乗っているようなのもなので複雑な心境です…( ;∀;)
また、「ガソリンで動く中古車はどうなってしまうのか? 」と思われたはずです。
今回はこれらについて解説していきます。
2035年頃を目途にガソリン車の新車販売が禁止に
そもそも、「なぜ、ガソリン車やディーゼル車の新車販売が禁止されるのか?」という話ですよね。
これは『カーボンニュートラル宣言』という「2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにしよう」という取り組みが理由です。
2050年をゴールとした場合、逆算して「2035年頃にガソリン車やディーゼル車の新車販売を禁止すれば目標を達成できる」と国は判断したということです。
というわけで、新車でガソリン車、ディーゼル車を買えるのはあと10年ほどしかないということです。
こういうエンジン音を楽しめる車が残り続けて欲しいものですが、なかなか厳しいのでしょうね…。
ガソリン車の中古車は販売禁止になるのか?
「新車がダメなら中古車はどうなの?」と思われるかと思いますが、結論から言うと2050年以降もガソリンの中古車は規制されないというのが私の見解です。
その理由は経済的損失と国民の反発が大き過ぎるからです。
新車の規制は製造しなければ済むだけですが、中古車の規制となると製造したものを廃棄しなければならないわけです。
そんなことをすれば中古車業界は壊滅しますし、年間4兆円もの売り上げを出している業界ですから、被害金額も莫大なものになります。
さらに、中古車販売を禁止するということは、新しい車を購入する際、今乗っている車を売却出来なくなるという事です。
当然、中古車業界だけでなく国民も黙ってはいられないでしょう。
車は資産である。ガソリン車はプレミア価格で取引される可能性アリ
車は住居に次ぐ『資産』です。
人によっては住居よりも車にお金をかけている人もいるでしょう。
なので、国の都合で既に所有している『資産』をどうこうすることは出来ないわけです。
とはいえ、車には寿命があるので、ガソリン車が電気自動車に置き換わるのは時間の問題でしょう・・・。
となると、『ガソリン車』というだけで希少価値が出てきて、10年、20年後にはプレミア価格で取引される可能性は高いと言えます。
これからガソリン車を購入する予定の人は、大切に乗るとより高い価値が付くと思いますよ!
「世間が電気自動車に乗り換えているのに、環境に悪いガソリン車を乗るのは気が引ける…」と思われる人もいるかも知れませんが、資産を破棄する必要も、それを他人が強制する権利も無いのだから、自分の資産を大切にすれば良いだけだと思います(*’ω’*)