カーライフ
投稿日:2023年06月08日更新日:2023年08月06日

愛車を砂埃から守る毛ばたきはどれがオススメ?マイクロファイバー製の意外な欠点とは?

愛車を綺麗に保ちたい…」と考えている人は多いかと思います。

しかし、少し風が吹いただけでも砂埃で汚れてしまうので、なかなか綺麗な状態を維持するのは難しいかも知れません。特に黒系などの濃色車は別のカラーと見間違えるぐらい目立ってしまうんですよね…。

そこで、私が実際に使っているオススメしたいカーケア用品が『毛ばたき』です。

ちなみに以前、毛ばたきの利用率についてアンケートを取ってみたのですが、20%と結構低めな結果でした。

毛ばたきを利用することでの懸念点もあるかと思いますが、それでもあえてオススメする理由を解説していきます。

毛ばたきは塗装の劣化に繋がる砂埃を迅速に落とすことが出来る

私が毛ばたきをオススメする理由の1つはこれですね。

ちょっとした風でも砂埃は付着するわけですが、その砂埃には塗装にとって有害な成分を含むので放置しておくと塗装が劣化してしまうんです。

毛ばたきが使えば砂埃を即座に除去できます。車の大きさにもよりますが、数分もあれば十分綺麗になります。

外出前後にサッと砂埃を払えば済んでしまうんです。

毛ばたきは愛車の外観を綺麗に保てる

もう1つは単純に外観を綺麗に保てるという事です。

クルマ好きなら可能な限り毎日綺麗な車に乗りたいと思うものです。

毎日洗車出来るならそれがベストですが、さすがに毎日洗車するほど暇を持て余している人はほとんどいないと思うので、それは非現実的なわけです。

しかし、毛ばたきを使えば毎日簡単に車を綺麗に保てるんですよね(雨汚れは無理です)。

ご覧の通り、黒系塗装は夏場でもたった1日でこれだけの砂埃が付着するんですよね。

多少傷が付いたとしても、この状態のまま乗るのは気分的に良くないので、私は毛ばたき使っちゃいます。

毛ばたきに傷のリスクはほとんどない

「毛ばたきを使うと傷が付くのでは?」と思って、使用を控えている人もいるかと思います。

経験上、使用方法を誤らなければ毛ばたきに傷のリスクはほぼ無いと言っても差し支えないです。

例外として、納車して間もなく日光に照らしても一切の洗車傷を発見できないレベル、かつ、黒系などの濃色車であれば使用を控えたほうが良いかも知れませんが、納車して半年ぐらい経っていて、微弱ながら洗車傷が確認出来る状態なら全然使って問題無いですね。

なぜなら、洗車で出来る洗車傷よりも、毛ばたきで出来る傷のほうが全然軽微だからです。

毛ばたきは黒塗りのベンツなどのピカピカの高級車に使っているイメージがあると思いますが、傷が付きやすいのであれば使わないはずですよね?

車に傷を付けない毛ばたきの使い方

毛ばたきを使う際は、「擦る」のではなく「撫でる」ように使います。

力は加えず毛ばたきの重みだけで撫でるか、あるいは少し浮かせるぐらいの感覚で使うと良いです。

「回転させながら使うと良い」と言われていますが、私にはちょっと難しかったのでそこまではしてません(笑)

なお、毛ばたきは湿気に弱いので、濡れているボディには使用しないようにしましょう。また、雨汚れのような固着汚れにも不向きです。

微弱な傷なら簡単に落とせる

毛ばたきでどうしても付いてしまう微細な傷は、一般的な洗車傷よりも全然浅いので、鏡面仕上げ用コンパウンドで軽く磨くだけでも気にならないレベルに戻せます。

そもそも、濃色車でなければ気になるような傷は付きません。

次の洗車まで汚れを我慢して乗り続けるか、微弱な傷を許容して綺麗な状態を維持するかはその人の価値観次第ですが、簡単な研磨で戻せるので試してみる価値はあると思いますよ!

なお、軽微な傷を研磨するなら、下記商品のようなピアノブラックパーツ研磨用のコンパウンドがオススメです(磨き過ぎを防ぎ、微細な傷も消せるので)。

毛ばたきの種類はどれがオススメ?それぞれの特徴

一口に毛ばたきと言ってもいくつか種類があります。

それぞれの毛ばたきにどういった特徴があるのか解説してきます。

ガルス(ニワトリ)

私も愛用しているニワトリの羽根を使用した定番の毛ばたきですね。

特徴としては価格と性能のバランスが取れているということです。

欠点としては汚れの吸着性が若干弱い感じはありますが、85点の仕上がりを目指すのであれば十分だと思います。

適切にすれば寿命は5年ぐらい持つようです。

湿気に弱いので定期的に日光に当てて乾燥させると良いです。

ちなみに私は2,000円台の下記商品を使っています。

ヘッドライト周りなど狭い部分は、以下の小型の毛ばたきと使い分けています。

オーストリッチ(ダチョウ)

ダチョウの羽根を使った毛ばたきは高級品として知られています。

ニワトリの羽根よりも柔らかいので傷のリスクを最小限に抑えられます。

高級品なので主流の製品でも2万円弱、最高級品ともなると10万円を超えます。

ただ、適切に使えば寿命は10年ほど持つようなので2万円の商品なら、年間当たり2,000円、月当たり167円程度と考えればむしろ安いと言えるでしょう。

ニワトリの毛ばたきと同じく湿気に弱いので、定期的な天日干しが必要です。

私が今乗り換えを検討中のESCI(エスキー)の毛ばたきは、創業1950年の毛ばたきの老舗ということで、最高品質である『ファーストクラス・フロスフェザー』を使用していながらも、オーストリッチの毛ばたきとしてはリーズナブルで良さげなんですよね。

マイクロファイバー

マイクロファイバーの毛ばたきはメリットとデメリットが両極端です。

メリットは静電気を帯びやすいので汚れの吸着性能がかなり高く、一撫でしただけでホント綺麗に砂埃が取れます。

欠点としては耐久性が低いことですね。毎日使えば1~2か月でダメになります。

こんな感じで、フワフワだった毛が雑巾のようにガチガチになります。

こうなってしまったらどうにもなりません。

また、この状態で使うと塗装にしっかりと傷が入るので注意です(おそらく、このガチガチの中に砂粒が入り込んでしまっているのだと思います)。

ただ、汚れの吸着性高さは特筆すべきなので、月1ペースで買い替える前提で利用するのはアリだと思います。

なお、私が使用したのはプロスタッフの『アルパカの首』という商品ですが、ネーミングに問題があったのか、『ふわふわ アルパカモップ』という名前に改名され販売されています(笑)

あなたも毛ばたきデビューして愛車を綺麗に保ちませんか?

というわけで今回は、毛ばたきについてのあれこれを解説しました。

毛ばたきは正しく使えばとても良い商品なので、車を砂埃から守り綺麗を維持したい人は是非使ってみてください!

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