自動車個人売買の仲介サービス『カババ』の知名度が少しずつ浸透していっているようですが、当サイトに『カババ トラブル』といったキーワードで検索して、訪問してくる方が割と多いようです。
まだ自動車個人売買の仲介サービスは一般的ではない為、「トラブルが起こるのではないか?」と心配されて当サイトに来る方が多いのだと思いますが、今回は実際にカババで出品経験のある私が、経験を踏まえ出品者目線で実態を解説します。
カババで対人トラブルは起きない
カババは『自動車のフリマサービス』を名乗っていますが、言い換えれば自動車個人売買の仲介サービスです。
一般的に自動車に限らず個人売買にトラブルは付き物です。だから、多くの人は個人売買ではなく店舗で購入するわけです。
しかし、カババは自動車個人売買でありながらも、何かあればカババが仲介するので対人トラブルは起こりません(トラブルが発生してもカババが全て対応してくれます)。
要するに、カババは自動車個人売買のメリット(高く売れる・安く買える)を受けながらも、対人トラブルを回避することが出来るということなんですよね。
カババで起こりうるのは車の状態変化によるトラブル
カババに全くトラブルが無いわけではありません。
『車の状態変化』によるトラブルは起こる可能性はあります。
どういうことかと言うと、カババでは中古車販売店のようにすぐに売買成立することは稀なんですよね。買い手が現れるまで2カ月はかかると思った方が良いです。
勿論、買い手にとってお得感がアピールできれば、短期間で売買成立することも可能ですが、欲を出してギリギリの価格設定にすると2か月では済まないです(私の場合、出品から購入者に納車するまで4カ月かかりました)。
そこで問題になるのが消耗や経年劣化による車の不具合です。
例えば、売れるまで期間を4カ月間とした場合、年季の入った車だと、その間に何らかのトラブルが発生する可能性はそれなりにあるわけです。カババに出品中もその車に乗ることも可能なので、なおさら消耗や経年劣化の影響は強く受けます。
逆に、年数が浅く状態の良い車であれば、こういったトラブルは起こる可能性はかなり低いでしょう。
ちなみに私は、20年近く乗ってた車をカババに出品したこともあって、売買成立までの間に『メーターの故障』と『クラッチの異音』が発生してしまいました…(減額対応することになりましたが、それでも中古車販売店よりも高く売れたので満足です)。
このトラブルは売買成立時に『差異報告』として購入者に伝える義務があります。
購入者が了承すればそのまま売買成立になることもありますし、多少の減額で手打ちになることもあります。あるいは、「そのトラブルは許容出来ない」と破談になる場合もあります。そこは、出品者交渉力と相手次第といった感じです。
カババで車を売却するならメリット・デメリットを理解して利用することが重要
今回の内容をざっくりまとめると、
- カババが仲介するので対人トラブルは起きない
- 売買成立に時間がかかることが多いので、その間に『車の状態』が悪化してしまう
といった感じです。
今回はカババで起こりうるトラブルを解説しましたが、比較的に新しい車であれば気にしなくても良い問題だと思います。むしろ、そういう場合は個人売買のメリットだけを得られる可能性が高いと思います。
かといって、年季の入った車をカババで売却するのがダメなわけではありません。実際、私は中古車相場よりも高く売却出来たので、カババを利用して良かったです。
要は、メリット・デメリットを把握して適切に利用することが重要だということです。
この記事で少しでもカババについてのトラブルの不安が解消されたら嬉しいです。
上手く活用すればカババはとても良いサービスなので、ぜひ使ってみてください。
ちなみに、私の『カババ利用体験談』は、以下の記事にまとめていますので、カババで出品を考えている人はぜひ参考にしてみてください。