投稿日:2010年02月13日更新日:2017年05月14日
AfterEffectsで水中を突き進むような演出(ソースファイル付き)
AfterEffectsで水中を突き進むような演出(ソースファイル付き)
この動画は以前制作した「REEL MONTAGE 2009(下記動画)」のラストシーンの一部を抜き出したものです。
基本ロジックは AEP PROJECT のyama_koさんのチュートリアルそのものなんですが、Trapcode Particular を使用したバージョンということ多少は需要もありそうなので投稿しました。
この動画をざっくり簡単に解説!
- ヌルレイヤー(3D)をパーティクルの発生点として利用
- 上記ヌルレイヤーはwiggleでランダムに動くようにする。
- Particular -> Physics -> Air -> Wind Z パラメータをマイナス値を指定。これによってパーティクルが後方に流れて、前進しているように錯覚します。
- これだけだと動きにメリハリが無いのでカメラを適当に動かします。ヌルレイヤーはある一点を中心にwiggleでランダムに移動しているだけなのでカメラで追うのは容易です。
- さらに水流のうねりみたいなものを追加します。Particular -> Physics -> Air -> Turbulence Field -> Affect Position を大きく設定するのがポイントです。この動きは Particular ならではの大きなポイントですね。
- これだけではさびしいので設定を変えたパーティクルを追加します。
- 最後にパーティクル発生点にレンズフレアを追加します。また、標準レンズフレアは3次元には対応していないので、ヌルレイヤーの3次元座標を2次元に変換します。「thisComp.layer(“ヌルレイヤーの名前”).toComp([0,0,0])」とレンズフレア -> 光源の位置にエクスプレッションを記述します。こうすることで2次元座標に変換されたヌルレイヤーの位置がレンズフレアに適用されます。
今回作成したaepファイルは下記よりダウンロードできます。
参考になりましたらシェアしていただけますと嬉しいです。
Download Files ファイルをダウンロードする
- REEL MONTAGE 2009 ラストシーン ソース(.aep)ファイル
- REEL MONTAGE 2009 のラストシーンの別バージョンのソースファイルです。Trapcode Particular プラグイン必須です。
ライセンス: | 営利・非営利問わず自由(改変など)に使えます。 ただし、このファイル自体を販売する行為などは禁じます。 |
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アプリケーション: | Adobe After Effects CS4 |
プラグイン: | Particular(必須)、Shine、Starglow |