YouTube界のインフルエンサーとして知られる丸の内OLレイナさんが、現在、現夫との離婚問題を巡って深刻な状況に直面しています。その苦境の中で、彼女が頼ったのが、なんと元夫である人気YouTuberのぷろたんでした。レイナさんが自身のチャンネルで告白した壮絶な離婚劇の裏側を、ぷろたんのチャンネルに投稿された動画を参考に解説します。本記事では、多額の金銭を要求する夫とのバトル、親権を巡る攻防、そして元夫婦が築き上げた、友人以上の強固な絆について、その全貌を解説します。
この記事の目次
複雑な人間関係の背景：元夫婦・元義母との特別な絆
レイナさんとぷろたんは、かつて結婚し、その後離婚した元夫婦です。通常、離婚した男女が関係を維持することは稀ですが、二人の関係は非常にユニークです。離婚後も良好な関係を保ち、お互いの人生を応援し合う友人、あるいは戦友のような存在となっています。
ぷろたん母の存在
特に注目すべきは、ぷろたんの実母の存在です。ぷろたんのお母さんは、レイナさんがぷろたんと離婚した後も彼女を娘のように思い、連絡を取り続けている「元義母」です。レイナさんの近況を動画で知り、心から心配し、励ましのメッセージを送るなど、精神的な支えとなっていました。
今回の動画は、ぷろたんのお母さんの「レイナさんのために何かしたい」という思いから、ぷろたんの実家がある伊豆急下田への訪問が実現しました。この特別な関係性こそが、レイナさんが現在の窮地を乗り越える上での大きな心のよりどころとなっています。
- ぷろたん メインチャンネル「ぷろたん日記」：YouTubeチャンネル
- 丸の内OLレイナ サブアカウント（X）：Xアカウント
現在直面する離婚問題の深刻な内実
レイナさんが現在進行形で抱えている離婚問題は、ぷろたんとわずか数分で合意に至った過去の離婚とは異なり、極めて深刻で複雑なものです。特に、金銭と子どもの親権を巡る夫との対立が、彼女を精神的に追い詰めています。
金銭要求と生活への依存：「ヒモ」状態の元夫
レイナさんの話によると、現在の夫は彼女の収入に依存する「ヒモ」状態であり、結婚生活における生活費や子どもの費用、保険料など、かかる費用をほとんどレイナさんが負担していたといいます。夫は仕事をしているものの、レイナさんの稼ぎとの間に大きな差があったため、夫はその生活水準に慣れてしまいました。
このため、離婚を切り出した後、夫は多額の金銭を要求。具体的には、毎月60～70万円ほどの婚姻費用を請求している状況です。レイナさんは財産分与についても支払う意思を示しているものの、夫は提示された額では納得せず、金額を上げていくことで離婚を拒否し続けています。ぷろたんが「人なんて金で変わる」と語る通り、金銭を巡るトラブルは、当事者の人間性を大きく変貌させてしまうことを示しています。
親権を巡る争いとモラハラの実態
レイナさんが最も苦しんでいるのは、子どもの親権を巡る夫の言動です。夫は、レイナさんが仕事で他の人と関わることを「不貞行為」だと主張し、それを理由に「離婚できない」と圧力をかけています。これは、レイナさんが稼いでいるにもかかわらず、彼女の職業を否定し、社会的な活動を制限しようとするモラルハラスメント（モラハラ）の一種です。
さらに深刻なのは、子どもが生まれた後も夫が「生まれてくるのがかわいそうだ」といった言葉を浴びせ、ついには子どもの前でレイナさんに「死ね」と言い続けたことです。この暴言が、レイナさんが離婚を決意し、現在の居住地から子どもを連れて逃げるという行動に出た決定的な理由となりました。彼女にとって、子どもをモラハラから守り、幸せな環境で育てるためにも、親権を確実に獲得することが、現在の最大の目標となっています。
深刻な法廷闘争と今後の展望
レイナさんは弁護士を通じて離婚交渉を進めていますが、夫は子どもを連れての別居を「連れ去り」だと主張。レイナさんは年内に一度、夫のもとへ帰宅しなければならないなど、法的な拘束の中で難しい対応を迫られています。
この状況から、彼女は真剣を争われていること、そして夫が金銭を第一に求めていることから、「すごい額を提示すればお金で解決はする」と見解を述べていますが、子どもにとって最善の親権者を勝ち取るため、安易な妥協は避けたいと考えています。離婚が成立するまでに5年ほどかかる可能性も示唆されており、その間、彼女は「自由になりたい」という思いと戦いながら、子どものために働き続けることを決意しています。
元夫ぷろたんの実家訪問：精神的な回復とサポート
一連の深刻なトラブルで精神的に疲弊し、激ヤセしていたレイナさんを心配し、ぷろたんは彼女を伊豆急下田にある実家へ連れて行きました。この訪問は、単なる旅行ではなく、レイナさんにとっての「心の回復」の機会となりました。
元義母であるぷろたん母による温かいもてなし
ぷろたんのお母さんは、レイナさんの健康状態を気遣い、ぷろたんの減量も考慮に入れた「鹿肉」や新鮮な地魚の刺身、手作りのサラダパスタといった、愛情あふれる家庭料理を用意して二人をもてなしました。地元のスーパーで手に入る刺身の質の高さに感動する様子や、温かい食事を囲む時間は、レイナさんに束の間の平穏と、家族の愛を感じさせました。
レイナさんが現在の状況を赤裸々に話す中、ぷろたんのお母さんは結婚生活の大先輩として、終始温かく彼女の言葉に耳を傾け、精神的なサポートを行いました。
「再婚ドッキリ」が示す特別な関係
動画の冒頭、ぷろたんは「レイナさんと再婚した」という「プチドッキリ」を母親に仕掛けるという企画を実施しました。これは、深刻な内容を扱う動画を少しでもポップにするための工夫でしたが、ぷろたんのお母さんはすぐに嘘だと気づきつつも、「大歓迎」と笑顔で応じました。
このドッキリは、離婚した元夫婦でありながら、ぷろたんの家族ぐるみでレイナさんを応援し、彼女の幸せを願っているという、深い信頼関係と愛情の表れです。レイナさん自身も、ぷろたんの実家を「最高だね」と称賛し、精神的に回復し、再び前を向くための活力を得ることができました。
未来への提言：結婚前の「財産分与契約」の義務化
レイナさんの壮絶な離婚劇を目の当たりにし、ぷろたんは、日本の結婚制度に対して一つの提言を述べました。それは、「結婚する前に財産分与の契約を必ず義務付けるべきだ」というものです。
ぷろたんは、二人の過去の離婚が「コンビニに行ってくるノリ」で済んだのに対し、レイナさんの現在の状況が「離婚が一番難しい」という現実を痛感させたと言います。どんなに愛し合って結婚しても、人間は金銭や状況によって「心から変わってしまう」。そのため、ラブラブな状態で財産分与の話題を出すのは難しいが、法律で義務化すれば、将来的なトラブルを未然に防ぎ、レイナさんのような苦しむ人を減らすことができると訴えています。
この議論は、現代社会における結婚と離婚のあり方、そして法的な保護の必要性について、視聴者に深く考えさせるものとなりました。レイナさんは、子どもの幸せを守るため、自身の仕事と強い意志を持って、この困難な闘いを乗り越えようとしています。
※この記事は以下の動画を基に再構築しました。
離婚について、笑い無しに語っている模様も公開されているので、よろしければご覧ください。
