社会人になるとなにかとメモを取る機会が増えると思います。
そして、新入社員に「なぜメモ取らないの?」と上司が叱る光景もよく見かけるかと思います。ペンとノートを手に持っていても書かない人もいます。メモを取らないのにはいくつか原因が考えられます。例えば次のようなものです。
- 何をメモすればよいか分からない
- 反抗心(←辞めてしまえ)
- やる気が無い(←辞めてしまえ)
というように色々と原因は考えられるのですが、それに以外にも「メモが取れない体質」というものもあります。「メモが取れない体質」なんていうと嘘くさい感じがしますが本当に存在します。私がそうなんですから。
語弊の無いように言うと、メモに限ったことではなくあらゆる同時作業(マルチタスク)が出来ないということです。例えば雑談をしながら仕事を進めるということもできません。話している間は仕事していません。。。(笑)
私の場合、30分、1時間と大きく時間が区切られていれば複数の仕事を並行して進められますが、人の話を聞きながらメモを取るような「完全な同時作業」は出来ません。話を聞きながらメモを取ろうとすると滅茶苦茶な文章になってしまったり人の話が頭に入らなくなります。
だから私の場合は一旦は頭の中に会話の内容を記憶しておき、話に区切りが付いたらまとめてメモするという方法を取ります。1対1なら会話を一時中断してもらうことも出来ますが、多人数だとそれも難しいですからね。。。
手先が器用・不器用と同じで、あらゆる要素に得意・不得意はあると思うんですよね。努力で改善されるケースもありますが基本的には先天的なものです。自分で物事を好転させる努力は必要ですが、「そういう人もいる」と周囲が理解することも大切だと思います。
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